花と若葉 ~還暦女優が女を取り戻す日~
「花との若葉」の撮影は大きなトラブルが起らず順調に進んでいました。そのことには監督も大変満足されているようで機嫌をし良くされています。映画づくりに真剣すぎるあまり役者泣かせとまで言われた名監督にはめずらしいことです。
「前澤くん、今のシーンよかったよ。顔には出さない隠した恋心がうまく出てるね」
他の役者たちに劣ることもなくまだ18歳の前澤くんの演技は真に迫っていました。母親よりも年上の女性に恋をした少年の葛藤、そしてまっすぐな気持ちがしっかりと表現されていて誰もがその実力を認めてします。
彼がどうしてそこまで演技に説得力があるのか私だけは知っています。
雨が降りしきるロケバスの中で前澤くんは私を抱きしめて唇を重ねてきました。余計な言葉は一切なくただ唇を重ね合わせたそれだけで彼の気持ちはしっかりと伝わってきました。彼は演技などではなく私に本当に恋をしています。
「白鳥さん、これ差し入れてです」
前澤くんはこれまで通りに私に接しています。傍からみれば何があったかなど分かりはしないでしょう。
「ありがとう」
私もできる限り平然と振舞おうと努めています。しかし内心は彼の顔を見るたびにあの唇の感触、腕に包み込まれたときのことを思い出してしまうのです。まさかこの年で抱きしめられるとは思っていませんでした。
「小百合さんの演技力もたいしたものですね。前澤くんの気持ちに戸惑う熟年女将の雰囲気が良く出ているよ」
監督のかけてくれた言葉に私はうれしいようなはずかしい気持ちでした。隠そうと思っている前澤くんへの戸惑いが演技にもにじみ出てしまっていたのでしょう。
「いけないわね。集中できてないわ」
ロケが終わり宿に戻った私はどっと疲労が込み上げてきました。できるだけ意識しないようにと思っていても精神に負担がかかっていたようです。部屋に入るなり私は布団の上に横になってしまいました。しばらく横になっていると部屋の襖の外に意を人の気配を感じました。
「白鳥さん、前澤です」
その声に私は飛び起きてしまいました。部屋にはマネージャーや共演している他の女優の方がくるぐらいで前澤くんが来るなんてはじめての出来事です。
「なにか用事?」
「はい、少しだけお話できませんか?」
私は布団の上から立ち上がり身なりを整えました。前澤くんがわざわざ訪ねて来たことにはなにか意味があるのは間違いありません。私としてもあの日以来きちんとお話をしていないこともあったので一度きちんと話をしておきたかったのです。
「いいわよ。入って来なさい」
「失礼します」
襖を開けた前澤くんは宿の浴衣した。お風呂上りの様でやや濡れた肌で浴衣を着ている前澤くんは新鮮でした。飾り気のない雰囲気がとても素敵に思えました。
畳に座っている私の前に正座をしてやや緊張した面持ちです。
「私に用があるのでしょう?」
「はい、先日は白鳥さんに失礼をしてしまいすみません」
「先日・・・というのはバスの中での?」
「はい、僕が白鳥さんにキスをしてしまったことです」
首を垂れて謝っていた前澤くんは顔を上げてはっきりとキスと言い放ちました。
「過ぎたことだからいいのよ。でもあんなこといきなりするなんて・・・他の人にはだめよ」
「他の人にするわけがありません。白鳥さんだったからつい・・・」
前澤くんは再び下を向いて言葉を詰まらせてしまいました。まだ若い彼には自分を抑えられず衝動的になることもあったのでしょう。そんな彼を出来る限り傷つけたくはありませんでした。
手を伸ばして前澤くんの膝の上の拳をそっと握ってあげました。
「もう忘れましょう。忘れてこれまで通り・・・ね?」
「忘れる・・・いや、できません。だって白鳥さんとキスしたなんて忘れられません。僕はずっと白鳥さんのことが好きだったんです!」
前澤くんは拳に載せた私の手を取って握りしめて私を見つめました。分かっていたものの彼の告白にはドキリとしてしまいました。その表情からはなんの迷いも感じさせませんでした。彼はまっ私を好きだと言っているのです。
