[官能小説] 熟女の園 アイドル
2ntブログ

アイドル

 これはごく平凡な主婦の話です。どこにでもいそうな、見かけは地味で魅力はなくお金持ちでもなければ有名でもないただのおばさんの話です。



 58歳になる私はなにも特別なことなど持ち合わせていない女です。夫とは30年以上前に知り合いを通じて出会い、結婚しました。夫もごく普通のサラリーマンで私たち家族を養ってきて酒もほどほどにしか飲まない立派な人です。2人の子供たちも道を踏み外すことなく立派に成長し、いまではそれぞれ家を出て生活しています。娘は結婚し孫もできました。息子のほうはまだ独身ですがサラリーマンとして働いています。
 真面目な夫と子供たちに恵まれ、トラブルの種などなにもない平穏な人生を送らせてもらっていました。それはとても恵まれたことかもしれません。ですが60を過ぎた今、人生を振り返るとなんだか物足りなさを感じてしまうのです。


「いってらっしゃい。今日は傘を持っていったほうがいいですよ」

「ありがとう。行ってくるよ」

 夫の頭頂部はすっかり薄くなり、残っている髪も白くなってきていました。若いころから地味だった夫は年を取るとより貧相な風貌に見えてしまいます。愛用の傘を差しだすと受け取り、ゆっくりとした動きで玄関扉を開け、出勤していきました。
 夫が家を出て扉が静かにしますと家の中は一気に静けさが漂ってきます。一軒家のなかにいるのは私一人、他にはだれもいません。

「今日は“あの日”だから早く用意しないと」

 朝の家事をするのももう慣れたもので手早く済ませると2階へと上がっていきました。かつて息子が使っていた部屋、そこはいまは空き部屋となり物置となっています。夫は二階に上がってくることはほぼないためここがどうなっているのかを知る由もありません。
 元息子の部屋の扉を開けるとカーテンがしっかりと閉められた暗い室内にパソコンやビデオカメラなどが置いてあります。

「もうすぐ時間になる。今日はどうしよう」

 クローゼットをあけるとそこにはチャイナドレスやセーラー服といったものから透けて肌が見えてしまうような卑猥下着まで様々なものが用意されています。それらは夫には一切見せたことのないものです。
 私はその中から黒いブラとショーツを選びました。着ていた服を脱ぎ、その下着へと着替えていきます。乳首と股の部分だけを最低限隠すそれは下着と呼んでいいものかさえもわかりません。
 着替え終わるとパソコンの電源を入れました。

「今日ももうたくさん集まっているようね」

 画面を見ると気持ちが高揚していきます。カメラを三脚の上にセットしてベッドのほうへと向け、私は仮面を被るとカメラの正面であるベッドの上へと上がりました。

「みなさん、こんにちは。変態おばさんのアケミです」



 ネット配信というものを知ったのはスマホで偶然見た記事でした。個人でも動画配信ができるとは知っていましたが、昨今はアダルト物も個人で出しているということには驚きました。そしてそれらを普段は普通の生活を送っている主婦やOLがしているというのです。それを知った途端、急にそういった世界が身近に感じました。慣れないながらも記事の内容を元に調べていくと本当に配信しているサイトを見つけてしまったのです。そこにはいろいろな女性、もしくは男女が普通の動画サイトでは配信できないような内容のものを配信していたのです。
 さらに驚いたのは私よりもずっと年上で、還暦をとっくにすぎた人もいたということです。肉体だって決して整っておらず弛み切っているというのにはじらうことなく全裸を見せ、自慰をしているところなども公開していました。そんな動画がなんと数十万再生され多くの人から支持されていたのです。
 全員が美しい肉体をしているわけではなく見た目がよくない人も多々います。それでも多くの視聴数、熱いコメントが書かれていて彼女たちはスターのような存在として持て囃されていました。
 ひょっとすると私も、そのサイト見ているとそんな気持ちがわずかに湧いてきてしまいました。
 最初はスマホで肌を少しだけ撮った短い動画を上げたのです。自分の肉体が不特定多数に晒され、いやらしい目で見られていると私の奥でこれまで経験したことのない興奮を覚えました。視聴数は少なかったですがそれでも確実に他人に見られたということが私にはとても重要なことだったのです。それから少しずつ胸や尻、さらには全身さえも見せていくと視聴数はうなぎ上りに増えていきコメントもついてきました。

