[官能小説] 熟女の園 花と若葉 ~演技ではなく本心から恋人として求め合う~
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花と若葉 ~演技ではなく本心から恋人として求め合う~

「よしOK!今のシーンは完璧です」

 撮影は厳しい監督が完璧というほどいい画が撮れているようでした。

「さすが白鳥さん、日に日に演技が向上してますね。それに応えるかのように前澤くんの演技も素晴らしい」

「ありがとうございます。監督」





 監督は私と前澤くんの演技を特に褒めていただくことが度々ありました。年の離れた恋人役という難しい役に対して私と前澤くんはハマり込んでいました。前澤くんは私に本当に恋をしていて、一度だけとはいえ肉体を交えた私たちはより深く役を演じれるようになっていました。
 演技がうまくいっているのは喜ばしいことですが前澤くんとセックスしたことに対して罪悪感もあります。初体験の相手が本当に私で良かったのか、彼にとってそれが今後良い方向に働いてくれるのかなど不安なことは尽きません。

「日を追って少年のことを男として意識してしまう女将のいい味がでてるねこの調子で頼むよ」

 一日の撮影終わりに監督にそう言われました。
 それは役者として演技力が上がっているからではなく私が前澤くんに惹かれてきているのではないかと思ってしまいました。


「白鳥さん、みんな帰りますよ」

「先に帰っていて。私は後からタクシーで宿に戻りますから」

 撮影が終わり、今日の現場である旅館の一室で夕日をぼんやりと眺めていました。水平線に沈む夕日がとてもきれいでそれをじっくりと眺めていたかったので残らせていただきました。

「ここにいたんですね」

 振り返ると前澤くんが立っていました。彼も他のスタッフとともにロケバスで帰ったと思っていたので現れたことにびっくりしました。

「前澤くん、まだいたの。さっきバスは出たんでしょう?」

「はい、でも白鳥さんが残るって聞いたので僕もバスには乗らずに残ったんです」

 前澤くんは一歩ずつ私に近づいてきました。凛々しい顔つきで普段は決して見せない表情をしています。誰も見たことのない面持ちの前澤くんを私は過去二度見たことがあります。はじめてキスを交わしたとき、そして私を抱いたときです。男として振舞う時にだけ見せる顔です。

「どうしても二人きりで話がしたかったんです。あの夜のことです」

「・・・はい」

「あの日は本当にありがとうございました。念願の夢が叶って幸せです。ずっと大好きだった白鳥さんとの思い出ができて僕はとても幸せ者です。でも・・・思い出すたびに苦しくなるんです。白鳥さんのことをより好きになった自分がいてまたあんな体験ができたらいいなと・・・」

「前澤くんだめよ。一度きりといったでしょう。」

 結婚していて夫がいるのにこれ以上関係を持つことは「不倫」です。お互い役者として世間から注目されている身ですから万が一にでも他の人に知られてしまっては破滅してしまうのです。近づいてくる前澤くんを手で押さえて近づかないようにさせました。

「それでも僕は白鳥さんのことが好きなことを止められません。誰にも見つからないようにします。白鳥さんには迷惑はかけません。もしものときは役者をやめたっていい。白鳥さん、改めて言います。好きです、大好きです」

 静止させた私の手を振り払って前澤くんは私を抱きしめました。前澤くんの胸に抱かれて腕は背中しっかりと回されて私を離そうとはしません。
 彼を拒絶しようとしていた私ですが抱かれると胸の鼓動は自然と高鳴ってしまいます。まっすぐな気持ちで好きだと言われてうれしいのは当たり前です。そして繋がり合ったあの時の興奮を思い出すと私の奥から前澤くんを欲する気持ちが湧きあがってきてしまいます。

「前澤くん、だめ・・・だめよ」

「白鳥さん!」

 言葉に詰まっていた私の隙を突いて唇を奪いました。しっかりと私の唇を覆い強く吸いついてきました。欲することをやめられない情熱的なキスです。

「前澤くん・・・はぁ!」

「白鳥さん!」

 一度離れても再び唇を奪われました。私のことを離す気はないようです。背中にまわした腕が徐々に下にさがってきて私の尻を着物の上から触ってきています。尻を持ち鷲掴みにして身体を寄せていき前澤くんと密着しました。すると私の腹に硬いものがぶつかってきています。彼のペニスはすでに硬くなっていて服の下で立ち上がり、私の体に食い込んでいました。


