裸族の村 ~裸族の男女~
私と和夫が日本人の親子であることをやめて幾日か過ぎました。あの日、全裸で村に戻ると村人たちは何事かと驚いて集まってきて事情を放すと喜んでくれました。「お前たちもようやく覚悟が決まったか、よかった」と言って村人として加えてくれることを歓迎してくれました。
そして今夜、ついに私と和夫は原住民として生まれ変わり、夫婦となるのです。
太陽は沈み、涼しくなった森の中にある村では宴がはじまろうとしていました。今夜は村人たちにとって、そしてなにりも私と息子、和夫にとっても特別な宴となるのです。
「そろそろ行きましょう」
もう日本語を口にすることもありません。不自由なく扱えるようになったこの村の言葉だけで常に話しています。
私の世話をしてくれていた女性に付き添われて小屋を出て広場へと向かいました。広場には村人たちが集まっていて私が現れるのを待っていました。私の姿が見えるとみんな歓声を上げて迎えてくれたのです。
村人たちが集まった中央には木で組んだ祭壇のような物が作られていて上には煌々と燃えるたき火、動物の骨や鮮やかな花が飾り付けられています。その祭壇の前に村長、それに和夫がいました。
「和夫・・・」
服を捨てた和夫は村の男たちと同じ全裸姿です。肌は全身すっかり黒く焼け、整えていた髪もボサボサになってしまっています。左の二の腕に蔦を編んで作ったリングが食い込んでいて身に着けているのはそれだけです。身体に油を塗っていて若く逞しい筋肉質の肉体が火に照らされ輝いていました。
「華江、綺麗だ」
私も和夫と同じく裸です。白かった肌は黒く焼け、老いて弛んできていた肉体もわずかですが締まってきました。長い黒髪は下ろし、額にバンドのように蔦を巻きつけ村の女たちに手伝ってもらって化粧もしました。化粧と言っても日本のものとは全く違い目の上に濃い青色、唇は原色に近い赤が塗られなんだか娼婦のようです。それに黒ずんでいた乳首もピンク色に塗られました。色を塗られらただけでもなんだか乳房が若い頃の物になったような気分さえします。それに首から下の毛は剃られています。腋毛も陰毛も石の刃物で女たちが綺麗に剃ってくれ樹液のような物を塗ってくれました。この液を塗ったところからはもうこれから先毛が生えてくることはないのだそうです。全身は和夫と同じように油を塗られ輝いています。これがこの村の女の姿なのです。
「二人ともこちらを向きなさい」
私たちは祭壇の前にいる村長の方を向きました。いつもは優しいおじさんといった印象ですが今夜は祭壇を背に威厳を感じさせています。村人と同様の格好をした私たちをまじまじと見つめました。
「お前たちはこの村の人間、家族だ。他の者たちと協力して共に村をよくしていってくれ」
「はい、村長」
「お前たちには故郷ニホンのことは忘れて去ってもらう。これからはカズとハナがお前たちの名前だ」
もう私たちには漢字の名前はありません。私は「華江」から「ハナ」へとなったのです。そのことをしっかりと心に刻みました。もう日本のことを懐かしんだり、思い出すことはこの先はしません。「華江」として生きた人生はもう今の私ではないのです。
「わかりました。俺はカズとしてこの村で生きます」
「私もハナとして生きていきます」
「よし、二人を歓迎しよう。そしてカズとハナの二人は今日から夫婦となる。間違いないな?」
横を向くと和夫・・・カズが真剣な眼差しで頷きました。私ももちろん覚悟は決まっています。
「はい、ハナを妻として一生愛します」
「カズを夫として一生愛します」
「よろしい、二人ともおめでとう」
村長が微笑むと固唾を飲んで見守っていた村人たちは一斉に歓声を上げました。これで正式に村人となり、夫婦となったのです。新たな人生の門出を祝われながらカズと口づけをしました。
