道場の跡取り ~老齢の父と中年の娘の物語~
早くに母が亡くなったため私は父に男手一つで育てられました。父は剣道の師範であり日頃から厳しく、現代の侍と言った風格です。女だからといって甘やかしてはもらえず私は男勝りな女として育ちました。そんな私に寄り付く男などいるはずもなく40歳のいまでもまだ独身です。
「吉田、何度言ったら分かるの?」
「すみません課長」
私は大学を卒業してある商社に入社しました。同期の女子たちとはすぐに袂を分かち、私は男と同じように働き、同じように成果を上げていきました。そして今では管理職になったのです。愛想笑い一つしない私は部下や同期だけでなく一部の上司からも恐れられていました。
時折私に恋心を抱く男性、まれに女性もいますが私はそんなことに一切興味がないため断っていました。幼少期から他人に興味を持つことができなかったのです。
「吉田、明日までにちゃんと修正しておきなさい」
「わかりました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」
部下が深々と私に頭を下げて謝罪している前で私は帰り支度をはじめました。すでに定時を過ぎていて今日の私の仕事は終わっています。まだ多くの社員が仕事をしている中、私は退社しました。
私の家は都心から離れた郊外にあり通勤時間は短くはありません。それでも家を出るつもりはありません。父が許さないこともありますが私自身、ここ以外で暮らすことなど想像もできないのです。
駅を出てさらに30分ほど歩いた田園に佇む「近江道場」、ここが私の家です。江戸時代に武家であった頃からここに道場を構えていると聞いています。帰ると荷物と上着を母屋に置いて道場の方へと向かいました。
「父上、ただいま帰りました」
氷の様につめたい床の上に正座して頭を下げた先には父がいます。冷たい道場の中で父は道着姿で竹刀を振っていました。通っている生徒たちの教室が終わった後も一人でいつも鍛錬をしているのです。
今年で75になるというのに衰えを感じさせません。竹刀を持っている時の父のシワの奥の瞳は鋭く獲物を狙う鷹のよう、竹刀を振り下ろす腕は俊敏でまるで機械の様に正確で素早く動きます。真っ白な白髪すらその威厳をより高めるアクセサリーのように思えます。
「貴子、お前も今日はどうだ?」
「はい、ぜひご一緒させていただきます」
私は立ち上がり自分の竹刀を取りに行こうとしました。
「これを使いなさい」
「父上、これは!?」
渡されたのは黒い鞘に納まった真剣です。我が家に代々受け継がれている名刀で先代に技量を認められなければ握ることはできないのです。私はまだ一度も触れたことはありません。それを父が差し出してきたのです。
「私にはまだ早すぎます」
「いや、お前はもう充分だ。これでわしの相手をしなさい」
深々と頭を下げその刀を受け取りました。手に握った刀の鞘を抜くと銀色の眩い輝きが広がってきました。右手に握ったその名刀にじっくりと見てしまいます。芸術としかいいようのない美しさと強さを兼ね備えた二つとない逸品です。
「さあ、かかってきなさい」
目の前の父は別の刀を手にしています。それはかつて藩主から譲り受けたという我が家でも至高の逸品、決して人前には出さない代物です。鞘から抜かれた刃を見たのははじめてです。父は私にそれを向けました。
「ではお相手させていただきます」
私も父に刃先を向けました。互いに真剣同士で戦おうというのです。私は長袖のブラウスにビジネスパンツという出で立ちですがこのまま戦うつもりです。剣先をわずかに上げて父に攻め寄りました。
私の最初の攻撃をかわすと今度は父の剣先が私に振り下ろされてきて間一髪のところで防ぎ、再び私から攻めます。本当に肉体を斬るつもりなど毛頭ありません。互いに技量がわかっているからこそギリギリの戦いができるのです。私は学生時代に全国優勝し、この道場では私に勝てる男はいませんでした。社会人になってからも暇を見ては竹刀を振るってきて腕は衰えていません。ですが父には敵わないのです。
