[官能小説] 熟女の園 罪深い息子 ~罪を背負った息子~
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罪深い息子 ~罪を背負った息子~

 閑散とした田園地帯にまるで要塞のようにそびえる高いコンクリートの壁と鋼鉄の扉は無機質な分なんだか怖いと感じてしまいます。その施設の前で私は小一時間ほど立っています。そして扉が開き中から男性が出てきました。
 今日は私の息子、和馬が刑務所から出所する日なのです。







 10数年前、夫は多額の借金を残して蒸発しまいました。それまで真面目なサラリーマンだと思っていたのに借金をして遊んでいたのです。その金額も借りた先も普通ではなく残された私と和馬にも執拗な取り立てを行ってきました。財産を失い、和馬は決まったばかりだった就職先も取り消しにされてしまいました。私と和馬は安アパートで怯える日々を送っていたのです。
 夫がいなくなり半年が過ぎた頃、いつものように借金の取り立てが部屋に来ました。私と和馬は昼夜を忘れて働きに出ていましたが利息さえまともに払えずその日も財布の中からあるだけのお金を取られ他に金はないのかと取り立て屋に迫られていたのです。私に向かって取り立て屋が拳を何度も振りつけました。私は必死にそれに耐えていました。すると不意に取り立て屋が奇声を上げてその場に倒れ込んだのです。見ると腹から大量の血を流した倒れていました。その向こうには包丁を持った和馬が立っていました。
 こうして和馬は殺人で10年の懲役となり刑務所に入ることになりました。そしてこの事件で私たちの境遇が公になり借金の取り立てをしていた不法な闇金業者も捕まり、それによって借金から解放されたのです。

 10年の月日が過ぎ和馬はもう32歳になっていました。見た目は立派な成人男性になっており短くした髪とがっちりとした体格をしています。刑務所の扉を出て待っていた私を見るとやや強張った顔で一礼してきました。

「母さん、いろいろ迷惑かけてすみません」

「迷惑だなんて思ったことないから。頭を上げて」

 和馬はゆっくりと頭を上げ私の方を見ました。10年ぶりに会った母を懐かしむようにじっくりと私の顔を見ています。
 手紙のやりとりはしていましたが面会は一度も行きませんでした。ですから本当に顔を会せるのは10年ぶりになったのです。

「母さん、ずいぶん老けたね」

「だってもう55なのよ。そりゃ老けるわよ」

 以前ほどいい生活をしておらず毎日パートに出ながら苦しい生活をしていたこともあり私はずいぶん老け込みました。ショートにしている髪は艶がなく、肌も皺の数が増えました。服だってせっかくの出所祝いなのに古着のカーディガンとブラウス、色落ちしたパンツという出で立ちです。

「でも元気そうでよかった。またこうやって会うのを楽しみにしていたんだ」

「私もよ。和馬、出所おめでとう」

 私の住んでいるアパートまでは遠いため近くの民宿で一泊過ごすことにしました。観光地でもないこの地域の民宿に客は私たち以外おらず老夫婦が営む寂しい宿でした。そこでささやかな夕食と寝床を提供していただいたのです。

「和馬、ビールも頼んだらどう?」

「いいよ。お金もったいなから。母さんだってここに来るのだって大変だったんでしょう?」

「だってせっかく息子が出所するっていうのに会いに行かないわけないじゃない。本当にこの10年よくがんばったわね」

 殺人を犯したとはいえ息子に私は感謝していました。乱暴な借金取りから私を救ってくれた命の恩人なのです。あの頃は私も精神的に滅入っており、借金取りの暴力か自分で命を絶っていたかもしれません。そう思うと私を救い、10年も刑務所に入っていた和馬には頭が上がりません。感謝しかないのです。

「母さんだっていろいろ大変だったんじゃないの。ずっと一人だったし、しかも息子は殺人犯だから周りからいろいろ言われたりしなかった?」

「それは・・・まぁ平気よ」

 本当は和馬のいう通り大変な10年でした。息子のことで白い眼で見る人も多く、仕事先を何度も変え、引っ越すこともたびたびありました。それでも生きているだけでも私は幸運なのだと思い、再び和馬と再会する日を夢見て必死に生きてきたのです。

「息子が殺人犯だなんてやっぱり嫌だよね。今日来てくれたのはすごくうれしかった。また母さんと会えるなんて思ってもなかったから。でも明日には俺はどこか遠くに行くことにするよ。一緒にいるときっと迷惑かけることになりそうだから」

 再開したばかりなのに別れを切り出されて私は胸が引き裂けそうなほどショックでした。私は耐えきれず和馬に近寄り腕を伸ばして抱きしめました。32歳になった息子をしっかりと胸に抱いたのです。