「夫婦の証としてこれを食べてもらおう」
村長から手渡されたのはまだ青く熟成していないみかんくらいの大きさの実でした。それを半分に割り、半分づつカズと口にしました。とても苦く食べられたものではありません。それでも二人でその実を食べきることが夫婦の最初の試練なのだそうです。
「はぁはぁ・・・食べきったぞ。ハナ大丈夫?」
「んん・・・んはぁ・・・ええ、なんとか」
苦く硬い果実をなんとか噛み砕き喉に流し込みました。それを食べるだけでも一苦労な果実で額からは汗が垂れてきています。胃の中では冷たく硬い果実が溶けていくのがわかります。
「よく食べたな。それは子供の実というこの村では夫婦が最初に食べる食べ物だ。その実を食べると必ず元気な子供が生まれる。カズ、ハナ、村のためにも元気な子をつくってくれ」
村長にそう言われると急に恥ずかしくなってしまいます。いくら夫婦とはいえ20と48で子供を作ることを期待されるなんて戸惑ってしまいます。
「私たちに元気な子供が産めるかなんて・・・」
「ハナ、大丈夫だ。村長の期待通り元気な子をつくろう」
「カズ、その意気だ。祭壇を昇ってみんなの前で夫婦の子づくりをするんだ」
祭壇は櫓のようになっていて組んでいる木を登っていくと上は四隅に火がともされ、花の香りが充満していました。その上に上がると村人たちが一望することができます。逆に私たちがここですることはすべての人に見られることになるのです。
「ハナ!俺もう我慢できない」
祭壇の上に上がった途端にカズが私を押し倒してきました。油で粘る肌が触れると私もとても興奮してしまいます。いつも以上に胸が壊れそうなほど高鳴ってきていました。
「ハナ、俺の子供を今日こそは孕んでくれよ!それまでやめない」
「あん、カズ・・・どうしたの・・・でも私もすごくしたい・・・孕むまでしたい」
さっき食べた実が胃の中で溶けて全身にエネルギーとして行き渡っていき身体じゅうが熱くなっていきます。それと共に性欲もこれまで以上にあふれだしてきました。あれは媚薬のような物なのかもしれません。
全身塗られた油に汗が染み込んでより粘りを増していき、その身体を絡ませ合っていきました。
「ハナの毛がないマンコ綺麗だ。ほらわかるか?俺の太ももが擦れてるぞ」
「あんあん!ビクビクきちゃう!直に擦れて来る!いい!!」
毛が無くなった股の間を硬い太ももが前後に擦れてきて割れ目へを当たってきます。陰核にもその筋肉の塊が擦り付けられて私は堪らずすぐに逝ってしまいました。床の上に汁を飛ばすほど強烈に逝ってしまったのです。
「華江と違ってハナは敏感なんだな。まだ大丈夫だろう?まだはじまったばかりだ」
カズが私の太ももを掴み、顔を割れ目に寄せてきました。舌が中へと入り込み、逝ったばかりで汁まみれのところを舐めてきます。私は息着く暇もなくすぐに快感に襲われました。
「ひぃん!カズぅ!!私だって・・・私だって!」
割れ目を唾液まみれにされながら身体を動かし、カズの下半身に顔を寄せていきました。そこにはいつもよりも太く黒いペニスがあったのです。
「こんなにも大きくなって・・・あの実のせいなの?はぅ・・・」
「うっ・・・気持ちいっ!」
大きなペニスを口いっぱいに含み舐めていきました。その間にも和夫は私の膣を舐め、互いの股に顔を押し付け合っています。祭壇の上で濃厚に交わる私たちを村人たちはみんな興味津々に見つめていました。
「カズ、また逝きそう!」
「俺もだ・・・ううぅ!ハナ!!」
私は唾液を垂らしながらペニスにしゃぶりつき、尻の穴に指を入れました。カズも私の膣に舌を突き入れ唾液と汁を混ぜながら尻の穴へと指を入れてきます。互いに前後から刺激を受けながら限界に達しようとしていました。