「はあ、白鳥さん!」

「んはぁ・・・はぁ・・・」

 私たちは服を脱いで愛し合ってしまいました。私を抱きしめた前澤くんの情熱に逆らえなかったのです。勢いのままに押し倒されあっという間に裸になった彼は私に襲いかかりました。若く力のある前澤くんに脱がされ、硬くなったペニスをいきなり挿入されました。

「うう!白鳥さん!きもちいいです。やっぱり僕は白鳥さんじゃないとだめです!」

「なにしてるかわかってるの。ああん!」

 許してはいけないとわかっているものの身体に力が入りません。一度女を知ってしまった前澤くんは私の中に遠慮なく入り込んできて強く身体を打ち付けてきました。性に対する恐れを失くした今はまるで猿のように、オスの本能のままに襲いかかってきます。

「わかってます。もうどうにもできないんです。白鳥さんと一緒にいると自分が抑えられない。好きすぎてどうにもできない!くぅ!」

 私をきつく抱きしめた前澤くんが身体を強く前に動くと体内でペニスが奥に食い込んできます。これまで経験したことのなくらい奥にまで入られてしまっています。45歳も年下の男の子に翻弄されて、身体が勝手に熱くなってしまいます。
 若いオスの味を知った私の中の「メス」は次第に理性では抑えられなくなってきていました。

「ひぃ・・・やん!」

「気持ちいいんですか?白鳥さんは僕とのセックス嫌ですか?」

「ああん!」

 不覚にも淫らな声を上げてしまいまいた。演技ではなく彼の突きにおもわず出てしまったのです。頭の中にはいやらしいことが湧きあがって止まりません。もっと前澤くんに抱かれたいという不徳な感情が止まらないのです。

「出る、出ちゃう!」

 ペニスが体内で暴れ出し熱い液体を吹きこぼしました。まさしく暴発、という表現がぴったりのように中で突如爆発したかのように大量の精液が流れ込んできました。ドクッドクッドクと三回脈を打って前澤くんは放ちました。
 しかし、それで終わりというわけではなく出し終えた後も前澤くんはペニスを抜かずに腰を動かしました。驚くことに硬さは一向に失われず精液が染み込んだ膣を貫いてきます。

「だめ、もうだめ・・出したんだからいいでしょう」

「まだ物足りない。あれから何日もずっと我慢してたんです。まだ物足りません。うおおお!」

 硬いペニスが精液をぐちゃぐちゃにかき回しながら突いてきます。ぬるりとした精液に包まれペニスが早く強く入り込んできて刺激が増してしまいます。私の身体の奥から湧いてくる快感は抑えられませんでした。

「だめ、ああん。ふぅ、ふぅ・・・ん!」

「それが白鳥さんの本当の女の声なんですね・・・かわいいです。それ!」

「んなあああ!」

 部屋中に私の声が響いていきます。前澤くんに女の本性を晒してしまいました。


「はぁはぁはぁ・・・」

「白鳥さん、また出そう・・・うう!」

 いつのまにか私も前澤くんを抱きしめてしまっていました。キスを交わし唾液が混じり音と下半身の液体が混じり音が響いていました。前澤くんは私と吐息がかかる距離で見つめ合い額から大量に汗を垂らしながら二度目の射精をしました。射精する瞬間の苦しそうで切ない表情がとてもかわいらしく私は膣で射精するにペニスをしっかりと捕えました。

「白鳥さんが締め付けてきてる・・・苦しいです。うう!」

「出して!たくさん出して!」

 熱くゴリゴリと凹凸の激しいペニスが締め付けた膣を削るようにしながら動いて精液をさらに吐き出しました。自分から出してと求めて絞り取っているなんて女性として下品だと思います。今だけはそんな理性を置いておいて本能のままにオスを欲したかったのです。
 前澤くんが口を開けて舌を伸ばしてくると私も自然と口を開けて舌を出して絡ませました。いやらしく唾液を混ぜ合いながら口でも結合しています。