「小さいころから白鳥さんの映画を見ていてずっと憧れてたんです。僕の初恋の人は白鳥さんなんです。いつか直接会ってみたいと思って役者を志してここまで来ました。だから二人きりになった時ドキドキしてつい・・・悪かったと思います。でも僕は白鳥さんのことが好きなことをどうにもできないんです」
「前澤くんがそんな風に思っていたなんて・・・うれしいけど私はあなたのお母さんよりも年上のおばあちゃんよ。それに主人だっているの。その気持ちは胸にしまっておいて」
「しまっておくなんてできません。もうこのままでは僕は生きていけない。白鳥さんが好きすぎてどうかなってしまいそうです」
長年女優をやっていると迫ってくる男性は何人もいましたがこれほどまでに私への気持ちを募らせた人は初めてでした。このままでは彼の言うとおりおかしくなってしまうかもしれません。撮影のためにも、前澤潤くんという一人の若者のためにもそれは避けなければいけないことでしょう。
「前澤くんは・・・どうしたいの?」
「僕は・・・白鳥さんに・・・童貞を貰ってほしいです」
ドキリとしました。
それは私と肉体関係を持ちたいということです。しかも前澤くんにとっての初めての人になってほしいなんて耳を疑ってしまいます。
「本当にそれでいいの?」
「はい、お願いです。誰にも言いません。一度だけ僕と寝てください」
彼の決意は本物のようでした。私も覚悟を決めることにしました。
明かりを消して浴衣を脱ぎました。
夫以外の人に肌を見せるなんていつ以来でしょうか。うっすらとした窓の外の明かりに照らされて座っている前澤君が浮かび上がっています。私の身体も同じように闇に私の身体が浮かび上がっているのでしょうか。彼は微動だにしませんでした。
「白鳥さん、お綺麗です」
「やだ、見えてるの?」
「見えてます。はっきりと僕には白鳥さんの裸が」
身体がなんだかムムズしました。前澤くんが舐めるように見ているからでしょう。彼の言うとおり私の身体が見えていてい隅々まで舐めるようにみているのでしょう。
前澤くんに歩み寄り彼の手を取って乳房を触らせました。乳房に触れた前澤くんは手がビクリと震えました。はじめて触れる女の乳房に驚いたのでしょう。
「白鳥さんのおっぱい・・・なんですね。揉んでもいいですか?」
「いいわよ。好きにして」
手に力を入れて私の乳房を強く揉んできました。彼の太い指がしっかりと私の乳房に沈みこんできます。
「ああ、なんてやわらかさ・・・たまらない・・う!」
汗ばむ前澤くんの指が私の乳房に食い込んできました。じっとりと濡れて熱い指が触れています。乳首が指先と擦れるわずかな刺激が私の枯れ果てていた肉体に再び火を付けようとしています。
「はぁ・・・いいのよ。もっと触って」
「ここが乳首、白鳥さんの乳首を舐めてもいいですか?」
「いいわよ」
胸に近づた前澤くんは緊張した様子でした。乳首にほんの少しだけ舌先が触れてきました。
「もっといいですよね?」
「ええ・・・」
一度顔を上げて不安げな表情で私を見上げました。もっと猿の方にぢむしゃぶりつきたいのでしょう。でもそんなことをしていいのか分からないようです。
私が許しを与えると乳房に顔をうずめて舌をベロベロと当ててきました。乳房全体を舐めまわし、そして乳首には入念に舐めてきます。彼の行為に私の身体は徐々にい熱していきました。
「あぁ・・・んふぅ・・・」
「白鳥さんがそんな声出すなんて・・・はぁ・・・」
吐息を洩らした私に興奮したのか前澤くんはさらにしゃぶりついてきました。私からしてもいつも礼儀正しい前澤くんが私の乳房を舐めて興奮しているなんて想像もできなかったことで胸の鼓動が高鳴ってしまいます。
前澤くんの着ている浴衣が乱れていき彼の肢体の邪魔になっていました。
「浴衣じゃまでしょう。脱いでしまいなさい」
「は、はい・・・でも白鳥さんの前で裸になるの恥ずかしいです」
「私だけ裸にさせるなんて不公平よ。それに服着たままじゃこれ以上のことは出来ないでしょう」
浴衣を脱ぐのを私は手伝ってあげることにしました。浴衣を脱ぐとそれまで見ることのなかった前澤くんの肉体が露になってきました。太い二の腕、そてに熱い胸板、腹筋は6つに割れていて、わずかな明かりの中でも彼の逞しい肉体ははっきりと私にはわかりました。そしてその下の大事な部分も私の前に晒されています。
