マザコン息子 ~母に甘えたい息子の願望~
一人息子の龍太は私たち夫婦の期待に応え進学校、一流大学、一流企業へと順調に人生を歩んでいました。ですが上司のパワハラや過酷な労働に耐え切れず三か月で退社してしまったのです。それでも龍太ならきっとまた立ち上がれると私は信じていました。なぜなら母親の私が龍太のことを世界で一番理解しているからです。
会社を退職してから今年で6年、28歳になった龍太は自宅でパソコンを使った仕事をしていました。私にはそれがどんな仕事なのかよくわかりませんがいくらかのお金になり、わずかばかりの収入を得ていたのです。ですが到底自立できるお金を得ているわけではなく家計から少しばかりお小遣いも上げていました。「そうやって甘やかすから自立できないんだ」と夫には言われますけれどいまはお金を稼ぐことよりも社会と繋がっていられるならそれでいいと思っています。幸い、夫の収入がそれなりにあるため龍太の面倒を見るくらいはなんともないのです。
「ママ、3万円貰えないかな?」
ある日の夕方、龍太は申し訳なさそうに私に頼み込んできました。これまでも必要なものが欲しいときにはいつもお金をあげており3万円くらいであれば臆するような金額ではありません。ですが龍太の態度がとても気がかりでした。
「どうしたの?なにに使うの?」
「えっと・・・」
龍太は言葉に詰まり、たじろいでいます。緊張しているのか額からは汗が浮かび上がっていました。私もあまり責めては可哀そうだと思うものの例えば誰かに脅されているとかそういったトラブルでお金が必要だといっているのであれば一緒に警察に行くなどそういった助言をしてあげようと思っていたのです。
「龍ちゃん、教えてくれない?なにに使うの?」
「その・・・ふう・・・」
「え?」
龍太の顔が真っ赤になり声が小さくなっていきます」
「ふう・・・ぞく・・・行く」
うっすらと聞こえたその言葉を理解するにはやや時間が必要でした。「ふう・・・ぞく」が「風俗店」だと分かった時にはとても驚いて倒れてしまいそうになったのです。
「ちょっと、龍ちゃん!何言ってるの!そんなのだめよ。だめにきまってるじゃない!」
つい龍太に向かって声を荒げてしまいました。恥ずかしさで顔を真っ赤にしている龍太の瞳には涙が浮かんでおり、とても辛そうです。
まさか真面目な龍太がそんなところに行きたいなんて想像もしてきませんでした。それからなにか事情があるのかと思い、一息ついて冷静になった私は龍太に寄り添うように近づいて声を掛けたのです。
「急にどうしてそんなこと言い出したの?なにかったの?」
龍太は涙を流しながらしばらく黙っていました。それからゆっくりと口を開いたのです。
「SNSで同級生が結婚したりとか彼女がいるとか言ってるけど僕、彼女なんて出来たことがないし・・・女の人の手も握ったことがないんだ」
「そんなの気にしなくてもいいの。人と比べてることじゃないんだから。龍ちゃんにはきっと素敵な人が見つかるわよ」
「でもだんだん怖くなってきて・・・せめて童貞卒業したら自信つくかなって思ったんだ」
もう20代後半になれば結婚したり恋人がいるなんてめずらしくもないでしょう。それらを目にして不安になる龍太の気持ちもわからなくはありません。涙をこぼしながら訴える息子の頭を撫でてあげました。
「そうねえ。他の人たちと比べて焦りたくなるのはわかるけれど・・・風俗店なんてだめよ」
「どうして?」
「だって、あんなところお金で身体を売ってる人たちなのよ。そんな人たちとセックスするなんてママは許しません。怖い人がいたり病気になったりすることだってあるんだから」
「でももう耐えられないんだ。ずっと何年も迷って・・・うぅ、このままずっと童貞だったら嫌だよ」
一旦落ち着いていた龍太は再度俯いて嗚咽を交えながら泣きはじめました。母親としてとても見てはいられませんでした。こんなにも辛そうな息子の姿を放っておける母親なんているはずがありません。私は心の底で思っていたことを覚悟を決めて口にしました。
「ならママとしましょう」
「え?」
「ママとセックスするの?それで龍ちゃんは童貞じゃなくなるじゃない」
「ママと・・・僕が・・・」
「そうよ。嫌?」