「いいぞ、二人とも!」
「最初はガキの遊びみたいなことしかできなかったのにようやく本物の交尾を覚えたな」
私たちを見ている村人たちはとても盛り上がっていました。小さな子供でさえ興奮して喜んでいます。周りが喜んでくれると私たちもさらに興奮してきました。
「ハナ出る!出すぞ。今日は顔にぶっかけてやる!」
「出して!顔にいっぱいかけて!」
口からペニスを抜くとすぐに射精がはじまりました。目の前の硬い先端から白い液体が顔面に向かって迸ってきたのです。髪や額、鼻、口、顎、頭部全体に濃いカズの精液が吹きかけられました。
顔中にかけられた精液の匂いに当てられつられる様に逝ってしまいました。カズの顔に向かって思い切り、大量の汁を噴き出したのです。我慢しようなんて一切思いません。カズの顔にかけることが心地良いと思えて力を込めてかけました。
「気持ちよかった・・・うう、まだ気持ちいいけど」
「私も・・・まだ物足りないくらい」
互いに逝った後も舐め合い、さらに指を根元まで尻穴の中にいれてかき回していきました。ペニスからはまだまだ精液が垂れ出ていてそれを舐め味わって飲み込んでいきました。胃の中で木の実と精液が混じっていくとより一層オスが欲しくなったのです。子宮が強く疼いてきて止まりません。
カズもまた女の汁と木の実によってメスを欲してきました。
「ハナ、みんなの前で子供をつくるところを見てもらおう。俺と母親だったお前が子づくりするところを!」
「来て、カズ。私を早く妊娠させて。今度はカズの子の母親にさせて」
両手を付いて尻を大きく開いた後ろからカズがペニスを挿入してきました。いつもの倍はありそうな太いペニスが膣をゆっくりと進んできます。削られるような強い刺激が膣を襲ってきていたのです。
「はぅ・・・おお!!」
「我慢しろハナ・・・今日のハナのマンコはいつもよりもきつい」
犬のように四つん這いになって尻を高く上げカズを受け止めていきます。カズの大きなペニスが徐々に奥へと入っていき、私の子宮もより熱くなって待ち構えていました。少しずつ迫るペニスに私も腰を寄せて求めていきます。
「ハナ・・もう少しだ・・・くっ!」
「ああん!奥に来る!来てる!!」
ついに根元までつながると嬉しくて叫んでしまいました。見ていた村人たちも「いいぞ!」と言ってくれますますカズと交尾していることを幸福に思ってしまします。
カズは私の脇から腕をまわして乳房を掴みながら腰を前後に動かしはじめました。油と汗で粘る肌が吸いつき、胸もとてもいい気持ちです。カズは強く胸を揉みながらペニスを動かしていきます。
「高貴な身分、誉れ高き軍人の妻だった母上、華江。息子である俺を愛してくれてありがとう。母上だったハナをいつまでも愛してる」
「和夫・・・・お父さまに負けない立派な軍人になる道を捨てて私の夫になってくれるなんてうれしいですよ。あなたの母でよかった。あなたを産んでよかった。あなたを誰よりも愛してる」
私の背中に身体を乗せ抱きしめてきたカズに振り向いて唇を重ね合わせました。20歳の息子と48歳の母親だったという事をしみじみと思い出しながら交じり合い、今は夫婦になったことを再確認していたのです。そしてこれからは子供の親になるのです。
「母上はいつまでも母上だ、それは忘れない。けれど同時に俺の妻、ハナなんだ。妻としての責任を全うしてください!!」
「和夫、あなたも夫になるんですからその責任を果たしなさい。私に子種を・・・私を孕ませて!!」
「おおおお!!ハナァァ!!!」
私の中へとカズの子種が放たれました。洪水のように子宮へ流れ込み、中をあっという間に満たしていきます。村人、そして星々が見守る中で私たちは夫婦としての儀式を終えたのでした。