空気を切り裂いて私へと刀が俊敏に近づいてきます。なんとか避けるのが精いっぱいで私の攻撃も簡単に避けられてしまいまるで動きを読んでいるかのようです。父は表情一つ変えず娘である私に刀を振り下ろしてきます。
どれくらいたったかも分からないほど私たちは戦っていました。ブラウスの下は汗で濡れきって息があがってきました。だというのに父は全く息を切らすこともなく疲れを知らないかのように刀を振っています。
そしてその時が来ました。
「うう!」
避けた瞬間にうっかり足元を崩してしまったのです。目の前には武者が鋭い目つきで睨んでいて刀を振り下ろしてきました。額から汗がだらりと落ち、自分の終わりを覚悟しました。きっとこのまま切られるに違いない。不甲斐ない娘など父にはいらないのだ、父から漂う空気は私を本気で切る様に思えました。
「ここまでだな」
ふと目を上げると私の頭の寸前、数ミリ先で刃先は止まっていました。父は表情を和らげることなく私を見下ろしています。
「父上すみません。まだまだ私は未熟です」
父はフっと軽く笑うと刀を下ろしました。
「いや、お前はよくやった。いい腕だ。その刀はお前にやろう」
「いいのですか?」
「お前にこそふさわしい。お前ならこの道場を任せられる」
「父上・・・」
最高の褒め言葉を貰って私は涙が流れてきました。これまで40年生きてきて最高の瞬間です。父から貰った刀を大事に鞘に納めました。
「ありがとうございます。近江家の名誉とこの刀を必ず守ります」
「頼むぞ、貴子。さて硬いことはここまでにしておこう。あとは分かっているな?」
「はい!」
父は一度下ろしていた刀を振り上げ、再び私に振り下ろしました。床に向かって一気に振られた刀は私の着ているものだけを見事に切り裂きました。父の腕であれば私の肌に傷をつけることなく服だけを切り裂くも難しくはありません。身体を覆っていた服は二つに割れて床の上に落ち、私は全裸になりました。
「疲れてはいないか?」
「父上のお相手が出来ると思えば疲れなど吹き飛びました」
「そうか。貴子は良い子だ」
父は刀を鞘に納めて置いて、道着を脱ぎました。腹筋は割れ、腕も脚も筋肉質で無駄な肉のないその身体はとても75とは思えません。最近の若者よりも立派な身体と思います。そして股間にも立派な男根が反り返っていました。
「いつ見ても父上はご立派です」
私はその男根に近づいていき、両手で握って舌を這わせていきます。鋼の様に硬く、太い男根はまさに父の男らしさそのものです。私はそれに魅せられるままに舌を這わしていきました。
「貴子、お前もいい女になったな。口に入れるんだ」
「はい、父上」
口を大きく開けて口内に父の男根を迎えました。頭を下ろしていき喉の奥にまで入れていき、舌ををしっかりと当てて裏筋を舐めていきます。太い筋が走る男根に強く吸いつきながら頭を上下に動かして奉仕していきました。
「う・・いいぞ。貴子、いいぞ」
「父上のお柱様大好き」
私が尺八をすると父はわずかに声を上ずらせました。
私が父と肉体関係を持ったのは17の時です。思春期を迎えた私は父を男として見てしまったのです。その気持ちを告白すると父は戸惑いながらも受け入れてくれました。最初は父は迷いがあったものの20を超えるころにはその迷いもなくなり私を一人の女として抱いてくれ、父の方から求めてくれるようになりました。母が早くに亡くなった父は徐々に母に似てくる私に色気を感じていたそうです。そうして20年、他人に興味を持つことなく父娘で愛し合い続けてきました。
「あん、父上!気持ちいです!」
「貴子、貴子!こんなに乳首を硬くしおって」