「ただのおばさんの私にこんなにも、みんなが見てくれてるなんて」

 小さいころから目立たず、地味な存在だった私が動画ではスターのように男たちから熱い眼差しを向けられていることに私はとても胸が躍りました。一度勢いがつけばもう後戻りなどできるはずもなく私の動画はどんどん過激になっていきあっという間にサイト内でも有名な存在へとなっていったのです。

「今日もこんな昼間からライブ配信見てくれてありがとう。お昼休み中に見てるのかな?お仕事の疲労を私の動画で癒していってね」

 そういう間にコメント欄には次々とコメントが溢れていきました。
 夫のいない平日、週に一度こうしてライブ配信をするのが今の私の日課です。リアルタイムで来るコメントや視聴数の乱高下は事前録画では得難い興奮を得られるのです。

「ふふ、仕事なんてしてないって?じゃあ一日中オナニーしてるの?変態さんたち。私と同じじゃない」

 視聴者を煽るような言葉遣いをしながらマスク越しにカメラを見つめ、自分の股に手を当てました。プロレスのマスクのように目元と口元しか露出していないため私の顔がわかることはありません。その眼や唇も普段はしないような濃いマスカラにアイシャドウ、真っ赤な口紅をして普段と印象を変えてあります。
 股に手を当てると指を割れ目へと当てていきました。演技ではなく本当に感じるくらい指を強く当てていき、自然と声が出てしまいます。

「ああん・・・マンコに指が食い込むの」

 脚をM字に開き股をカメラに向かって突き出しながら指を擦り付けました。コメントはさらに増え、視聴数もいまは1万人以上が見ています。

「ほら、ここ。ここをこうすると・・・んん!感じる」

 もう片方の手で乳房を揉みながら指を素早く、強く股を刺激し続けました。脱いでほしいというコメントがありますがまだ脱ぎはしません。私は“彼ら”との付き合い方を知り、ほどほどにじらしているのです。

「もう濡れてきてる。見える?下着が濡れてる。ほら、おばさんのエロ汁の染み」

 指先で擦って湿っている部分をカメラに見せました。その向こうで1万人の人が見ているのだと思うと私は身体が熱くなっていきます。ショーツの中へと手を入れて膣へと指を入れて自慰を続けていきました。

「はぁはぁ、気持ちいい。今すごく気持ちいいところに・・・ああ!いい!」

 敏感な部分に指が触れ、腰が小刻みに震えてしまいます。ますます中は濡れていき指の動きも強くなっていきます。自慰なんて動画を始める前はもっと拙いものだったのが今では激しく手を動かし、簡単にいかせてしまうほどになってしまいました。

「早くマンコ見たい?仕方ないわねえ」

 コメントは過熱していて早く脱げと言ってきています。ショーツに手をかけて脱いでいき、カメラに向かって自分の秘部を晒したのです。毛が覆うその部分がカメラのレンズに反射して映っています。

「58歳のおばさんマンコですよ。ほらもうぐちょぐちょ、みんなが見てくれてると思うともっと濡れてくる」

 視聴数はさらに増えていきました。その数に伴って私の感情もますます昂っていきます。指で割れ目を開き中さえも見せていきました。実際に見せたことがあるのは夫だけです。夫は自分しか見たことがないと信じているのでしょうが、動画で何万人もの人が見ていると知ればどんな顔をすることでしょうか。いつも穏やかな夫も顔を真っ青にしてしまうかもしれません。

「今日はここにこれを入れます。新しいのを買ってきました」

 傍に置いてあった巨大なバイブをカメラに見せました。シリコンのペニスは夫のものとは形状も大きさも比較になりません。表面が刺のような凹凸で覆われ、私の腕ほどの長さと太さがあります。これまでいくつか使ってきましたがそれらよりも大きいものです。

「早くれるところ見たいでしょう。これをあなたのチンコだと思ってアケミのマンコに入るところを見てて。ううんっ!!」

 カメラの前でペニスの先端を入れていきます。モーターで少しばかり振動していて中に触れただけで私は驚いて身体を震わせてしまいました。その様はますます視聴者を愉しませ、よりコメントも増えていきます。

「太いのが好きなのかって?好き。だって大きいほうが刺激が強くて堪らない。くう!来てる!!ほらあなたのデカチンがアケミの変態マンコに入っていってる」

 入ったといってもまだ半分ほどで根元まではまだまだあります。それを少しづつ入れていきながら私は時折パソコンを見てコメントや視聴数を確認していました。いやらしい言葉で溢れるコメント欄、そしてさらに増えていく視聴数。それらを見ると口内は唾液が溢れそうなほど湧いてくるのです。