「恥ずかしいですね。母親以外の女の人の前で裸になったことないですから。しかもこんなになってるところ見られるなんて」
まるで初々しい乙女のように恥じらう前澤くんはとてもかわいく思えました。穢れを知らない男というものを私ははじめて目にしました。
恥じらう彼の言葉とは裏腹に下半身の男性器は大きくなっていました。それはとても大きなもので私の前で反って腹に着きそうなくらいになっています。
「はじめてだから恥ずかしいわよね。前澤くんの・・・すごいわね」
反り立ったペニスを手で触ってふれると前澤くんは身体を震わせました。
「ああ、白鳥さんの手に触れてる・・・」
私みたいな年より相手に10代の子がペニスを硬くさせているなんて信じられません。動物のオスとしての本能によって目の前の私に発情して勃起させています。そのペニスを手でしっかりと握ってあげました。
オスに発情されると私もメスとしての本能が蘇ってきてしまい、オスを欲しいと思ってしまうのです。還暦を過ぎたというのにそういう気持ちは死ぬことはないようです。
「私とセックス、本当にしたい?」
「もちろんです!」
前澤君には迷いはなくはっきりと言いきって私の手の中でペニスをより一層硬くしていました。
「ここが白鳥さんの・・・」
「そうよ、ここから入れるのよ」
脚を開いた私の股の間を前澤くんに触らせました。毛に覆われた奥部、男性を迎える場所を教えるために指でお触ってもらうと、前澤くんは指を震わせて触れてきます。はじめての女の部分を恐る恐る確認するように上から下へと指を滑らせています。
「少し湿っぽいですね」
「ふふ、私も緊張してきたわ」
彼の言うとおり私は濡れていました。前に主人を迎えたのは20年近く前のことなのです。性に淡白だった私たちはそれほどすることはなく、さらに40を越えて夫の欲求はますます低下していったのです。久しぶりに男を迎えることに緊張と興奮が入り混じった気分です。
「コンドームはないけど私はもう子供を作れないから大丈夫よ。このままの状態で入れて」
布団の上で脚を広げた私の上で前澤くんが硬いペニスを前へと突き出しました。そしてさっきまで触っていた場所に先端を押し当ててゆっくりと花びらを開いて中に入ってきます。
「うう、これが女の中・・・白鳥さん・・・」
「そのままもっと入ってきて」
「は、はい」
前澤くんはさらに奥へと入ってきました。もう使われることはないと思っていた膣の中に再び男、しかもとびきり若い男を迎えてしまっています。緊張のあまりわたしは身体を強張らせて前澤くんを受け止めていきました。
「温かいです。白鳥さんに包まれて幸せです。まるで夢みたい」
「私だって前澤くんとこんなこと夢みたい」
前澤くんにゆっくりと腰を前後動かしてもらいセックスをはじめました。ぎこちない動きですがそれでも必死に私とセックスしたいという気持ちが伝わっわきて嫌な気分はしません。
「ああん、いいわ。もっとして」
「白鳥さんにそんなこと言われたら僕もう・・・ふうふう!」
演技でしている部分もありますがもっとしてほしいというのは実は本音なのです。久しぶりのセックスを堪能したかったのです。私の言葉に誘われるままに白鳥君は腰を前へと突き動かしてきます。
彼の体を引き寄せて抱きしめると彼も腕を背中にまわして私を抱きしめました。じっとりと汗ばむ肌を重ね合わせて私の中では熱く交り合っています。
「はぁはぁ・・し、白鳥さん・・・僕、もう・・もう・・・」
「前澤くん・・・いいわ。このまま、このままの状態で・・・私の中で・・」
「ああああ!!白鳥さん!!」
前澤くんのペニスが爆発し濁流が体内に襲いかかってきました。止めどなく流れ込む若いエキスが子宮へと注がれて満たしてきます。忘れていたセックスの快感というものを私は思い出しました。身体の奥底から湧きあがる肉欲、繋がり合う快感、それらはいくつになっても衰えることはありません。
私を抱きしめた前澤くんは最後の一滴まで出しきろうとペニスを押し込んで力んでいます。オスがメスを孕ませようとするような種付け行為のようで彼の腕の中で私はとても興奮してしまいました。
「ありがとうございます。白鳥さん」
「いいのよ、でも誰にも秘密よ」