あれからどれくらい経ったのかもうわかりません。戦争や外の世界とは無縁なこの地で私と息子は村で夫婦として幸せに暮らしています。日本や夫のことはもうどうなってしまったのかはわかりませんが月日が過ぎるにつれてそんなこと頭から消えていきました。
「ママ、今日は俺が鳥捕まえたんだ」
夕暮れに元気よく小さい子供が入ってきました。全身黒く立派な体格でこの村の他の子と区別はつきません。違うとすれば目元が私に似ていて性格が父親似ということくらいです。
「すごいじゃない、ジュン。今日はご馳走にしましょう」
「ジュンだけじゃないよ。私もがんばったもん、木の実いっぱい取ってきた」
ジュンの後にさらに小さい女の子が入ってきました。手にはいっぱいの赤い実を持っています。やっと一人で歩き回れるようになったばかりだというのに元気な子です。
「ありがとう、リン。二人とも偉いわね」
「ただいま、ジュンもリンもすごいな」
最後に小屋に入ってきたのはまだ若さを感じる立派な青年です。以前にも増して立派な体つきになりまるでゴリラのような逞しい黒い肉体。尻には私とお揃いの花の刺青が入っています。同じ刺青を同じ場所で入れることが夫婦の証なのです。その男性の顔を見ると私はいつも幸せな気持ちになります。
「お帰りなさい、カズ」
「ただいま、ハナ」
近寄ってきたカズと抱き合い唇を開いて舌を絡ませました。子供の前でも隠すことはありません。愛し合っていることを隠すことこそここでは背徳なのです。
「また綺麗になったな」
50歳を過ぎているはずなのに自分が老いていっているという実感は全くありません。むしろ以前よりも身体は強くなり生理だって順調です。互いに黒くなった肉体をしっかりと重ねました。
「あなたも一段と凛々しくなってわね」
「こんなにいい妻を持ってるからかな。そろそろもう一人欲しいよ」
私の身体に黒いペニスが当てられてきました。
私と和夫は命尽きるまでここで愛し合いっていくのです。
(完)
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そして今夜、ついに私と和夫は原住民として生まれ変わり、夫婦となるのです。
太陽は沈み、涼しくなった森の中にある村では宴がはじまろうとしていました。今夜は村人たちにとって、そしてなにりも私と息子、和夫にとっても特別な宴となるのです。
「そろそろ行きましょう」
もう日本語を口にすることもありません。不自由なく扱えるようになったこの村の言葉だけで常に話しています。
私の世話をしてくれていた女性に付き添われて小屋を出て広場へと向かいました。広場には村人たちが集まっていて私が現れるのを待っていました。私の姿が見えるとみんな歓声を上げて迎えてくれたのです。
村人たちが集まった中央には木で組んだ祭壇のような物が作られていて上には煌々と燃えるたき火、動物の骨や鮮やかな花が飾り付けられています。その祭壇の前に村長、それに和夫がいました。
「和夫・・・」
服を捨てた和夫は村の男たちと同じ全裸姿です。肌は全身すっかり黒く焼け、整えていた髪もボサボサになってしまっています。左の二の腕に蔦を編んで作ったリングが食い込んでいて身に着けているのはそれだけです。身体に油を塗っていて若く逞しい筋肉質の肉体が火に照らされ輝いていました。
「華江、綺麗だ」
私も和夫と同じく裸です。白かった肌は黒く焼け、老いて弛んできていた肉体もわずかですが締まってきました。長い黒髪は下ろし、額にバンドのように蔦を巻きつけ村の女たちに手伝ってもらって化粧もしました。化粧と言っても日本のものとは全く違い目の上に濃い青色、唇は原色に近い赤が塗られなんだか娼婦のようです。それに黒ずんでいた乳首もピンク色に塗られました。色を塗られらただけでもなんだか乳房が若い頃の物になったような気分さえします。それに首から下の毛は剃られています。腋毛も陰毛も石の刃物で女たちが綺麗に剃ってくれ樹液のような物を塗ってくれました。この液を塗ったところからはもうこれから先毛が生えてくることはないのだそうです。全身は和夫と同じように油を塗られ輝いています。これがこの村の女の姿なのです。