「こんな風にしたかった。白鳥さんと演技ではなく本気で愛し合いたかったんです」

「若い子をそう思わせてしまうなんて私、いけない女だわ」

「白鳥さん、こんな時にセリフ合わせですか?」

「え?」

「今のは女将のセリフじゃないですか?少年に迫られた時の女将のセリフです」

 確かにそう言われると思いだしました。これから撮影するシーンの一幕、夜の女将の部屋にやってきた少年に告白されるところです。そして少年の熱意に負けて女将は一夜を共にしてしまうのです。

「あのシーン、この部屋ですよね・・・ここで少年と女将が愛し合うんですね。こうやって・・・」

「ここで・・・二人が・・・私たちみたいに」

 もちろん撮影ではベットシーンはありません。ですがそのシーンを今私たちがやっているのだと思うと不思議な気分です。お芝居でありながらお芝居ではない自然と生まれたセックスなのです。現実と幻想に包まれた不可思議な体験に思えてきました。

「前澤くんは・・・これは演技なの?」

「いいえ、僕の気持は本物です。白鳥さんのことが本当に好きです。白鳥さんは僕とセックスするのは演技ですか?」

 一瞬躊躇してしまいました。演技ではありませんが本心だと認めればもはや後戻りできません。前澤くんと深みにはまってしまう気がいしました。
 でも私の答えはすでに決まっていました。

「演技じゃないわ。前澤くんとセックスできてよかった。前澤くんともっとしたいって思ってるの」

「白鳥さん!」

 私の中でペニスは硬さを保ったままふたたび動き始めました。前澤くんは腰を大きく振り動かして打ち付けてきて私は膣に力を入れてペニスを受け止めました。

「ああ、いい。気持ちいい、前澤くん。気持ちいい!」

「ううぅ、はぁはぁ・・・白鳥さん!くうう!」

 しっかりと愛されながら気持ちいいと叫ぶことが快感でした。演技や嘘では本心からこうして気持ちよくなれたのはいつ以来でしょうか。国民的女優などと煽てられて自分を作り上げていくうちに忘れていた心の底からの本音をぶちまけました。

「そ、そう・・・強く擦れてくるのがいいの。前澤くんのが当たって気持ちいい、すごく気持ちいい!」

「僕も気持ちいいです・・・白鳥さんの中であったかく包み込まれて気持ちいい。くぅ!」

 汗ばんだ指を絡めて握り合いながら肉体をぶつけあいました。度々濃厚な口付けを交わしながらお互いを求め合います。ペニスが子宮にまで届きそうなくらい押し込まれて快感は高まる一方です。

「あん!あんっ!あんっ!!前澤くん、いやあああん!」

「白鳥さん、僕・・・うがあああ!」

 膣に挟まれたペニスが膨らんできて私の顔に唾を飛び散らせながら前澤くんは叫びました。
 射精が近いと悟った私はとっさに脚を前澤くんの腰にまわして身体を掴んでしましました。このまま中に出して欲しい、思い切り子宮めがけて射精されたいと願ってしまいました。
 そしてその願い通り前澤くんは三度目の射精を果たしました。

「あああ、出る・・・すごく気持ちいい!」

「んん!ふううう・・・だめ!だめ!!」

 前澤くんの射精を受け止めながら私も快感の絶頂に導かれてしまったのです。身体に強い電撃が走ったかのようで頭の中は一瞬真っ白になってしまいました。そしてただ快感だけが頭に残っています。男性に抱かれてこんなふうになただの一度もありません。これまでのどんな行為よりも興奮し、最高の快感を味わうことができました。

「白鳥さん大丈夫ですか?」

「ええ、大丈夫・・・ただ気持ちよすぎて・・・逝っちゃったの」

 私の様子にびっくりして言葉をかけてくれた前澤くんでしたが、私の言葉にはさらに驚いてしまったようです。

「逝った?白鳥さんが・・・僕で?僕が白鳥さんを逝かせたなんて」

「すごく気持ちよかったわ、。前澤くんのこと好きよ」

「うわぁ、うれしいです。白鳥さん」

 前澤くんは私を離してはくれずこの後もう3回も射精してしまいました。そしてその3回とも私も一緒に逝ってしまったのです。



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