涙を流し続けていた龍太はやや落ち着きを取り戻し、顔を上げてきました。28歳の愛らしい息子の顔を見て私は微笑みながら頭を撫でていったのです。
「本当にママと・・・いいの?」
「ええ、龍ちゃんのためならママそれくらいなんてことないから」
シャワーを浴び、龍太の部屋へと向かいました。まだ夫の帰宅までは時間が十分あり、しばらくはだれにも邪魔はされません。タオルを身体に巻いて部屋に向かう時、脚が震えてしまいました。冷静に考えれば息子とセックスをするなんてとても不道徳なことです。いつも正しくあれと説いてきた私がするのは間違ったことですが息子を慰めることができるのであれば今日くらいは、と自分に強く言い聞かせました。
「龍ちゃん、入るわね」
扉をノックしたものの返事はなく、そっと開いていくと龍太はベッドの上でパンツ一枚の姿で正座していました。扉の所から見ても緊張しているのがわかります。
タオル姿の私を一瞬見て顔を紅らめてまた視線を戻しました。
「隣、座るわね」
「うん、いいよ」
龍太には先にシャワーを浴びてもらい、部屋で待ってもらっていたのです。外から見えないようにカーテンをしっかり閉めておいてとお願いした通りカーテンは閉め切ってありました。
「緊張してるの?」
「うん」
隣に腰かけると龍太は正座して膝に付いた手が震えていました。その手をそっと握るとびくっと大きく跳ねたのです。なんとかリラックスさせなければと思いつつ、私も緊張してきました。
「ママも緊張してるのよ。セックスなんて・・・とても久しぶりだから」
「パパと・・・しないの?」
私は首を横に振りました。私と夫は今年で53歳、共に生真面目な性格であまり感情的になることがなく回数は多くなかったのです。龍太が産まれてからは一層減り、最後にしたのなんて20年以上前のことでしょう。
眼鏡を外してベッド脇に置くと龍太の頬に両手を当てていきました。
「龍ちゃん、こっちを向いて」
龍太の表情は強張っており、私が微笑んでも一向に和らぎはしません。
この子と今からセックスをするのだと思うと私も一気に不安が込み上げてきました。ですがこの子に成長してもらうためには私がその糧になってあげるしかないのです。
「目を閉じて、そのままでいて」
「うん、ママ・・・」
龍太は強く瞼を閉じてしまいました。それを見届けてから私も瞳を閉じ、顔を近づけていったのです。心臓が高鳴り、夫の時とは全く違う気分が込み上げてきました。
顔を近づけていき、やがて唇が龍太の唇と重なっていったのです。
「ん!!」
龍太は驚いて頭を後ろに動かそうとしましたが頬を掴んだ私は退こうとする頭を止め、唇を重ねてきます。子供のころに何度もこうしてキスをしましたがそれとは全く違う感触です。私のより大きくて硬い唇の感触をゆっくりと感じていきました。
「龍ちゃん、もういいわよ。目を開けて」
「うん、わかったよ」
顔を離していき、互いに目を開けていくと龍太は怯えた様子で私を見ていました。
「キス、したんだよね?」
「そうよ。いまママとキスしたの。気持ちよかった」
「・・・うん。はじめてのキスだったから」
「あら、子供の頃いっぱいしたじゃない」
「それとはなんだか違うんだ。胸がすごくドキドキした」
息子に「胸がドキドキした」と言われ私も胸の奥が高鳴りつつありました。ほどよく緊張が解れたのではないかと思い、私は身体に巻いていたタオルに手を付けていったのです。
「ママの裸、見て・・・もう53だから・・・そんなにいいものじゃないだろうけどこれが女の人の裸よ」
「え、ママ!」
龍太の顔が絵具を塗ったように真っ赤になっていきます。驚きながらも視線はしっかりと私の身体に向いていました。太ってはいないものの年相応に崩れたボディラインで小さな胸さえも乳首が下を向くほど弛んでいます。下の毛も処理しておらず決して若い男性が欲情するような代物ではないでしょう。
「だめだよ、ママ!」
龍太は股間を両手で抑え、前かがみの姿勢になって私から視線を外しました。私にはすぐに理由がわかり、外したタオルを置くと前かがみになった龍太の身体に背後から抱きつきました。
「セックスするんでしょう?恥ずかしがっていてはだめよ」
「でも、こんなの誰だって恥ずかしいよ。ママ!背中に・・・当たってるよ」