「二人ともこちらを向きなさい」
私たちは祭壇の前にいる村長の方を向きました。いつもは優しいおじさんといった印象ですが今夜は祭壇を背に威厳を感じさせています。村人と同様の格好をした私たちをまじまじと見つめました。
「お前たちはこの村の人間、家族だ。他の者たちと協力して共に村をよくしていってくれ」
「はい、村長」
「お前たちには故郷ニホンのことは忘れて去ってもらう。これからはカズとハナがお前たちの名前だ」
もう私たちには漢字の名前はありません。私は「華江」から「ハナ」へとなったのです。そのことをしっかりと心に刻みました。もう日本のことを懐かしんだり、思い出すことはこの先はしません。「華江」として生きた人生はもう今の私ではないのです。
「わかりました。俺はカズとしてこの村で生きます」
「私もハナとして生きていきます」
「よし、二人を歓迎しよう。そしてカズとハナの二人は今日から夫婦となる。間違いないな?」
横を向くと和夫・・・カズが真剣な眼差しで頷きました。私ももちろん覚悟は決まっています。
「はい、ハナを妻として一生愛します」
「カズを夫として一生愛します」
「よろしい、二人ともおめでとう」
村長が微笑むと固唾を飲んで見守っていた村人たちは一斉に歓声を上げました。これで正式に村人となり、夫婦となったのです。新たな人生の門出を祝われながらカズと口づけをしました。
「夫婦の証としてこれを食べてもらおう」
村長から手渡されたのはまだ青く熟成していないみかんくらいの大きさの実でした。それを半分に割り、半分づつカズと口にしました。とても苦く食べられたものではありません。それでも二人でその実を食べきることが夫婦の最初の試練なのだそうです。
「はぁはぁ・・・食べきったぞ。ハナ大丈夫?」
「んん・・・んはぁ・・・ええ、なんとか」
苦く硬い果実をなんとか噛み砕き喉に流し込みました。それを食べるだけでも一苦労な果実で額からは汗が垂れてきています。胃の中では冷たく硬い果実が溶けていくのがわかります。
「よく食べたな。それは子供の実というこの村では夫婦が最初に食べる食べ物だ。その実を食べると必ず元気な子供が生まれる。カズ、ハナ、村のためにも元気な子をつくってくれ」
村長にそう言われると急に恥ずかしくなってしまいます。いくら夫婦とはいえ20と48で子供を作ることを期待されるなんて戸惑ってしまいます。
「私たちに元気な子供が産めるかなんて・・・」
「ハナ、大丈夫だ。村長の期待通り元気な子をつくろう」
「カズ、その意気だ。祭壇を昇ってみんなの前で夫婦の子づくりをするんだ」
祭壇は櫓のようになっていて組んでいる木を登っていくと上は四隅に火がともされ、花の香りが充満していました。その上に上がると村人たちが一望することができます。逆に私たちがここですることはすべての人に見られることになるのです。
「ハナ!俺もう我慢できない」
祭壇の上に上がった途端にカズが私を押し倒してきました。油で粘る肌が触れると私もとても興奮してしまいます。いつも以上に胸が壊れそうなほど高鳴ってきていました。
「ハナ、俺の子供を今日こそは孕んでくれよ!それまでやめない」
「あん、カズ・・・どうしたの・・・でも私もすごくしたい・・・孕むまでしたい」
さっき食べた実が胃の中で溶けて全身にエネルギーとして行き渡っていき身体じゅうが熱くなっていきます。それと共に性欲もこれまで以上にあふれだしてきました。あれは媚薬のような物なのかもしれません。