「夫のよりもずっといい!このデカチン!中でゴリゴリ削ってくる。この変態チンポ!おおん!」

 根元のスイッチを操作しバイブの動きを強めていきます。中でグリグリと膣を壊さんばかりに暴れまわるペニスを押し込んでいき、私は張り裂けそうな声を上げました。全身から汗が噴き出して止まりません。
 いまこの姿を3万人もの人が見ているのです。

「ああ、奥に来る!変態デカチンのかったい先っぽが当たる!んん!!ほらこのバアアを犯してるところ想像して。私をもっと滅茶苦茶にして!」

 私の脳内では3万人もの男たちが囲まれてバイブを入れていく自分の姿が浮かんできます。学生から老人まで皆、全裸でペニスを硬くしているのです。若いアイドルに負けないほど人々の視線を奪っているということの優越感のような快感、そして身体に染み込んだ変態女として目覚めた興奮が全身に広がり最高の気分にしてくれるのです。

「おっきなのが出たり、入ったり・・・ぐちょぐちょマンコすっごく感じる・・・あっ逝きそう!」

 カメラの前で脚を大きく広げてバイブを出し入れさせながら私は絶頂を迎えてしまいました。身体が激しく震え、股から汁が垂れ出ていきます。頭の中はまっしろで何も考えられません。
 身体を起こし、上からバイブにまたがるような格好でブラを外し、両手で乳首を弄っていきます。

「私のおっぱいを揉んでるイメージして、このおっぱいを揉んで。揉みながら下から突き上げてちょうだい」

 男に跨り、下から突き上げられながら両胸を揉まれるところを想像しながら手と腰を動かしていきます。膣内で激しく震えるバイブを咥え、乳首を弄ると火照った全身が一つの触覚のようになって全身に刺激が走ってくるのです。

「ああん!あんあん!たまんない!ああん!デカチンで犯されたい。このババアを犯して!!」

 敏感になった乳首を指で強く摘まみ、もう片方の手でバイブを出し入れさせていきました。大きすぎて痛いくらいだったのがいまでは心地よく思えます。次はもっと大きいのを探さなければならないでしょう。バイブを必死に自分の身体に打ち込んでいくと私の身体は再び絶頂が近づいてきました。

「はああ、イク!!イック!!!いっちゃう!!!」

 カメラに向かって股を広げ、力を入れると思い切り潮がカメラに向かって噴き出しました。潮を吹くことさえも動画撮影中に覚えたのです。それを見た視聴者はいつも満足してくれます。さらにコメントが加速し、私の興奮も心臓が爆発しそうなほど高鳴りました。


「はぁはぁはぁ・・・いっちゃった・・・みんなも逝ったの?いっぱい射精した?」

 その問いに多くの人が同意してくれています。画面越しにでも濃い精液が匂ってきそうです。3万人の精液が全身にぶっかけられたならどんな気分でしょうか、想像するとまた下半身が疼いてきてしまいそうです。

「それでは今日のライブ配信はここまでです。みなさんのアケミでした」

 カメラを切り、パソコンを確認すると多くの人の卑猥なコメントが残っていました。それらを見るとますます疼いてきてしまいます。

「もう最高、こんなのやめられるわけないじゃない」

 夫にはセックスを求めることはありません。到底満足できないと確信しているからです。その代わりに世界中の人に見られることでより気持ちよくなれます。動画配信も好調で最近はAVに出ないかというお誘いやお金を払うから相手をしたいというメールも山ほどきます。自分が特別な存在なのだということがこれほど気分がいいものだとは知りませんでした。

 こんな私や同じようなおばさんは案外あなたの近くにいるかもしれません。


気に入っていただければクリックをお願いします。

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ

テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

母も同じです

いつも美しいお話をありがとうごさいます。
この物語のように配信こそしておりませんが、
ZOOM越しに母とお互いの姿態を楽しんでいます。

父親がいない、また、こちらも妻がいない場所・時間で
ふたりで欲望を解放される快感は何事にも代えがたいものです。

母とは関係はありますが離れて求めあうこと、
母が求められていることを感じること、
汗ばんだ姿のまま、求めていたことを言葉に出してくれることは、
本当に嬉しく思います。

これからも素敵な物語をよろしくお願いいたします。
   ※注意※
性的内容が含まれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。 無断転載は禁止です。
カテゴリ
RSSリンクの表示
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

 
検索フォーム
ブログランキング
最新コメント
アンケート
リンク