[官能小説] 熟女の園 宇宙軍漂流記 ~未開の惑星のアダムとイブ~
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宇宙軍漂流記 ~未開の惑星のアダムとイブ~

 洞窟の外が明るくなっくきて夜が明けようとしていた。降り続いていた雨はいつの間にか止んで森は静まり返っている。いつの間にか眠っていた俺は目を覚ますと、雲の間から垣間見える美しい朝日に見惚れていた。

「んん・・・いつの間にか眠ってしまったな」

「おはようベラ」

 俺の腕の中で眠っていた女が目を覚ました。裸でうずくまる彼女をやさしく抱いて唇にキスをした。彼女は目をつぶって俺のキスを受け止めてくれている。俺たちが愛し合ったのは夢ではなかった。

 帝国軍の戦場の魔女とまで言われたベラ・ハン・アードラー少将と二等兵の俺は肉体関係を持ってしまった。最初は性処理道具として扱っていたが次第に「女」として見てしまうようになり心を奪われていった。将軍も俺を「男」として見るようになっていた。
 二人きりで適地の真ん中、いつ死ぬかわからない状況で快楽のままに互いの体を求めあうのは自然なことだったのだと思う。

「ああ、なんて気分がいいんだ」

「そうだな。裸で外に出るなんて恥ずかしいが・・・気分はいいな」

 俺たちは洞窟を出て雨上がりの森を散策することにした。服も靴も履くことなく裸のままで手をつないで二人で森を歩くのはすごく新鮮だ。足に伝わってくる濡れた草と土の感触が気持ちいい、青い草木の匂いも気持ちいい。文明社会では知ることができないことばかりで、何もかもが新鮮で感動に満ち溢れていた。その感動を愛する人と体験できることがさらに心地よくさせてくれた。

「ベラとこうしていられるだけで幸せだ」

「ふっ・・・私も今そう思っていた。お前と一緒に入れて幸せだアラム」

 恐ろしい将軍が笑みを浮かべて指を絡めて手を繋いでいる。17歳の俺と50歳も年が離れているというのに俺たちはまるで恋人同士のようだ。いや、俺たちは恋人同士に今となっては他ならない。この星で支え合い、愛おしい存在と思うようになっていた。

 森を進んでいくと小さな池を見つけた。その水面に山々が反射していてまるで鏡のようだ。手をつけるとひんやりとした冷たさが伝わってくる。汗や体液で汚れきっていた俺たちはその池の水で体を洗うことにした。

「体を洗うなんて久しぶりだな。気持ちいい」

 池に浸かって濡れた髪をかき上げるベラの仕草がとても色っぽい。濡れた肌が朝日に照らされて輝いていてとても美しかった。

「今のベラすごく綺麗だ。まるで神話の女神・・・のようだ」
 ベラは俯いて少し気恥ずかしそうにはにかんでいた。それは初めて見る表情でとても女らしく思えた。

「すごく恥ずかしい。私が女神だなんて・・・」

 俺はベラに近づいて行って彼女の腕を掴んでしっかりと顔を見つめた。ベラは俺の急な行動に驚いて俺の顔を見つめてきた。

「ベラは俺の女神だ。この星の女神だよ」

「うれしいよ。アラム」

 ベラを腕で包み込んで抱きしめた。するとベラも俺の胸に体を寄せて背中に腕を回して抱きしめてきた。俺の腕の中には50歳年上の女神さまがいた。


 池から上がって真っ青な草の上で横になりお互いの性器を舐めあった。互い違いの体勢でお互いを思うようにやさしく口で性器に口を付ける。ベラは俺のチンポを口の中で包み込み、吸引しながら頭を振り動かした。俺はベラのマンコに舌を入れて奥まで舐めまくった。俺の唾液とベラのマンコ汁が混ざって粘りながら中で極上のスープを作り上げていく。

「ベラのマンコいい匂いがする。極上のメスの匂いだ」

「アラムのチンポだってオスの匂いがプンプンする」

 ベラの舌使いにチンポがビクっと反応してしまう。ベラは発情したメス以外の何物でもない。俺と交尾したがっている。そして俺もベラと交尾したくてもう止まらない。

「行くぞ。それ、うぅ!」

「おおぅ・・・アラムゥ、入れて」

 草の上で四つん這いになったベラに乗って後ろから挿入した。反り返ったチンポがベラの中できつく擦れながら奥へと入っていく。67歳の四つん這いになったメスを上から見下ろしながら腰を前へと動かしていく。