全身塗られた油に汗が染み込んでより粘りを増していき、その身体を絡ませ合っていきました。
「ハナの毛がないマンコ綺麗だ。ほらわかるか?俺の太ももが擦れてるぞ」
「あんあん!ビクビクきちゃう!直に擦れて来る!いい!!」
毛が無くなった股の間を硬い太ももが前後に擦れてきて割れ目へを当たってきます。陰核にもその筋肉の塊が擦り付けられて私は堪らずすぐに逝ってしまいました。床の上に汁を飛ばすほど強烈に逝ってしまったのです。
「華江と違ってハナは敏感なんだな。まだ大丈夫だろう?まだはじまったばかりだ」
カズが私の太ももを掴み、顔を割れ目に寄せてきました。舌が中へと入り込み、逝ったばかりで汁まみれのところを舐めてきます。私は息着く暇もなくすぐに快感に襲われました。
「ひぃん!カズぅ!!私だって・・・私だって!」
割れ目を唾液まみれにされながら身体を動かし、カズの下半身に顔を寄せていきました。そこにはいつもよりも太く黒いペニスがあったのです。
「こんなにも大きくなって・・・あの実のせいなの?はぅ・・・」
「うっ・・・気持ちいっ!」
大きなペニスを口いっぱいに含み舐めていきました。その間にも和夫は私の膣を舐め、互いの股に顔を押し付け合っています。祭壇の上で濃厚に交わる私たちを村人たちはみんな興味津々に見つめていました。
「カズ、また逝きそう!」
「俺もだ・・・ううぅ!ハナ!!」
私は唾液を垂らしながらペニスにしゃぶりつき、尻の穴に指を入れました。カズも私の膣に舌を突き入れ唾液と汁を混ぜながら尻の穴へと指を入れてきます。互いに前後から刺激を受けながら限界に達しようとしていました。
「いいぞ、二人とも!」
「最初はガキの遊びみたいなことしかできなかったのにようやく本物の交尾を覚えたな」
私たちを見ている村人たちはとても盛り上がっていました。小さな子供でさえ興奮して喜んでいます。周りが喜んでくれると私たちもさらに興奮してきました。
「ハナ出る!出すぞ。今日は顔にぶっかけてやる!」
「出して!顔にいっぱいかけて!」
口からペニスを抜くとすぐに射精がはじまりました。目の前の硬い先端から白い液体が顔面に向かって迸ってきたのです。髪や額、鼻、口、顎、頭部全体に濃いカズの精液が吹きかけられました。
顔中にかけられた精液の匂いに当てられつられる様に逝ってしまいました。カズの顔に向かって思い切り、大量の汁を噴き出したのです。我慢しようなんて一切思いません。カズの顔にかけることが心地良いと思えて力を込めてかけました。
「気持ちよかった・・・うう、まだ気持ちいいけど」
「私も・・・まだ物足りないくらい」
互いに逝った後も舐め合い、さらに指を根元まで尻穴の中にいれてかき回していきました。ペニスからはまだまだ精液が垂れ出ていてそれを舐め味わって飲み込んでいきました。胃の中で木の実と精液が混じっていくとより一層オスが欲しくなったのです。子宮が強く疼いてきて止まりません。
カズもまた女の汁と木の実によってメスを欲してきました。
「ハナ、みんなの前で子供をつくるところを見てもらおう。俺と母親だったお前が子づくりするところを!」
「来て、カズ。私を早く妊娠させて。今度はカズの子の母親にさせて」
両手を付いて尻を大きく開いた後ろからカズがペニスを挿入してきました。いつもの倍はありそうな太いペニスが膣をゆっくりと進んできます。削られるような強い刺激が膣を襲ってきていたのです。
「はぅ・・・おお!!」
「我慢しろハナ・・・今日のハナのマンコはいつもよりもきつい」
犬のように四つん這いになって尻を高く上げカズを受け止めていきます。カズの大きなペニスが徐々に奥へと入っていき、私の子宮もより熱くなって待ち構えていました。少しずつ迫るペニスに私も腰を寄せて求めていきます。