少しばかり休んだ後、前澤くんは私の部屋を出ていきまいした。
事が終わればまるで夢だったかのようにさえ思えます。しかし私の体内に感じる彼の香りは確かに存在しています。
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他の役者たちに劣ることもなくまだ18歳の前澤くんの演技は真に迫っていました。母親よりも年上の女性に恋をした少年の葛藤、そしてまっすぐな気持ちがしっかりと表現されていて誰もがその実力を認めてします。
彼がどうしてそこまで演技に説得力があるのか私だけは知っています。
雨が降りしきるロケバスの中で前澤くんは私を抱きしめて唇を重ねてきました。余計な言葉は一切なくただ唇を重ね合わせたそれだけで彼の気持ちはしっかりと伝わってきました。彼は演技などではなく私に本当に恋をしています。
「白鳥さん、これ差し入れてです」
前澤くんはこれまで通りに私に接しています。傍からみれば何があったかなど分かりはしないでしょう。
「ありがとう」
私もできる限り平然と振舞おうと努めています。しかし内心は彼の顔を見るたびにあの唇の感触、腕に包み込まれたときのことを思い出してしまうのです。まさかこの年で抱きしめられるとは思っていませんでした。
「小百合さんの演技力もたいしたものですね。前澤くんの気持ちに戸惑う熟年女将の雰囲気が良く出ているよ」
監督のかけてくれた言葉に私はうれしいようなはずかしい気持ちでした。隠そうと思っている前澤くんへの戸惑いが演技にもにじみ出てしまっていたのでしょう。
「いけないわね。集中できてないわ」
ロケが終わり宿に戻った私はどっと疲労が込み上げてきました。できるだけ意識しないようにと思っていても精神に負担がかかっていたようです。部屋に入るなり私は布団の上に横になってしまいました。しばらく横になっていると部屋の襖の外に意を人の気配を感じました。
「白鳥さん、前澤です」
その声に私は飛び起きてしまいました。部屋にはマネージャーや共演している他の女優の方がくるぐらいで前澤くんが来るなんてはじめての出来事です。
「なにか用事?」
「はい、少しだけお話できませんか?」
私は布団の上から立ち上がり身なりを整えました。前澤くんがわざわざ訪ねて来たことにはなにか意味があるのは間違いありません。私としてもあの日以来きちんとお話をしていないこともあったので一度きちんと話をしておきたかったのです。
「いいわよ。入って来なさい」
「失礼します」
襖を開けた前澤くんは宿の浴衣した。お風呂上りの様でやや濡れた肌で浴衣を着ている前澤くんは新鮮でした。飾り気のない雰囲気がとても素敵に思えました。
畳に座っている私の前に正座をしてやや緊張した面持ちです。
「私に用があるのでしょう?」
「はい、先日は白鳥さんに失礼をしてしまいすみません」
「先日・・・というのはバスの中での?」
「はい、僕が白鳥さんにキスをしてしまったことです」
首を垂れて謝っていた前澤くんは顔を上げてはっきりとキスと言い放ちました。
「過ぎたことだからいいのよ。でもあんなこといきなりするなんて・・・他の人にはだめよ」
「他の人にするわけがありません。白鳥さんだったからつい・・・」
前澤くんは再び下を向いて言葉を詰まらせてしまいました。まだ若い彼には自分を抑えられず衝動的になることもあったのでしょう。そんな彼を出来る限り傷つけたくはありませんでした。
手を伸ばして前澤くんの膝の上の拳をそっと握ってあげました。
「もう忘れましょう。忘れてこれまで通り・・・ね?」
「忘れる・・・いや、できません。だって白鳥さんとキスしたなんて忘れられません。僕はずっと白鳥さんのことが好きだったんです!」
前澤くんは拳に載せた私の手を取って握りしめて私を見つめました。分かっていたものの彼の告白にはドキリとしてしまいました。その表情からはなんの迷いも感じさせませんでした。彼はまっ私を好きだと言っているのです。
「小さいころから白鳥さんの映画を見ていてずっと憧れてたんです。僕の初恋の人は白鳥さんなんです。いつか直接会ってみたいと思って役者を志してここまで来ました。だから二人きりになった時ドキドキしてつい・・・悪かったと思います。でも僕は白鳥さんのことが好きなことをどうにもできないんです」
