時の彼方 ~30年前にタイムスリップ、時を超えた出会い~
今回は導入部分となります。非エロ内容なのでご了承ください。
いくら21世紀になったとはいえタイムマシンなんて実現するわけがないと思っていた。そんなものは空想の産物に過ぎない。もし実現するなら今頃未来から来た人間がそこらじゅうにいて大変なことになっているはずだ。
それなのに俺は今1985年にいる。1995年生まれの俺が1985年に20歳の青年として存在している。そんなことは起こり得ない、いわゆるタイムパラドックスだ。
「淳一さん、ただいま」
俺に三つ編みセーラー服姿の女子高校生がにこりと微笑んだ。
いくら21世紀になったとはいえタイムマシンなんて実現するわけがないと思っていた。そんなものは空想の産物に過ぎない。もし実現するなら今頃未来から来た人間がそこらじゅうにいて大変なことになっているはずだ。
それなのに俺は今1985年にいる。1995年生まれの俺が1985年に20歳の青年として存在している。そんなことは起こり得ない、いわゆるタイムパラドックスだ。
「淳一さん、ただいま」
俺に三つ編みセーラー服姿の女子高校生がにこりと微笑んだ。