「ハナ・・もう少しだ・・・くっ!」
「ああん!奥に来る!来てる!!」
ついに根元までつながると嬉しくて叫んでしまいました。見ていた村人たちも「いいぞ!」と言ってくれますますカズと交尾していることを幸福に思ってしまします。
カズは私の脇から腕をまわして乳房を掴みながら腰を前後に動かしはじめました。油と汗で粘る肌が吸いつき、胸もとてもいい気持ちです。カズは強く胸を揉みながらペニスを動かしていきます。
「高貴な身分、誉れ高き軍人の妻だった母上、華江。息子である俺を愛してくれてありがとう。母上だったハナをいつまでも愛してる」
「和夫・・・・お父さまに負けない立派な軍人になる道を捨てて私の夫になってくれるなんてうれしいですよ。あなたの母でよかった。あなたを産んでよかった。あなたを誰よりも愛してる」
私の背中に身体を乗せ抱きしめてきたカズに振り向いて唇を重ね合わせました。20歳の息子と48歳の母親だったという事をしみじみと思い出しながら交じり合い、今は夫婦になったことを再確認していたのです。そしてこれからは子供の親になるのです。
「母上はいつまでも母上だ、それは忘れない。けれど同時に俺の妻、ハナなんだ。妻としての責任を全うしてください!!」
「和夫、あなたも夫になるんですからその責任を果たしなさい。私に子種を・・・私を孕ませて!!」
「おおおお!!ハナァァ!!!」
私の中へとカズの子種が放たれました。洪水のように子宮へ流れ込み、中をあっという間に満たしていきます。村人、そして星々が見守る中で私たちは夫婦としての儀式を終えたのでした。
あれからどれくらい経ったのかもうわかりません。戦争や外の世界とは無縁なこの地で私と息子は村で夫婦として幸せに暮らしています。日本や夫のことはもうどうなってしまったのかはわかりませんが月日が過ぎるにつれてそんなこと頭から消えていきました。
「ママ、今日は俺が鳥捕まえたんだ」
夕暮れに元気よく小さい子供が入ってきました。全身黒く立派な体格でこの村の他の子と区別はつきません。違うとすれば目元が私に似ていて性格が父親似ということくらいです。
「すごいじゃない、ジュン。今日はご馳走にしましょう」
「ジュンだけじゃないよ。私もがんばったもん、木の実いっぱい取ってきた」
ジュンの後にさらに小さい女の子が入ってきました。手にはいっぱいの赤い実を持っています。やっと一人で歩き回れるようになったばかりだというのに元気な子です。
「ありがとう、リン。二人とも偉いわね」
「ただいま、ジュンもリンもすごいな」
最後に小屋に入ってきたのはまだ若さを感じる立派な青年です。以前にも増して立派な体つきになりまるでゴリラのような逞しい黒い肉体。尻には私とお揃いの花の刺青が入っています。同じ刺青を同じ場所で入れることが夫婦の証なのです。その男性の顔を見ると私はいつも幸せな気持ちになります。
「お帰りなさい、カズ」
「ただいま、ハナ」
近寄ってきたカズと抱き合い唇を開いて舌を絡ませました。子供の前でも隠すことはありません。愛し合っていることを隠すことこそここでは背徳なのです。
「また綺麗になったな」
50歳を過ぎているはずなのに自分が老いていっているという実感は全くありません。むしろ以前よりも身体は強くなり生理だって順調です。互いに黒くなった肉体をしっかりと重ねました。
「あなたも一段と凛々しくなってわね」
「こんなにいい妻を持ってるからかな。そろそろもう一人欲しいよ」
私の身体に黒いペニスが当てられてきました。
私と和夫は命尽きるまでここで愛し合いっていくのです。
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