「ベラ気持ちいい。マンコ気持ちいいぞ!うおおお!!」

「そんな大声出さなくても・・・」

「何言ってるんだ。俺たちはこの星で唯一の人間だ。遠慮なんて必要ない。オスとメスとして生きている悦びを味わう」

「生きている悦び・・おおぉ・・・ほおぉお!」

 俺たちは森の中で大声で交じり合った。なんの遠慮もなく声をだしてベラの体の上に乗って腰を振り動かすとこの上なく気持ちよかった。

「ふおおおぉ!奥に来る、チンポ擦れてる。ひいい!いい!!」

 ベラも大声を上げて俺を受け止めて快感に身を委ねている。もうやめることなどできない。もっと堕ちるところまで堕ちてしまいたい。

「ベラ、俺はお前がいてくれればいい。お前を愛してる。ずっとこうやっていたい」

「私もだ。軍にいるよりも・・・お前といるほうがいい。アラム、私もお前を心の底から愛してる」

 二人の唾液と体液が交じり合った液体がベラのマンコの中で混ざり合い、俺のチンポでかき回している。ぐちょぐちょといやらしい音を立てて混ざり合う音が聞こえてきている。

「救援なんて来なくていい。帝国に帰れなくてもいい。俺はベラがいてくれればいいんだ。ベラ、ここで俺と暮らそう。お前をずっと守りたい


「ああ、私も・・・アラムといたい」

「ううぅ、ベラ・・・ありがとう。これまでのことは何もかも捨ててくれ。軍人であることも、将軍であることも・・・ここではお前はただのメスだ」

「は、はい。私はただのメス・・・もう人間であることも辞める。私は獣のメスだ」

「ベラは獣のメス、俺たちは獣・・・獣同士の交尾だ」

 人としての品位も理性も知性も捨てて肉欲のままに肉体をぶつけ合った。背中からベラの胸に手を伸ばして乳首を指で挟んで、そのまま乳房を揉みまくった。そして首や肩に舌を這わせて舐めながら腰を強く前へと突き動かした。

「あんっ、気持ちいっ・・・ひぃ・・あひぃぃ!」

 ベラは俺の下で四つん這いになって腰を前後に振り動かしてチンポを受け止めている。言葉にならないメスの鳴き声を上げてよがり喜んでいた。高い知性を持ち、宇宙で最も恐れられる女将軍の姿は微塵もない。知性のかけらもない野獣へと落ちていた。
 野性味溢れるメスに俺の興奮は治まらず、チンポにますます力が注ぎ込まれていく。

「うぅぅ・・ベ、ベラ・・・出すぞ、出すぞぉ!メスマンコに出すっ!」

「ふぎいぃぃ!!」

 ベラの中に思いきり精子を放った。
 ベラは精子を注がれると絶叫して股から液体を零した。ジョボジョボと垂れ出る液体からは鼻をつく匂いが漂ってくる。快感に耐えられず失禁してしまっている。ションベンを垂らしながらも背をそらして声を上げて喜んでいた。

「ほおおぉ!!いいいぃぃ!!」

「ベ、ベラァァ」

 射精したばかりだというのに中ですぐに勃起してしまった。再び硬くなったチンポで慣れ親しんだ67歳のメスのマンコを貫いていく。

「俺、ベラと子供作りたい。お前に俺の子供を孕んでほしい」

 相手の実年齢は67歳、しかし俺の心の奥深くから子供が欲しいという欲求が湧き出してくる。交尾の本質は子作り、それを肉体は知っているからこそ子を作れという命令が体に流れてくる。

「俺たちはこの星で新しい人生をはじめよう。野生の獣として自然に還って行こう。それから子孫を残していくんだ」

「アラム、私もだ。アラムの子供が欲しい。子孫を残すために交尾を何度もしよう」

「ベラァ」

 太陽が高くなり俺たちの体を直射日光で焼いていく。日に照らされながら俺たちの交尾はますます燃え上がった。子作りを意識すればするほどチンポの刺激が増していく。ベラはしっかりとチンポを締め付けて離してくれない。彼女も子供を欲している。

「また出る・・・出すぞ。ベラを孕ませる!」

「ああん、来てぇ・・・中に出して、アラムの精子で妊娠させて!」

 全身に電撃が走り体がバラバラになりそうだ。意識を失ってしまいそうなくらいの刺激を受けながらベラの中に射精していく。これまでで最高の射精で量も際限なく出続けた。


 気が付くと草の上でベラと抱き合って倒れていた。愛おしいメスになったベラの汗ばんだ額をなでてそっとキスをした。

 その時、大きなエンジン音が聞こえて俺たちの頭上を大きな影が横切って行った。俺たちを探し続けていたドローンだ。夜が明けて再び探しに来たらしかった。ぐったりとしたベラをしっかりと抱きしめた。

「ベラは俺が守るからな」

 そう思いつつドローンの姿を見つけて目で追うと稜線を這うように飛んで爆弾を落とすのが見えた。大きな爆発音と衝撃波が襲ってくる。落ちた場所は俺たちとそれほど離れていない。

「アラム、あそこは私たちがいた洞窟だ。見つかってしまったんだ。逃げよう」

 俺たちは立ち上がってともに森の中を駆け抜けていった。もはや乗り物も武器もなにも持っておらず裸になってしまい戦うことさえできない。ただ逃げるのが精いっぱいだった。

「危ない!」

 目の前に黒い物体が降りてくるのがわかった。俺たちに気が付いたドローンが先回りして行く手を阻んでいた。もはやこれまでかと思いベラを抱きしめて覚悟を決めた。

「え?どういうこと?」

 ドローンは俺たちを確かに捉えていた。しかし、すぐに飛び去って行った。

「助かったのか・・・」

 ドローンは人工物に反応しているのかもしれない。だから武器や服が置いてあった洞窟を爆破して何も身に着けていない俺たちを敵と認識できず攻撃しなかったのかもしれない。どうであれ俺とベラは命拾いすることができた。
 そして以来ドローンを見ることはなくなった。もしかするとこの惑星から撤退してしまったのかもしれない。誰からも見向きもされない未開の星に二人きり、文明世界のモノを何も持たない俺たちは原始人だった。帝国軍の将軍と兵士だということは誰にも分らなくなっている。

 ベラとともに大自然の一部となり獣として生きていく。そして俺たちはこの星で新たな人類の起源となっていくことになる。
(完)

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