「もうどこにも行かないで。他の人がどう思ってもいい、これからはずっと一緒にいましょう。私はね和馬が出所してくるのだけを希望に生きてきたのよ。もう離れ離れは嫌よ。傍にいてほしいの」

 私は思いのたけをぶつけました。もうお互いいい年です。和馬だって独立して一人で生きていったっていいのですが私は傍にいて欲しかったのです。この10年顔も見れない生活を送ってきた分を取り戻したくてもっと一緒にいてもらいたかったのです。

「俺も本当は母さんと一緒にいたい。母さんが迷惑じゃないなら一緒に生活しよう。俺、頑張るから。母さんが楽できるようにこれから頑張るよ。俺は母さんのこと・・・好きだから」

 和馬は抱きしめた私の頬に自分の頬をそっと重ねてきました。久しぶりに肌に感じる息子の感触に私は涙が出そうなほど嬉しくなりません。私も顔を和馬に寄せさらに頬を擦らせました。

「うっ!すぅ・・・はぁ・・・すぅはぁ」

 急に和馬の息遣いが荒くなり、抱きしめた身体から強い鼓動が伝わってきました。いったいどうしたのかと私は頬を離して和馬の顔を覗き込むと顔は紅潮していました。

「どうしたの、和馬?」

「ごめん、10年も女のひと触った事さえなかったから母さんに抱きつかれたらつい・・・相手は母さんなのに俺・・・」

 紅潮した顔で恥ずかしそうに目を下に向ける和馬のいいたいことはなんとなくわかりました。年頃の男が10年も男だけの世界で過ごしていれば欲求不満にでもなるでしょう。そんなときに血が繋がった相手とはいえ女に抱きしめられれば変な気の一つだって起こしかねません。
 私は和馬が出所したらできることはなんでもしてあげようと思っていました。和馬の手を取って私の乳房の上へと触れさせていきました。

「か、母さん!?」

「母さんでいいなら触ってもいいよ。もっとも実の母だから嬉しいかわからないけど」

 私の乳房の上に手を乗せたまま和馬はしばらく固まっていました。急に母親にこんな提案をされてば誰だって戸惑うでしょう。私は和馬がどうするのかじっと待っていました。
 和馬は乗せた手に力を入れ少しづつ私に乳房をもんできました。

「いいの?本当にいいの?」

「いいのよ。母さんは全く構わないから。もし和馬がもっとしたいならしていいの。好きにしていいの」

 和馬は反対の手も私の乳房に乗せ両手で胸を強く揉んできました。息子の掌が乳房を押さえ、指が動き揉む行為に私は妙な高揚感を感じてしまいます。私だってもう10年以上男とはご無沙汰です。こんなことをされると私もつい身体が感じてしまっているのです。

「んっん!・・・はぁ」

「母さん大丈夫?」

 和馬は手を止め、心配そうに私の顔を覗き込んできました。私はやや息を乱し、火照ってきています。
 私も自分の気持ちに正直になるべきなのではと思いました。いっそ心の底から欲望を吐き出してしまったほうがお互いいいのかもしれません。

「大丈夫、気持ちいいの。胸を揉まれて気持ちよかったの。和馬、もっとやって」

 私は和馬に顔を寄せていきキスをしました。32の息子の唇にしっかりと吸いついていったのです。唇から全身にビリビリと電気が流れてきます。息子との不徳な行為に私の心は震えていったのです。
 和馬も私の唇を受け止めて合わせてきました。唇を重ねたまま和馬は再び乳房を掴んだ手に力を入れてきました。

「母さんが気持ちいいっていうから余計に俺も興奮してきたよ。もっと母さんと・・・はぁ・・・母さん、好き」

「私もよ和馬。好きよ、もっと・・・しましょう」

 和馬は私が着ている民宿の浴衣の襟元を開いていきました。私もそれに合わせるように帯を緩めていき浴衣が崩れていきます。肩から浴衣が落ち、上半身が露出していき露わになった私の生の乳房を和馬はしっかりと掴みました。

「母さん!!」

 重ねていた唇の間から舌が入ってきて私の舌へ重ねられました。和馬は一気に欲求を爆発させて私を求めてきたのです。10年分の性欲が一気に爆発し、冷静さなんて微塵もありませんでした。

「はぁ、和馬・・・んん!」

 私の舌へと和馬の舌が絡み、温かい掌が乳房をしっかりと掴み、力強く揉んでいきました。口と胸、両方からの刺激で私の鼓動は高鳴りよりいっそう和馬が欲しくなってしまいます。欲求に逆らえず片手を和馬の股へと当てていきました。浴衣の上からでも分かるほどそこは大きく盛り上がっていて触れるとビクリと震えました。

「うぅ!母さん!もっと触って、直に触って」

 和馬は慌てるように浴衣を脱ぎ、下着も脱いで全裸になりました。中肉中背の肉体、その股からは大きなペニスが雄々しく勃起していました。母親の見ている前でそれはビクビクと脈打つように震えていたのです。