私の乳房が背に触れ、龍太は一層背を丸くしていきました。腹と膝の間から手を入れようとすると龍太に防がれましたがそれでも強引に手を入れていきます。すると指先に硬く温かい感触がしてきました。さらに力を入れて手を入れるとパンツから突きあがった部分が掌に当たってきたのです。
「ママ!」
大きくなっているそれがビクンを震え、先端に湿気を感じました。子供の頃とは違う大きなそれに私も戸惑いながら、手でさらに握っていきます。
「身体を起こして、お願い」
「恥ずかしいよ」
「でもこのままじゃなにもできないでしょう。ね?」
龍太はゆっくり上半身を起こしていきました。トランクスパンツからは破れそうなほど突きあがっています。その左右にそっと手を付けて下ろしていくと元気よく先端が現れました。真っ赤な大きな亀頭、真っ白で長い竿、その下には濃い毛の奥に玉が二つ見えます。大人になった息子ペニス、それも勃起した状態なのを目の当たりにして私は動揺が隠せなくなりました。
「まあ、すごく大きいじゃない」
「そんなに見ないで。やっぱりはずかしいよ」
「だーめ、良く見せて」
正座していた脚を崩させ、パンツを脱がして全裸にしました。大きく勃起しているのは私の裸を見たからでしょう。こんな年寄りの裸でこんなにも大きくしてくれたことに私は妙な高揚を感じました。
龍太の手を取って私の乳房へと触れさせていくとさらに気持ちが昂っていきます。
「おっぱい触りたくないの?」
「触りたい。揉んだりしてもいい?」
私が微笑むと龍太の指に少し力が入っていき弛んだ肉の塊を握り締めていきました。反対の手も私の乳房を触らせると何も言わずに龍太はその手も動かし、両手で私の乳房を揉んできます。
久しぶりのことでもありその手の温かさと感触で私も心地よさを感じていきました。
「うぅ・・んん・・・」
「ママ、止めた方がいい?」
「いいの。続けて」
心配そうにのぞき込む龍太にキスをすると龍太はようやく笑顔を見せ、両手を動かしていきました。指を広げ、全体を覆うようにして揉まれていくとますます高揚していきます。老いたとはいえわたしもまだまだ女なのだと自覚しました。
「はぁ、ママ!ママ!」
「いいのよ。もっと続けて」
互いに緊張が薄らぎ、興奮が沸き上がってきて龍太の手の動きは荒々しくなっていきました。時折顔を寄せ合い、何度もキスを交わし、龍太も何度も求めてきます。初々しい龍太の反応が可愛らしく私もさらに夢中になって唇を当ててきました。
「ほら龍ちゃん、こっちはどう?」
「うぅ!だめ、気持ちいい」
勃起しているペニスにそっと触れると龍太は上ずった声を上げ身体を震わせました。すでに汁がわずかばかり垂れだし、いまにも射精してしまうのではないかというほどの状態です。
それを見ていると下半身の奥もむずむずしてきてしまいます。そいっと龍太に気づかれないようにそっと指先で股を触れていきました。深く触れていくと濡れていることが分かり自分でも驚いてしまったのです。思ったよりも早く、さらにしっかりと濡れていることに戸惑いつつもこれで龍太を迎えられると安心しました。
「龍ちゃん、ベッドに寝て」
枕に頭を乗せて仰向けになった龍太は私を見上げ、ペニスもしっかりと上を向いています。その上に跨り龍太を見下して一旦深呼吸しました。
「ママのここ見える?」
私の毛に覆われた股を指さすと龍太の視線がそこに向けられました。その視線でますます私の奥は熱くなっていきます。
「ここに今から龍ちゃんのを入れるの」
「本当にママとするんだね」
「龍ちゃんこそ本当にいい?ママがはじめてで・・・いい?」
「いいよ!僕、ママが好きだから。ママ、僕の童貞貰ってください」
その言葉に脳が蕩けてしまいそうなほど心地よくなってしまいます。こんなふしだらなこと許されるわけがないのにもう身体は欲しくて堪りません。
避妊具などこの家にあるはずもなく生身のままのペニスに腰を下ろしていきます。より一層、緊張と興奮している私の割れ目へと龍太のペニスが入っていきました。硬い亀頭が閉じきっていた谷間へと当たり、さらに深い穴へと入り込んでくるのです。
「ううぅ!ママ!なにか当たってる」
「我慢して。もうちょっとだから」