道場の床に押し倒された私に父が乗って乳房を弄んでいました。私も父と同じように身体を鍛えてきましたので同年代の女性に比べればはるかに引き締まって筋肉質です。父はその肉体を弄び、乳首を口に含んで舐めています。乳首に当たる舌の感触が心地よく私は女の声が止まりません。
「ああん!いい!!感じるぅ!!」
父は片手を私の股へと入れてきました。慣れた手つきで娘の割れ目を擦ってきます。硬い指先が触れてくると私はそれだけで濡れてきて汁が止まりません。
「きゃん!ち、父上ぇ!!」
「ちょっと触っただけでこんなに濡らしおって。まだだぞ」
「ひぃ!」
父の指が二本、膣の中へと入ってきて中をかき回すように動いてきました。剣道で鍛えられた父の指先は素早く、そして力強く私の膣へ出入りを繰り返してきます。まるで男根の挿入の様に私は悶え、その指先に感じてしまいます。
「あぅ!もう耐えられない・・・ああ!中がぐちゃぐちゃになっちゃう!」
「いいぞ、貴子・・・だめだ、わしももう自分を抑えられん!」
「父上、入れてください。貴子に下さい!」
夜中の道場、その中央で私は犬の格好になり尻を父に向けています。父は自分の勃起した男根を娘の割れ目にもっていき挿入しました。実父の男根が私の中に直に入ってきています。熱く硬い男根が未熟な私の膣を貫いてきました。
「ふぅ!これ、これが欲しかった。父上のお柱様!中に入ってる!これがいい!」
「わしもだ。貴子の壺は気持ちいい。なんて気持ちいいんだ。自分の娘の壺が一番だ」
父は私の腰を掴んで後ろから身体を打ち付けてきました。太い男根が奥へと突き刺さってきます。それは父のもう一つの刀、肉体の刀なのです。老いることのない立派な男根が私を何度も貫いてきます。
「ふぅ!うう!貴子!貴子!!」
「父上!父上ぇ!!あんっ!すご・・・すごいぃ!」
普段の私たちの姿を知っている人からは想像もできないでしょう。まるで獣の様に欲望をむき出しにして肉体をぶつけ合うこんな淫らな父娘だったとは誰も思いもしないでしょう。今日の父はいつになく激しく私を突いてきました。
「はぁんはぁん!父上っはげしっ!あん!」
「貴子、実はお前に頼みがある」
「な、なんでしょう?・・・あんっ」
「わしの・・・わしの子供を孕んでくれ」
父は私の背中に乗って耳元でそう囁きました。親子で子づくりなんて神に禁じられた行為です。これまで何度も交わってきましたがこんなことを言われたのははじめてです。すごく緊張してきました。
「実はガンが見つかってな。そう長くない。だからせめてお前と子を、わしとお前の子を作りたかった。わしの形見と思って子を身籠ってくれんか?」
父の死期が近いと言われ私はひどく動揺しました。こんなにも元気な父が死ぬわけがありません。きっと間違いに違いありません。とてもすぐには受け入れられないことでした。
「父上がガンだなんてなにかの間違いです。今もこんなにもお元気なのに」
「いや間違いないんだ。分かってくれ貴子。そして最後の望みを聞いてくれ。わしの子を生んでほしい」
「父上・・・」
唯一無二の家族であった父との別れを考えるとつらくてなりません。しかし世界で唯一私が愛する男が孕んでくれと願っていることには嬉しくて涙が出ました。
「はい。父上の子を生ませてください。立派に育ててみせます」
「すまない。貴子」
私は振り向いて父と唇を重ねました。それは今までとは違う恋人同士のような甘い味わいの接吻でした。父は私を一人の女として認めてくれたからこそ子供を産んでくれと言ったのだと思いました。
「父上、愛しています」
「わしもだ。貴子、愛してる」
「ああ、父上!!」
それから父は私の上に乗って激しく身体を振り動かしました。刀を握っている時は息一つ乱さなかった父が荒げながら全身を力強く動かしてくるのです。
「はぁはぁ!!もっとだ、もっと、もっと激しくするぞ!」
「はぁい、父上!激しい父上素敵!」
全身が熱く火照ってしまい私の身体からボタボタと床に汗が垂れ落ちていきます。上に重なった父の身体も火傷しそうなほど熱くなっていました。父は私の乳房を掴んで強く揉みながら全身を前後に振ってきます。全身で父の愛を感じていました。
