[官能小説] 熟女の園 夫を探して ~嵐の中で最後の時~
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夫を探して ~嵐の中で最後の時~

 外は酷い嵐でもう三日も続いています。日本で体験した台風とは桁違いの猛風が私たちのいる洞窟の中にまで吹き込んできて、大きな雷鳴が響き渡ります。いつまでこの洞窟に避難していなければいけないのか分からず、私は恐ろしくなってきました。







 夫を探す旅をはじめて3週目、山を越えている最中に雨が降り出しました。雨足は強くなっていき舗装されていない道はあっという間に川のように水が流れはじめてまともに車を進めることはできません。運転していたカイルが近くに洞窟を見つけて嵐が過ぎるまでそこで過ごすことにしたのです。

「これが最後の缶詰なのね」

「はい、けど嵐はきっともうじき過ぎます。それまでの我慢です」

 野宿の準備をほとんどしていなかった私たちはわずかな食料でこの3日間耐えてきました。しかしそれももう最後の一つまで手をつけてしまいなにも残っていません。狭い洞窟の奥で私たちは身を寄せ合ってただ嵐が過ぎるのを待っていました。
 こんなことでは夫を探すどころか自分の命さえも無事かどうか分かりません。私は生まれてはじめて死を覚悟しました。

「もうダメかもしれない。せっかく夫に会えるかと思ったのに私がこんな目に遭うなんて」

「奥様、希望を捨てないでください。私は生きて帰れると信じています」

 一枚の毛布の中で身を寄せていたカイルが手を握ってきました。その手は温かく、冷え切った私の手を温めてくれます。生きようとする人間と諦めた人間の差かもしれません。諦めようとしていた自分の弱さを感じさせられ、カイルの温かい手をぎゅっと握りました。

「奥様、身体が冷たくなってる。もっと身体を寄せましょう」

 カイルと肩を密着させるとさっきよりもずっと身体が温かくなってきました。毛布の中とはいえ空気が冷え切っていて体温も奪われていたようです。カイルの大きな身体は温かく密着させた腕と脚から熱が移ってきます。私はさらに身体を寄せました。

「カイルいろいろありがとう。今のうちにお礼を言わせて」

「奥様、私もです。ご一緒できてよかった。まだ死にたくはありません。けれどもしこれが最後ならせめて・・・」

 カイルは私の方を向くと顔を近づけてきてキスをしました。唇が重なると私も瞳を閉じて唇を受け止めます。恋人同士のような甘いキスをじっくりと味わいました。
 身体を重ねたのは一度きり、けれど私たちの気持ちは日々近づいていました。言動には出すことはありません。共に同じ目的を果たそうとする同志だからです。
 でももしこれで人生が終わりなら最後くらい素直になってもいいと思いました。

「裸になって抱き合った方がもっと温かいですよ」

「私の冷え切った身体を温めて。カイルの温かさをもっと感じたい」

 私たちは即座に着ていたものを全て脱ぎ裸になって再び毛布に包まりました。肩を寄せ合うのではなくカイルが私の肩に腕をまわして引き寄せ、彼の胸に抱かれるような格好で包まっています。全身で若く逞しいカイルの身体の体温を感じました。

「カイルの身体、大きくてあったかい。ずっとこうしていたいくらい」

「奥様がそうしたいならそうしましょう」

 私はカイルの首に腕をまわし顔を寄せて舌を重ね合わせました。カイルは私の肩から尻へと手を下ろしていき尻をつかんで身体をさらに寄せていきます。乳房がぶつれるほど密着し、私の腹には硬いペニスが当たっていました。

「ここはもっと温かいわね」

 ペニスへと手を伸ばし触れるとカイルは心地よさそうに吐息を漏らしていました。指で先端から根元まで撫でるように触っていき雄々しいその形を確かめました。触れているだけで私の奥は疼いてきてしまいそうです。

「奥様・・・はぁ・・・」

「すごく熱い、こんなにも熱くなってる」

 カイルとキスを交わしながらペニスを掴み手を上下へと動かしていきます。大きなペニスは私の手の中で跳ねるように踊り悦んでいます。もっとカイルのペニスを大事にしてあげたいという欲求のままに顔をペニスへと寄せていき口を開け舌を当てました。

「お、奥様!うぅ・・・奥様の舌が・・・こんなことまでしてくれるなんて」

 口内へと迎えたペニスは強烈な匂いがしました。3日もこんな洞窟に籠っていたのですから無理もありません。それでも止める気などなく吸いつきながら頭を下ろしていきます。

「もっとしてもいい?」

「もちろんです。それと・・・俺も奥様にしたい」

 毛布を敷いてその上でカイルと69をしました。私の股にカイルは顔を埋め舐めてくれます。割れ目だけでなく陰核、さらには菊門まで舌が当てられました。大きな舌が擦りつけられると私は背を反らして高らかに声を上げてしまいます。