龍太ははじめてのことに興奮し、中でペニスが激しく震えています。それに膣で感じながらさらに腰を下ろしていきました。膣に擦れて暴れるペニスについ感じてしまいそうになるのに堪えながら下ろしていき、尻が龍太の腰へと当たりついに根元まで私の中へと入ってのです。
「龍ちゃん、もうママの中に入ってるの」
「ママ、ありがとう。ママ!」
龍太はまた泣いていました。けれどそれはうれし涙です。見ていると私もとても嬉しくていつの間にか涙が溢れ出てきてしまいました。こんなにも喜んででもらえるとは思えず親として本当に幸せです。
ゆっくりと腰を上下に振り動かし、ペニスが出入りしはじめると龍太は苦しそうな表情で息を上げていました。
「マ、ママ・・・もし出ちゃったら赤ちゃんできちゃうんだよね」
「大丈夫、きちんと洗えば大丈夫から・・・」
まだ上がってはいないもののこの年で子供ができる可能性なんてほぼありません。龍太が喜んでくれるのであればこのまま中に出してもらうつもりです。
「ママ、出ちゃいそう・・・」
「龍ちゃんがんばって!ママも頑張る!」
必死に私に向かって両手を上げてきて私はその手を握りしめました。その時何も考えずについ指を絡めた恋人繋ぎをしてしまったのです。互いに指に力を入れて握り合い、それは互いの気持ちの昂りそのものでした。
息子のベッドの上で大きく全身を振り動かし、中でいまにも爆発しそうなペニスに膣を擦り付けていきました。
「ああ!出る!ママ、ママぁ!!」
大声を上げた龍太が腰を上げ、私の中で温かい液体が広がってきます。息子の精液がじっとりと老いた肉に染み込み、蕩けてしまいそうです。
「んん!いいわ!出して!遠慮しないで思いっきり出して!」
「うう、ママぁ!!!」
中で荒々しくペニスが暴れ、精液はさらに噴き出してきました。若いその熱気が私の身体にも広がり一気に全身が燃えるように熱くなっていきます。踏ん張っている脚が震え、神経が痺れて止まりません。
「うぅ!!龍太ぁ!!」
ガクガクと全身が震えはじめ、ついに私も果ててしまったのです。数十年ぶりの絶頂でした。息子がその快楽を思い出させてくれたのです。
龍太が私にその快楽を与えてくれたことに感謝せずにはいられません。
「ママ、ありがとう。大好きだよ」
「龍ちゃん、ママも大好き。大好きよ」
繋がったまま上半身を起こした龍太は私に抱きついてきました。互いに涙を流しながら互いの背に腕をまわしてしっかりと抱き合っています。
息子とセックスをしてよかったと思っており後悔はありません。私はこれまで以上に息子、龍太のことを愛おしいと思えるようになりました。
「ママ、3万円貰えないかな?」
ある日の夕方、龍太は申し訳なさそうに私に頼み込んできました。これまでも必要なものが欲しいときにはいつもお金をあげており3万円くらいであれば臆するような金額ではありません。ですが龍太の態度がとても気がかりでした。
「どうしたの?なにに使うの?」
「えっと・・・」
龍太は言葉に詰まり、たじろいでいます。緊張しているのか額からは汗が浮かび上がっていました。私もあまり責めては可哀そうだと思うものの例えば誰かに脅されているとかそういったトラブルでお金が必要だといっているのであれば一緒に警察に行くなどそういった助言をしてあげようと思っていたのです。
「龍ちゃん、教えてくれない?なにに使うの?」
「その・・・ふう・・・」
「え?」
龍太の顔が真っ赤になり声が小さくなっていきます」
「ふう・・・ぞく・・・行く」
うっすらと聞こえたその言葉を理解するにはやや時間が必要でした。「ふう・・・ぞく」が「風俗店」だと分かった時にはとても驚いて倒れてしまいそうになったのです。
「ちょっと、龍ちゃん!何言ってるの!そんなのだめよ。だめにきまってるじゃない!」
つい龍太に向かって声を荒げてしまいました。恥ずかしさで顔を真っ赤にしている龍太の瞳には涙が浮かんでおり、とても辛そうです。
まさか真面目な龍太がそんなところに行きたいなんて想像もしてきませんでした。それからなにか事情があるのかと思い、一息ついて冷静になった私は龍太に寄り添うように近づいて声を掛けたのです。
「急にどうしてそんなこと言い出したの?なにかったの?」
龍太は涙を流しながらしばらく黙っていました。それからゆっくりと口を開いたのです。