「前澤くんがそんな風に思っていたなんて・・・うれしいけど私はあなたのお母さんよりも年上のおばあちゃんよ。それに主人だっているの。その気持ちは胸にしまっておいて」
「しまっておくなんてできません。もうこのままでは僕は生きていけない。白鳥さんが好きすぎてどうかなってしまいそうです」
長年女優をやっていると迫ってくる男性は何人もいましたがこれほどまでに私への気持ちを募らせた人は初めてでした。このままでは彼の言うとおりおかしくなってしまうかもしれません。撮影のためにも、前澤潤くんという一人の若者のためにもそれは避けなければいけないことでしょう。
「前澤くんは・・・どうしたいの?」
「僕は・・・白鳥さんに・・・童貞を貰ってほしいです」
ドキリとしました。
それは私と肉体関係を持ちたいということです。しかも前澤くんにとっての初めての人になってほしいなんて耳を疑ってしまいます。
「本当にそれでいいの?」
「はい、お願いです。誰にも言いません。一度だけ僕と寝てください」
彼の決意は本物のようでした。私も覚悟を決めることにしました。
明かりを消して浴衣を脱ぎました。
夫以外の人に肌を見せるなんていつ以来でしょうか。うっすらとした窓の外の明かりに照らされて座っている前澤君が浮かび上がっています。私の身体も同じように闇に私の身体が浮かび上がっているのでしょうか。彼は微動だにしませんでした。
「白鳥さん、お綺麗です」
「やだ、見えてるの?」
「見えてます。はっきりと僕には白鳥さんの裸が」
身体がなんだかムムズしました。前澤くんが舐めるように見ているからでしょう。彼の言うとおり私の身体が見えていてい隅々まで舐めるようにみているのでしょう。
前澤くんに歩み寄り彼の手を取って乳房を触らせました。乳房に触れた前澤くんは手がビクリと震えました。はじめて触れる女の乳房に驚いたのでしょう。
「白鳥さんのおっぱい・・・なんですね。揉んでもいいですか?」
「いいわよ。好きにして」
手に力を入れて私の乳房を強く揉んできました。彼の太い指がしっかりと私の乳房に沈みこんできます。
「ああ、なんてやわらかさ・・・たまらない・・う!」
汗ばむ前澤くんの指が私の乳房に食い込んできました。じっとりと濡れて熱い指が触れています。乳首が指先と擦れるわずかな刺激が私の枯れ果てていた肉体に再び火を付けようとしています。
「はぁ・・・いいのよ。もっと触って」
「ここが乳首、白鳥さんの乳首を舐めてもいいですか?」
「いいわよ」
胸に近づた前澤くんは緊張した様子でした。乳首にほんの少しだけ舌先が触れてきました。
「もっといいですよね?」
「ええ・・・」
一度顔を上げて不安げな表情で私を見上げました。もっと猿の方にぢむしゃぶりつきたいのでしょう。でもそんなことをしていいのか分からないようです。
私が許しを与えると乳房に顔をうずめて舌をベロベロと当ててきました。乳房全体を舐めまわし、そして乳首には入念に舐めてきます。彼の行為に私の身体は徐々にい熱していきました。
「あぁ・・・んふぅ・・・」
「白鳥さんがそんな声出すなんて・・・はぁ・・・」
吐息を洩らした私に興奮したのか前澤くんはさらにしゃぶりついてきました。私からしてもいつも礼儀正しい前澤くんが私の乳房を舐めて興奮しているなんて想像もできなかったことで胸の鼓動が高鳴ってしまいます。
前澤くんの着ている浴衣が乱れていき彼の肢体の邪魔になっていました。
「浴衣じゃまでしょう。脱いでしまいなさい」
「は、はい・・・でも白鳥さんの前で裸になるの恥ずかしいです」
「私だけ裸にさせるなんて不公平よ。それに服着たままじゃこれ以上のことは出来ないでしょう」
浴衣を脱ぐのを私は手伝ってあげることにしました。浴衣を脱ぐとそれまで見ることのなかった前澤くんの肉体が露になってきました。太い二の腕、そてに熱い胸板、腹筋は6つに割れていて、わずかな明かりの中でも彼の逞しい肉体ははっきりと私にはわかりました。そしてその下の大事な部分も私の前に晒されています。
「恥ずかしいですね。母親以外の女の人の前で裸になったことないですから。しかもこんなになってるところ見られるなんて」