「ああん!そこいい!!お尻の穴が・・・くすぐったいけどいい!」

 どうせ死ぬかもしれないのです。いまさら恥じらうことなんてありません。欲望のままに求め合いました。口に含んだ黒いペニスに向かって頭を振り下ろしていきながら手で玉を揉みます。見たことのないほど大きな玉を掴んで揉むとペニスがビクビクと口の中で暴れました。

「うっ!!奥様、それいいです!負けてられない、もっと奥様を気持ちよくさせますから」

 割れ目の中へと舌先が入り込み激しく出入りを繰り返しはじめました。まるでペニスが突いているように硬く立てた舌が私の膣へと突き入れられてくるのです。
 私は悶えながら玉を揉み続けました。

「はあ!ああう!気持ちいい!マ、マンコ気持ちいい!!マンコ逝っちゃいそう!」

 カイルの顔の上で腰を振り、目の前のペニスを口へと運びました。指先をカイルの菊門に当て、軽く中へと入れていきます。アナルを突きながらペニスをしゃぶるとカイルは雄叫びを上げました。

「おお、おおおおお!うおおおおお!!!」

「ああ、カイル!もう耐えられない・・・このままじゃだめ・・・このまま逝きたくない」

「私もです」

 カイルの膝の上に向かい合って腰を下ろしていきます。私が下ろしていく身体の下にはさっきまで舐め続けていたペニスが黒光りをして待ち構えていました。

「奥様、本当はあの日からずっとこうしたかったんでず。ずっと忘れられませんでした」

「カイル、私だって忘れられなかった。いけないことだと思って我慢していたけどもうこうなっては構わない。また私を抱いて」

 尻に触れる硬い先端を割れ目へと誘導していきました。そして覚悟を決めて身体を一気に下げていったのです。膣から電撃が駆け上がってきました。私はカイルの身体を強く抱きしめながら叫びました。

「んひぃぃぃ!!!」

 外では大きな雷が鳴っていましたがそれに負けないくらい私は吼えました。そんな私をカイルは抱きしめてくれ下からさらに押し込んできます。大きなペニスが私の中へと全部入っていきました。

「奥様と繋がってる。奥様のマンコ・・・やっぱり気持ちいい」

「カイルの大きなチンポいい・・・この感覚忘れられない」

 根元まで繋がったまま私たちはしばらく抱き合っていました。冷え切っていた私の身体もすっかり火照っていてお互い汗が滲み出ているほどです。こうして抱き合っているだけでも幸せでなりません。

「奥様、好きです。もう我慢できません。奥様のことを好きになってしまっていたんです」

「私も好きよ。カイルが好き。夫も好きだけどカイルのことは・・・もっと好き」

 あの夜以来胸に閊えていたいたものが取れたような気分です。夫のことは愛しています。けれどカイルと過ごしていくうちに彼に心を奪われてしまったのです。若く立派で頼れる男、それに惹かれるのは女の性でしょう。51歳とはいえ私の女の本能が目の前の男を欲してしまいました。年の差も人種も関係ありません。所詮オスとメスでしかないのです。

「あん!あぁん!気持ちいい!カイル好き、大好き!」

「俺もだ!奥様・・・アヤコ!アヤコが好きだ!」

 名前で呼ばれると私は一人の女として愛されているのだとより実感しました。自分からなんども身体を上下に振ってカイルを求めていきます。大きなペニスが私の奥へと突き上げてくると気持ちよくて再び腰を上げ、さらに強く打ち付けたくなります。

「カイルのおっきなチンポが奥に来てる・・・子宮で感じる。硬いチンポが当たってる」

「アヤコの子宮に俺のが・・・この感触が・・・アヤコの子宮・・・堪らない」

 カイルは私の尻を掴んで下から動きを合わせて打ち付けてきました。より一層挿入される快感が増してきて奥に当たる感触も何倍も気持ちよくなっていきます。抱きつき、時にはキスをしながらカイルと愛を育みました。
 25年共にいた夫との時間よりもカイルと共に過ごした時間の方が濃厚に思えました。

「アヤコ、もし・・・旦那様が見つからなかったら・・・その時は・・・うぅ!」

「カイル!!もういい、もういいいの!我慢できない!」

 力の限りカイルを抱きしめました。押し付けた膣の中へとカイルの精液が広がってきています。20歳の黒人の子種が私の子宮へと流れ込んでいました。言葉を交わさずともわかります。彼がどれくらい私を愛してくれていてどうしたいのか。
 なぜなら私たちは子づくりをしているからです。

「カイル愛してる。心から愛してる」

「嬉しいよ、アヤコ。俺も愛してる」

 外はまだ嵐が止む気配はありません。しばらくこのまま洞窟で過ごすことになるでしょう。その間、カイルと子づくりに励みたいと思っています。


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