「SNSで同級生が結婚したりとか彼女がいるとか言ってるけど僕、彼女なんて出来たことがないし・・・女の人の手も握ったことがないんだ」
「そんなの気にしなくてもいいの。人と比べてることじゃないんだから。龍ちゃんにはきっと素敵な人が見つかるわよ」
「でもだんだん怖くなってきて・・・せめて童貞卒業したら自信つくかなって思ったんだ」
もう20代後半になれば結婚したり恋人がいるなんてめずらしくもないでしょう。それらを目にして不安になる龍太の気持ちもわからなくはありません。涙をこぼしながら訴える息子の頭を撫でてあげました。
「そうねえ。他の人たちと比べて焦りたくなるのはわかるけれど・・・風俗店なんてだめよ」
「どうして?」
「だって、あんなところお金で身体を売ってる人たちなのよ。そんな人たちとセックスするなんてママは許しません。怖い人がいたり病気になったりすることだってあるんだから」
「でももう耐えられないんだ。ずっと何年も迷って・・・うぅ、このままずっと童貞だったら嫌だよ」
一旦落ち着いていた龍太は再度俯いて嗚咽を交えながら泣きはじめました。母親としてとても見てはいられませんでした。こんなにも辛そうな息子の姿を放っておける母親なんているはずがありません。私は心の底で思っていたことを覚悟を決めて口にしました。
「ならママとしましょう」
「え?」
「ママとセックスするの?それで龍ちゃんは童貞じゃなくなるじゃない」
「ママと・・・僕が・・・」
「そうよ。嫌?」
涙を流し続けていた龍太はやや落ち着きを取り戻し、顔を上げてきました。28歳の愛らしい息子の顔を見て私は微笑みながら頭を撫でていったのです。
「本当にママと・・・いいの?」
「ええ、龍ちゃんのためならママそれくらいなんてことないから」
シャワーを浴び、龍太の部屋へと向かいました。まだ夫の帰宅までは時間が十分あり、しばらくはだれにも邪魔はされません。タオルを身体に巻いて部屋に向かう時、脚が震えてしまいました。冷静に考えれば息子とセックスをするなんてとても不道徳なことです。いつも正しくあれと説いてきた私がするのは間違ったことですが息子を慰めることができるのであれば今日くらいは、と自分に強く言い聞かせました。
「龍ちゃん、入るわね」
扉をノックしたものの返事はなく、そっと開いていくと龍太はベッドの上でパンツ一枚の姿で正座していました。扉の所から見ても緊張しているのがわかります。
タオル姿の私を一瞬見て顔を紅らめてまた視線を戻しました。
「隣、座るわね」
「うん、いいよ」
龍太には先にシャワーを浴びてもらい、部屋で待ってもらっていたのです。外から見えないようにカーテンをしっかり閉めておいてとお願いした通りカーテンは閉め切ってありました。
「緊張してるの?」
「うん」
隣に腰かけると龍太は正座して膝に付いた手が震えていました。その手をそっと握るとびくっと大きく跳ねたのです。なんとかリラックスさせなければと思いつつ、私も緊張してきました。
「ママも緊張してるのよ。セックスなんて・・・とても久しぶりだから」
「パパと・・・しないの?」
私は首を横に振りました。私と夫は今年で53歳、共に生真面目な性格であまり感情的になることがなく回数は多くなかったのです。龍太が産まれてからは一層減り、最後にしたのなんて20年以上前のことでしょう。
眼鏡を外してベッド脇に置くと龍太の頬に両手を当てていきました。
「龍ちゃん、こっちを向いて」
龍太の表情は強張っており、私が微笑んでも一向に和らぎはしません。
この子と今からセックスをするのだと思うと私も一気に不安が込み上げてきました。ですがこの子に成長してもらうためには私がその糧になってあげるしかないのです。
「目を閉じて、そのままでいて」
「うん、ママ・・・」
龍太は強く瞼を閉じてしまいました。それを見届けてから私も瞳を閉じ、顔を近づけていったのです。心臓が高鳴り、夫の時とは全く違う気分が込み上げてきました。
顔を近づけていき、やがて唇が龍太の唇と重なっていったのです。
「ん!!」
龍太は驚いて頭を後ろに動かそうとしましたが頬を掴んだ私は退こうとする頭を止め、唇を重ねてきます。子供のころに何度もこうしてキスをしましたがそれとは全く違う感触です。私のより大きくて硬い唇の感触をゆっくりと感じていきました。