「すごく大きいのね。触るわよ」

「はっ!母さんの手が・・・うっ感じる」

 指で触れたペニスは大きく揺れました。私も驚いて指を引きましたが、もう一度覚悟を決めて手を広げ、ペニスを握っていきました。表面からは掌が焼けそうなほど熱気が伝わってきます。先端から根元まで私はじっくりと全体を撫でていきました。

「はぁはぁ、母さん・・・気持ちいいよ」

「母親でこんなになって・・・でも私もなんだか嬉しい。男の人の大きなのって久しぶりに見たから」

「か、母さん!俺10年も女としていないんだ。もう母親だとかどうでもいいよ。母さんとさせて、お願い!お願いします、母さん!」

 和馬が私を助けるために人殺しという一線を越えたように今度は私が和馬の為に不道徳な一線を越える立場なのです。母親として私は覚悟を決めました。

 浴衣を脱ぎ、布団の上で全裸になった私を和馬が見ています。10年前はまだ引き締まっていた肉体もいまはあちこちに贅肉が付き垂れています。小さめの胸もだらりと垂れさがる肉の塊となっていました。もう肉体的には老いつつある母の身体を息子はじっくりとつま先から頭まで視線を当てました。その視線は女を見るものだと直感で分かります。和馬のペニスが股のところでより元気になっていっていたのです。

「母さん、いくよ」

「いいわよ。来て、和馬」

 和馬は自分のペニスを私の割れ目へと当ててきました。割れ目の中へと硬い和馬の先端が入ってきます。かつて自分が産まれたところのなかへ息子のペニスが挿入されてきたのです。お互い10数年ぶりのセックス、そしてはじめての親子セックスということで中に入り繋がっていく感触だけで逝ってしまいそうなほど感じてしまいます。

「母さんの中に入ってる。俺が母さんの中に・・・母さんと繋がってるよ」

「和馬、そのまま奥まで来て。母親の奥まで入れてきて、もっと繋がりたいの」

 弛んだ腹の肉の間を息子の硬い手が掴みました。和馬は下半身の方から寄ってきて、私の中へとさらにペニスを挿入してきます。私の膣内を硬く、熱いペニスがさらに奥へと入っていきました。

「ああ!来てる!硬いのがどんどん奥まで来てる・・・感じるわ、和馬を体内に感じるの」

「うぅ!母さんの奥深くまで・・・変な気分だ。なんだか・・・めちゃくちゃ興奮する。俺を産んだ身体の中に入れてるんだ!おおお!!」

 和馬は腰を引いていき振り動かしはじめました。硬い息子のペニスが私の膣を前後に出入りし、刺激を与えてきます。立派な成人男性に成長した和馬が力強く私を突いてくるのです。

「母さんっ!母さんっ!ううぅ!この締まり具合・・・いい!母さんの中すごく気持ちいい」

「和馬!いいよ、私も気持ちいいの。息子のがこんなに気持ちいいなんて。もうダメ、変になっちゃう。だめええ!」

 私に向かって振りつける和馬の腰の動きはより速くなり、体内のペニスが荒々しく私を攻めたてます。中で膣の表面に強く擦りながら奥へと挿入されていきました。
 10年分の欲求を晴らすかのように和馬は私に向かって激しく腰を振り続けたのです。そしてついに限界が差し迫っていました。

「母さんっもうイク、イグゥ!!出そうだ!!」

 私の膣内ではすでに射精がはじまっているんじゃないかと思うくらいペニスが暴れていました。私は和馬の身体を引き寄せてしっかりと抱きしめました。

「出して!あなたの母親の中に出して!出して欲しいの!うっ!!ふんぐぅ!!」

「おおぉ!!ぐおぉ!!」

 互いに獣のような叫び声を上げながら絶頂を迎えました。私の膣内にペニスから息子の精液が流し込まれてきています。55歳の肉体の奥深くへ向かって勢いよく洪水のように32歳の息子の精液が流し込まれたのです。その射精を感じながら私も逝ってしまいました。10数年ぶりのセックス、それも息子とのセックスは極上の快感でした。足の指まで震えてしまうほど全身を快感が駆け抜けていきます。
 そうして互いに逝った後は私の中に注がれた精液のみが残りました。

「母さんすごく気持ちよかったよ」

「私も・・・和馬おかえりなさい」

 私たちは繋がったまましばらく抱き合っていました。再会できた喜びを全身で感じていたのです。



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No title

いつも楽しみにしています。
母子物の新作ありがとうございます。
続きを楽しみにしています。

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Re: No title

>続きを楽しみにしています。
ありがとうございます。今回は少し長めのものにしたいと思っています。
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