まるで初々しい乙女のように恥じらう前澤くんはとてもかわいく思えました。穢れを知らない男というものを私ははじめて目にしました。
恥じらう彼の言葉とは裏腹に下半身の男性器は大きくなっていました。それはとても大きなもので私の前で反って腹に着きそうなくらいになっています。
「はじめてだから恥ずかしいわよね。前澤くんの・・・すごいわね」
反り立ったペニスを手で触ってふれると前澤くんは身体を震わせました。
「ああ、白鳥さんの手に触れてる・・・」
私みたいな年より相手に10代の子がペニスを硬くさせているなんて信じられません。動物のオスとしての本能によって目の前の私に発情して勃起させています。そのペニスを手でしっかりと握ってあげました。
オスに発情されると私もメスとしての本能が蘇ってきてしまい、オスを欲しいと思ってしまうのです。還暦を過ぎたというのにそういう気持ちは死ぬことはないようです。
「私とセックス、本当にしたい?」
「もちろんです!」
前澤君には迷いはなくはっきりと言いきって私の手の中でペニスをより一層硬くしていました。
「ここが白鳥さんの・・・」
「そうよ、ここから入れるのよ」
脚を開いた私の股の間を前澤くんに触らせました。毛に覆われた奥部、男性を迎える場所を教えるために指でお触ってもらうと、前澤くんは指を震わせて触れてきます。はじめての女の部分を恐る恐る確認するように上から下へと指を滑らせています。
「少し湿っぽいですね」
「ふふ、私も緊張してきたわ」
彼の言うとおり私は濡れていました。前に主人を迎えたのは20年近く前のことなのです。性に淡白だった私たちはそれほどすることはなく、さらに40を越えて夫の欲求はますます低下していったのです。久しぶりに男を迎えることに緊張と興奮が入り混じった気分です。
「コンドームはないけど私はもう子供を作れないから大丈夫よ。このままの状態で入れて」
布団の上で脚を広げた私の上で前澤くんが硬いペニスを前へと突き出しました。そしてさっきまで触っていた場所に先端を押し当ててゆっくりと花びらを開いて中に入ってきます。
「うう、これが女の中・・・白鳥さん・・・」
「そのままもっと入ってきて」
「は、はい」
前澤くんはさらに奥へと入ってきました。もう使われることはないと思っていた膣の中に再び男、しかもとびきり若い男を迎えてしまっています。緊張のあまりわたしは身体を強張らせて前澤くんを受け止めていきました。
「温かいです。白鳥さんに包まれて幸せです。まるで夢みたい」
「私だって前澤くんとこんなこと夢みたい」
前澤くんにゆっくりと腰を前後動かしてもらいセックスをはじめました。ぎこちない動きですがそれでも必死に私とセックスしたいという気持ちが伝わっわきて嫌な気分はしません。
「ああん、いいわ。もっとして」
「白鳥さんにそんなこと言われたら僕もう・・・ふうふう!」
演技でしている部分もありますがもっとしてほしいというのは実は本音なのです。久しぶりのセックスを堪能したかったのです。私の言葉に誘われるままに白鳥君は腰を前へと突き動かしてきます。
彼の体を引き寄せて抱きしめると彼も腕を背中にまわして私を抱きしめました。じっとりと汗ばむ肌を重ね合わせて私の中では熱く交り合っています。
「はぁはぁ・・し、白鳥さん・・・僕、もう・・もう・・・」
「前澤くん・・・いいわ。このまま、このままの状態で・・・私の中で・・」
「ああああ!!白鳥さん!!」
前澤くんのペニスが爆発し濁流が体内に襲いかかってきました。止めどなく流れ込む若いエキスが子宮へと注がれて満たしてきます。忘れていたセックスの快感というものを私は思い出しました。身体の奥底から湧きあがる肉欲、繋がり合う快感、それらはいくつになっても衰えることはありません。
私を抱きしめた前澤くんは最後の一滴まで出しきろうとペニスを押し込んで力んでいます。オスがメスを孕ませようとするような種付け行為のようで彼の腕の中で私はとても興奮してしまいました。
「ありがとうございます。白鳥さん」
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