「龍ちゃん、もういいわよ。目を開けて」
「うん、わかったよ」
顔を離していき、互いに目を開けていくと龍太は怯えた様子で私を見ていました。
「キス、したんだよね?」
「そうよ。いまママとキスしたの。気持ちよかった」
「・・・うん。はじめてのキスだったから」
「あら、子供の頃いっぱいしたじゃない」
「それとはなんだか違うんだ。胸がすごくドキドキした」
息子に「胸がドキドキした」と言われ私も胸の奥が高鳴りつつありました。ほどよく緊張が解れたのではないかと思い、私は身体に巻いていたタオルに手を付けていったのです。
「ママの裸、見て・・・もう53だから・・・そんなにいいものじゃないだろうけどこれが女の人の裸よ」
「え、ママ!」
龍太の顔が絵具を塗ったように真っ赤になっていきます。驚きながらも視線はしっかりと私の身体に向いていました。太ってはいないものの年相応に崩れたボディラインで小さな胸さえも乳首が下を向くほど弛んでいます。下の毛も処理しておらず決して若い男性が欲情するような代物ではないでしょう。
「だめだよ、ママ!」
龍太は股間を両手で抑え、前かがみの姿勢になって私から視線を外しました。私にはすぐに理由がわかり、外したタオルを置くと前かがみになった龍太の身体に背後から抱きつきました。
「セックスするんでしょう?恥ずかしがっていてはだめよ」
「でも、こんなの誰だって恥ずかしいよ。ママ!背中に・・・当たってるよ」
私の乳房が背に触れ、龍太は一層背を丸くしていきました。腹と膝の間から手を入れようとすると龍太に防がれましたがそれでも強引に手を入れていきます。すると指先に硬く温かい感触がしてきました。さらに力を入れて手を入れるとパンツから突きあがった部分が掌に当たってきたのです。
「ママ!」
大きくなっているそれがビクンを震え、先端に湿気を感じました。子供の頃とは違う大きなそれに私も戸惑いながら、手でさらに握っていきます。
「身体を起こして、お願い」
「恥ずかしいよ」
「でもこのままじゃなにもできないでしょう。ね?」
龍太はゆっくり上半身を起こしていきました。トランクスパンツからは破れそうなほど突きあがっています。その左右にそっと手を付けて下ろしていくと元気よく先端が現れました。真っ赤な大きな亀頭、真っ白で長い竿、その下には濃い毛の奥に玉が二つ見えます。大人になった息子ペニス、それも勃起した状態なのを目の当たりにして私は動揺が隠せなくなりました。
「まあ、すごく大きいじゃない」
「そんなに見ないで。やっぱりはずかしいよ」
「だーめ、良く見せて」
正座していた脚を崩させ、パンツを脱がして全裸にしました。大きく勃起しているのは私の裸を見たからでしょう。こんな年寄りの裸でこんなにも大きくしてくれたことに私は妙な高揚を感じました。
龍太の手を取って私の乳房へと触れさせていくとさらに気持ちが昂っていきます。
「おっぱい触りたくないの?」
「触りたい。揉んだりしてもいい?」
私が微笑むと龍太の指に少し力が入っていき弛んだ肉の塊を握り締めていきました。反対の手も私の乳房を触らせると何も言わずに龍太はその手も動かし、両手で私の乳房を揉んできます。
久しぶりのことでもありその手の温かさと感触で私も心地よさを感じていきました。
「うぅ・・んん・・・」
「ママ、止めた方がいい?」
「いいの。続けて」
心配そうにのぞき込む龍太にキスをすると龍太はようやく笑顔を見せ、両手を動かしていきました。指を広げ、全体を覆うようにして揉まれていくとますます高揚していきます。老いたとはいえわたしもまだまだ女なのだと自覚しました。
「はぁ、ママ!ママ!」
「いいのよ。もっと続けて」
互いに緊張が薄らぎ、興奮が沸き上がってきて龍太の手の動きは荒々しくなっていきました。時折顔を寄せ合い、何度もキスを交わし、龍太も何度も求めてきます。初々しい龍太の反応が可愛らしく私もさらに夢中になって唇を当ててきました。
「ほら龍ちゃん、こっちはどう?」
「うぅ!だめ、気持ちいい」
勃起しているペニスにそっと触れると龍太は上ずった声を上げ身体を震わせました。すでに汁がわずかばかり垂れだし、いまにも射精してしまうのではないかというほどの状態です。