「あぁう!父上!!」
「貴子、わしのことは父と思うな。お前に子供を産ます以上わしはお前の夫だ。いいか?」
「は、はい・・・修造さん」
「そうだ、いいぞ」
再び父と接吻しました。唇が千切れるほど吸いつき、求め合います。父と娘としてではなく男と女、夫婦として愛し合っているのです。
「修造さん、私を妻にしてくれますか?」
「ああ、もちろんだ。貴子」
「嬉しい、修造さん好き!」
ファザコンなどという軽い言葉では済まないほど父を愛しています。父としても男としてもこれ以上愛せる人はいません。その父の妻になれるのですからこれ以上幸せなことはないでしょう。
「お前の母、深雪よりもお前といる方が長かったな。あれもいい女だったがお前には敵わん。貴子、お前は本当にいい女だ」
「修造さんにそんなふうにいってもらえるなんて・・・幸せです。これからは妻としてお努めさせてください。それにできれば子づくりももっと・・」
股の間に手を伸ばして野球ボールのような大きい父の睾丸を撫でました。その中に入っている子種を早く子宮に注いでもらいたかったのです。愛する男の子供を孕みたくて堪りませんでした。
「ああ、これからは夫婦として暮らそう。そして貴子にはわしの子を残してもらう。うぅ・・・貴子、元気な子を生んでくれ!近江家にふさわしい男児を生むんだ!!おおおお!!!」
「うううぅ!!!父上ぇ!!!」
私の中で大きな男根が震えて勢いよく子種を吐き出しました。子宮に向かって洪水の様に流れ込んできて中を満たしていきます。75の父の子種が40の私の卵子と交じり合っていくのが脳裏に浮かびます。それを想像すると私も耐えきれず逝ってしまいました。
「父上!修造さん!!!」
「貴子ぉぉ!!」
そのまま父に後ろから抱かれるような形で倒れ込んでしまいました。しっかりと繋がったまま父に抱きしめられています。
その時の温もりはいつまでも忘れることはありません。
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「すみません課長」
私は大学を卒業してある商社に入社しました。同期の女子たちとはすぐに袂を分かち、私は男と同じように働き、同じように成果を上げていきました。そして今では管理職になったのです。愛想笑い一つしない私は部下や同期だけでなく一部の上司からも恐れられていました。
時折私に恋心を抱く男性、まれに女性もいますが私はそんなことに一切興味がないため断っていました。幼少期から他人に興味を持つことができなかったのです。
「吉田、明日までにちゃんと修正しておきなさい」
「わかりました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」
部下が深々と私に頭を下げて謝罪している前で私は帰り支度をはじめました。すでに定時を過ぎていて今日の私の仕事は終わっています。まだ多くの社員が仕事をしている中、私は退社しました。
私の家は都心から離れた郊外にあり通勤時間は短くはありません。それでも家を出るつもりはありません。父が許さないこともありますが私自身、ここ以外で暮らすことなど想像もできないのです。
駅を出てさらに30分ほど歩いた田園に佇む「近江道場」、ここが私の家です。江戸時代に武家であった頃からここに道場を構えていると聞いています。帰ると荷物と上着を母屋に置いて道場の方へと向かいました。
「父上、ただいま帰りました」
氷の様につめたい床の上に正座して頭を下げた先には父がいます。冷たい道場の中で父は道着姿で竹刀を振っていました。通っている生徒たちの教室が終わった後も一人でいつも鍛錬をしているのです。
今年で75になるというのに衰えを感じさせません。竹刀を持っている時の父のシワの奥の瞳は鋭く獲物を狙う鷹のよう、竹刀を振り下ろす腕は俊敏でまるで機械の様に正確で素早く動きます。真っ白な白髪すらその威厳をより高めるアクセサリーのように思えます。
「貴子、お前も今日はどうだ?」
「はい、ぜひご一緒させていただきます」
私は立ち上がり自分の竹刀を取りに行こうとしました。
「これを使いなさい」
「父上、これは!?」
渡されたのは黒い鞘に納まった真剣です。我が家に代々受け継がれている名刀で先代に技量を認められなければ握ることはできないのです。私はまだ一度も触れたことはありません。それを父が差し出してきたのです。
「私にはまだ早すぎます」
「いや、お前はもう充分だ。これでわしの相手をしなさい」
深々と頭を下げその刀を受け取りました。手に握った刀の鞘を抜くと銀色の眩い輝きが広がってきました。右手に握ったその名刀にじっくりと見てしまいます。芸術としかいいようのない美しさと強さを兼ね備えた二つとない逸品です。
「さあ、かかってきなさい」
目の前の父は別の刀を手にしています。それはかつて藩主から譲り受けたという我が家でも至高の逸品、決して人前には出さない代物です。鞘から抜かれた刃を見たのははじめてです。父は私にそれを向けました。
「ではお相手させていただきます」
私も父に刃先を向けました。互いに真剣同士で戦おうというのです。私は長袖のブラウスにビジネスパンツという出で立ちですがこのまま戦うつもりです。剣先をわずかに上げて父に攻め寄りました。
私の最初の攻撃をかわすと今度は父の剣先が私に振り下ろされてきて間一髪のところで防ぎ、再び私から攻めます。本当に肉体を斬るつもりなど毛頭ありません。互いに技量がわかっているからこそギリギリの戦いができるのです。私は学生時代に全国優勝し、この道場では私に勝てる男はいませんでした。社会人になってからも暇を見ては竹刀を振るってきて腕は衰えていません。ですが父には敵わないのです。
空気を切り裂いて私へと刀が俊敏に近づいてきます。なんとか避けるのが精いっぱいで私の攻撃も簡単に避けられてしまいまるで動きを読んでいるかのようです。父は表情一つ変えず娘である私に刀を振り下ろしてきます。
どれくらいたったかも分からないほど私たちは戦っていました。ブラウスの下は汗で濡れきって息があがってきました。だというのに父は全く息を切らすこともなく疲れを知らないかのように刀を振っています。
そしてその時が来ました。
「うう!」
避けた瞬間にうっかり足元を崩してしまったのです。目の前には武者が鋭い目つきで睨んでいて刀を振り下ろしてきました。額から汗がだらりと落ち、自分の終わりを覚悟しました。きっとこのまま切られるに違いない。不甲斐ない娘など父にはいらないのだ、父から漂う空気は私を本気で切る様に思えました。
「ここまでだな」
ふと目を上げると私の頭の寸前、数ミリ先で刃先は止まっていました。父は表情を和らげることなく私を見下ろしています。
「父上すみません。まだまだ私は未熟です」
父はフっと軽く笑うと刀を下ろしました。
「いや、お前はよくやった。いい腕だ。その刀はお前にやろう」
「いいのですか?」
「お前にこそふさわしい。お前ならこの道場を任せられる」
「父上・・・」
最高の褒め言葉を貰って私は涙が流れてきました。これまで40年生きてきて最高の瞬間です。父から貰った刀を大事に鞘に納めました。
「ありがとうございます。近江家の名誉とこの刀を必ず守ります」
「頼むぞ、貴子。さて硬いことはここまでにしておこう。あとは分かっているな?」
「はい!」
父は一度下ろしていた刀を振り上げ、再び私に振り下ろしました。床に向かって一気に振られた刀は私の着ているものだけを見事に切り裂きました。父の腕であれば私の肌に傷をつけることなく服だけを切り裂くも難しくはありません。身体を覆っていた服は二つに割れて床の上に落ち、私は全裸になりました。
「疲れてはいないか?」
「父上のお相手が出来ると思えば疲れなど吹き飛びました」
「そうか。貴子は良い子だ」
父は刀を鞘に納めて置いて、道着を脱ぎました。腹筋は割れ、腕も脚も筋肉質で無駄な肉のないその身体はとても75とは思えません。最近の若者よりも立派な身体と思います。そして股間にも立派な男根が反り返っていました。
「いつ見ても父上はご立派です」
私はその男根に近づいていき、両手で握って舌を這わせていきます。鋼の様に硬く、太い男根はまさに父の男らしさそのものです。私はそれに魅せられるままに舌を這わしていきました。
「貴子、お前もいい女になったな。口に入れるんだ」
「はい、父上」
口を大きく開けて口内に父の男根を迎えました。頭を下ろしていき喉の奥にまで入れていき、舌ををしっかりと当てて裏筋を舐めていきます。太い筋が走る男根に強く吸いつきながら頭を上下に動かして奉仕していきました。
「う・・いいぞ。貴子、いいぞ」
「父上のお柱様大好き」
私が尺八をすると父はわずかに声を上ずらせました。
私が父と肉体関係を持ったのは17の時です。思春期を迎えた私は父を男として見てしまったのです。その気持ちを告白すると父は戸惑いながらも受け入れてくれました。最初は父は迷いがあったものの20を超えるころにはその迷いもなくなり私を一人の女として抱いてくれ、父の方から求めてくれるようになりました。母が早くに亡くなった父は徐々に母に似てくる私に色気を感じていたそうです。そうして20年、他人に興味を持つことなく父娘で愛し合い続けてきました。
「あん、父上!気持ちいです!」
「貴子、貴子!こんなに乳首を硬くしおって」
道場の床に押し倒された私に父が乗って乳房を弄んでいました。私も父と同じように身体を鍛えてきましたので同年代の女性に比べればはるかに引き締まって筋肉質です。父はその肉体を弄び、乳首を口に含んで舐めています。乳首に当たる舌の感触が心地よく私は女の声が止まりません。
「ああん!いい!!感じるぅ!!」
父は片手を私の股へと入れてきました。慣れた手つきで娘の割れ目を擦ってきます。硬い指先が触れてくると私はそれだけで濡れてきて汁が止まりません。
「きゃん!ち、父上ぇ!!」
「ちょっと触っただけでこんなに濡らしおって。まだだぞ」
「ひぃ!」
父の指が二本、膣の中へと入ってきて中をかき回すように動いてきました。剣道で鍛えられた父の指先は素早く、そして力強く私の膣へ出入りを繰り返してきます。まるで男根の挿入の様に私は悶え、その指先に感じてしまいます。
「あぅ!もう耐えられない・・・ああ!中がぐちゃぐちゃになっちゃう!」
「いいぞ、貴子・・・だめだ、わしももう自分を抑えられん!」
「父上、入れてください。貴子に下さい!」
夜中の道場、その中央で私は犬の格好になり尻を父に向けています。父は自分の勃起した男根を娘の割れ目にもっていき挿入しました。実父の男根が私の中に直に入ってきています。熱く硬い男根が未熟な私の膣を貫いてきました。
「ふぅ!これ、これが欲しかった。父上のお柱様!中に入ってる!これがいい!」
「わしもだ。貴子の壺は気持ちいい。なんて気持ちいいんだ。自分の娘の壺が一番だ」
父は私の腰を掴んで後ろから身体を打ち付けてきました。太い男根が奥へと突き刺さってきます。それは父のもう一つの刀、肉体の刀なのです。老いることのない立派な男根が私を何度も貫いてきます。
「ふぅ!うう!貴子!貴子!!」
「父上!父上ぇ!!あんっ!すご・・・すごいぃ!」
普段の私たちの姿を知っている人からは想像もできないでしょう。まるで獣の様に欲望をむき出しにして肉体をぶつけ合うこんな淫らな父娘だったとは誰も思いもしないでしょう。今日の父はいつになく激しく私を突いてきました。
「はぁんはぁん!父上っはげしっ!あん!」
「貴子、実はお前に頼みがある」
「な、なんでしょう?・・・あんっ」
「わしの・・・わしの子供を孕んでくれ」
父は私の背中に乗って耳元でそう囁きました。親子で子づくりなんて神に禁じられた行為です。これまで何度も交わってきましたがこんなことを言われたのははじめてです。すごく緊張してきました。
「実はガンが見つかってな。そう長くない。だからせめてお前と子を、わしとお前の子を作りたかった。わしの形見と思って子を身籠ってくれんか?」
父の死期が近いと言われ私はひどく動揺しました。こんなにも元気な父が死ぬわけがありません。きっと間違いに違いありません。とてもすぐには受け入れられないことでした。
「父上がガンだなんてなにかの間違いです。今もこんなにもお元気なのに」
「いや間違いないんだ。分かってくれ貴子。そして最後の望みを聞いてくれ。わしの子を生んでほしい」
「父上・・・」
唯一無二の家族であった父との別れを考えるとつらくてなりません。しかし世界で唯一私が愛する男が孕んでくれと願っていることには嬉しくて涙が出ました。
「はい。父上の子を生ませてください。立派に育ててみせます」
「すまない。貴子」
私は振り向いて父と唇を重ねました。それは今までとは違う恋人同士のような甘い味わいの接吻でした。父は私を一人の女として認めてくれたからこそ子供を産んでくれと言ったのだと思いました。
「父上、愛しています」
「わしもだ。貴子、愛してる」
「ああ、父上!!」
それから父は私の上に乗って激しく身体を振り動かしました。刀を握っている時は息一つ乱さなかった父が荒げながら全身を力強く動かしてくるのです。
「はぁはぁ!!もっとだ、もっと、もっと激しくするぞ!」
「はぁい、父上!激しい父上素敵!」
全身が熱く火照ってしまい私の身体からボタボタと床に汗が垂れ落ちていきます。上に重なった父の身体も火傷しそうなほど熱くなっていました。父は私の乳房を掴んで強く揉みながら全身を前後に振ってきます。全身で父の愛を感じていました。
「あぁう!父上!!」
「貴子、わしのことは父と思うな。お前に子供を産ます以上わしはお前の夫だ。いいか?」
「は、はい・・・修造さん」
「そうだ、いいぞ」
再び父と接吻しました。唇が千切れるほど吸いつき、求め合います。父と娘としてではなく男と女、夫婦として愛し合っているのです。
「修造さん、私を妻にしてくれますか?」
「ああ、もちろんだ。貴子」
「嬉しい、修造さん好き!」
ファザコンなどという軽い言葉では済まないほど父を愛しています。父としても男としてもこれ以上愛せる人はいません。その父の妻になれるのですからこれ以上幸せなことはないでしょう。
「お前の母、深雪よりもお前といる方が長かったな。あれもいい女だったがお前には敵わん。貴子、お前は本当にいい女だ」
「修造さんにそんなふうにいってもらえるなんて・・・幸せです。これからは妻としてお努めさせてください。それにできれば子づくりももっと・・」
股の間に手を伸ばして野球ボールのような大きい父の睾丸を撫でました。その中に入っている子種を早く子宮に注いでもらいたかったのです。愛する男の子供を孕みたくて堪りませんでした。
「ああ、これからは夫婦として暮らそう。そして貴子にはわしの子を残してもらう。うぅ・・・貴子、元気な子を生んでくれ!近江家にふさわしい男児を生むんだ!!おおおお!!!」
「うううぅ!!!父上ぇ!!!」
私の中で大きな男根が震えて勢いよく子種を吐き出しました。子宮に向かって洪水の様に流れ込んできて中を満たしていきます。75の父の子種が40の私の卵子と交じり合っていくのが脳裏に浮かびます。それを想像すると私も耐えきれず逝ってしまいました。
「父上!修造さん!!!」
「貴子ぉぉ!!」
そのまま父に後ろから抱かれるような形で倒れ込んでしまいました。しっかりと繋がったまま父に抱きしめられています。
その時の温もりはいつまでも忘れることはありません。
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