それを見ていると下半身の奥もむずむずしてきてしまいます。そいっと龍太に気づかれないようにそっと指先で股を触れていきました。深く触れていくと濡れていることが分かり自分でも驚いてしまったのです。思ったよりも早く、さらにしっかりと濡れていることに戸惑いつつもこれで龍太を迎えられると安心しました。
「龍ちゃん、ベッドに寝て」
枕に頭を乗せて仰向けになった龍太は私を見上げ、ペニスもしっかりと上を向いています。その上に跨り龍太を見下して一旦深呼吸しました。
「ママのここ見える?」
私の毛に覆われた股を指さすと龍太の視線がそこに向けられました。その視線でますます私の奥は熱くなっていきます。
「ここに今から龍ちゃんのを入れるの」
「本当にママとするんだね」
「龍ちゃんこそ本当にいい?ママがはじめてで・・・いい?」
「いいよ!僕、ママが好きだから。ママ、僕の童貞貰ってください」
その言葉に脳が蕩けてしまいそうなほど心地よくなってしまいます。こんなふしだらなこと許されるわけがないのにもう身体は欲しくて堪りません。
避妊具などこの家にあるはずもなく生身のままのペニスに腰を下ろしていきます。より一層、緊張と興奮している私の割れ目へと龍太のペニスが入っていきました。硬い亀頭が閉じきっていた谷間へと当たり、さらに深い穴へと入り込んでくるのです。
「ううぅ!ママ!なにか当たってる」
「我慢して。もうちょっとだから」
龍太ははじめてのことに興奮し、中でペニスが激しく震えています。それに膣で感じながらさらに腰を下ろしていきました。膣に擦れて暴れるペニスについ感じてしまいそうになるのに堪えながら下ろしていき、尻が龍太の腰へと当たりついに根元まで私の中へと入ってのです。
「龍ちゃん、もうママの中に入ってるの」
「ママ、ありがとう。ママ!」
龍太はまた泣いていました。けれどそれはうれし涙です。見ていると私もとても嬉しくていつの間にか涙が溢れ出てきてしまいました。こんなにも喜んででもらえるとは思えず親として本当に幸せです。
ゆっくりと腰を上下に振り動かし、ペニスが出入りしはじめると龍太は苦しそうな表情で息を上げていました。
「マ、ママ・・・もし出ちゃったら赤ちゃんできちゃうんだよね」
「大丈夫、きちんと洗えば大丈夫から・・・」
まだ上がってはいないもののこの年で子供ができる可能性なんてほぼありません。龍太が喜んでくれるのであればこのまま中に出してもらうつもりです。
「ママ、出ちゃいそう・・・」
「龍ちゃんがんばって!ママも頑張る!」
必死に私に向かって両手を上げてきて私はその手を握りしめました。その時何も考えずについ指を絡めた恋人繋ぎをしてしまったのです。互いに指に力を入れて握り合い、それは互いの気持ちの昂りそのものでした。
息子のベッドの上で大きく全身を振り動かし、中でいまにも爆発しそうなペニスに膣を擦り付けていきました。
「ああ!出る!ママ、ママぁ!!」
大声を上げた龍太が腰を上げ、私の中で温かい液体が広がってきます。息子の精液がじっとりと老いた肉に染み込み、蕩けてしまいそうです。
「んん!いいわ!出して!遠慮しないで思いっきり出して!」
「うう、ママぁ!!!」
中で荒々しくペニスが暴れ、精液はさらに噴き出してきました。若いその熱気が私の身体にも広がり一気に全身が燃えるように熱くなっていきます。踏ん張っている脚が震え、神経が痺れて止まりません。
「うぅ!!龍太ぁ!!」
ガクガクと全身が震えはじめ、ついに私も果ててしまったのです。数十年ぶりの絶頂でした。息子がその快楽を思い出させてくれたのです。
龍太が私にその快楽を与えてくれたことに感謝せずにはいられません。
「ママ、ありがとう。大好きだよ」
「龍ちゃん、ママも大好き。大好きよ」
繋がったまま上半身を起こした龍太は私に抱きついてきました。互いに涙を流しながら互いの背に腕をまわしてしっかりと抱き合っています。
息子とセックスをしてよかったと思っており後悔はありません。私はこれまで以上に息子、龍太のことを愛おしいと思えるようになりました。
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト