[官能小説] 熟女の園 母の生き甲斐 ~亡き夫への断ち切れない想い~
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母の生き甲斐 ~亡き夫への断ち切れない想い~

 これまで大きな病気一つしなかった父が突如事故で亡くなり、家族には大きな衝撃が走った。特に母はとてもショックを受けていて葬儀の時から様子がおかしかったのだ。その母が心配で俺は時折母のもとに顔を出すようにしていた。



 仕事が早めに終わったため実家へと寄ってみることにした。68歳の母を一人にしておくのは心配で一緒に住んだ方がいいのではないかと思うが妻とうまくやっていけるのかが不安でまだその話は切り出せないでいる。妻も母のことを心配しているが一緒に住むとなればきっと難色を示すだろう。だから今はこうしてできるだけ実家に顔を出すのが精いっぱいだ。

 古い建売住宅の実家の前へとくると家に明かりはついておらず真っ暗だった。だが日が暮れて母が出かけているのとは思えず玄関のドアノブに手を伸ばすとやはり鍵はかかっていない。

「母さん」

 玄関を開けて声をかけたものの返事はない。よく知っている実家のはずだが真っ暗な廊下はまるで知らない家のように思えた。家に上がり部屋を見て回るがなかなか母の姿を見つけることはできない。本当に外出してしまったのだろうか。不安を覚えながら奥の両親の部屋を開けると暗闇の中にわずかに人影のようなものが見えたのだ。

「母さん?」

「雅也」

 か細い声で母の声が聞こえてきた。徐々にその暗闇に目が慣れていくと母の姿と一本のロープが見えてきた。天井から吊るされ、端部はちょうど頭が入りそうな輪が作られているロープ、すぐさま母がなにをしようとしているのかを悟り、慌てて母を押さえ込みに行ったのだ。

「母さん、なに考えてるんだよ!」

「ごめんなさい。でももう私にはもう生きていく意味を見出せない」

 勢いのままにベッドの上に母を押し倒すと涙ながらにそう言った。ショートの黒髪は手入れがされておらず乱れていて、風呂に入っていないのか若干臭う。いつも身なりに気を使いオシャレだった母、気丈でしっかりものだった母がこんなふうになっていることをとても信じられなかった。

「生きる意味って俺がいるじゃないか、俺に嫁の加奈、それに母さんには孫もいるんだ。母さんを必要とする人がそんなにいてどこに意味がないっていうんだよ」

「あの人が・・・お父さんがいないとだめなのよ。私を最も愛してくれた人がもういないなんて」

 大学でサークルの先輩だった父に惚れて付き合い結婚した両親はいつも仲が良かった。母にとって男性経験は父だけらしく、その分とても深く父を愛していたのだ。きっと母はずっと父と一緒にいられるものだと信じて疑わなかったに違いない。いずれ別れが来るとしてもこんな形だとは思っていなかったのだ。

「母さんが父さんをどれほど愛しているのかはよく知ってる。けど俺も母さんを愛してる。だからこんなことで母さんまで失ったら俺・・・俺も生きていけないよ」

「雅也・・・・でもあなたには加奈さんや可愛い子供たちがいるじゃない」

「家族と母さんは別だよ。いつも綺麗な母さんは自慢の母さんだ。俺を育ててくれてありがとう。父さんの代わりにはなれないかもしれないけどこれからは俺が母さんを支えたい。だから早まったことはしないでほしい」

 母の目を見て俺は真剣に訴えた。力なく涙が流れていた母の瞳にわずかに生命力が宿っていくのを感じた。俺へとはっきりと視線を向け、見つめ返してきたのだ。

「ごめんなさい。私、ずっとどうしていいのかわからなくて・・・」

「いいんだ。なんでも俺がしてあげる。母さんは俺が守るよ」

 さっきまで蝋人形のように固まっていた表情に覇気が戻っていき、目もいつもの優しい目つきへと変わっていった。いや、その目は俺が初めて見る視線で見つめられるとドキリとしてしまう。

「雅也がそこまで言い切るなんてもう子供じゃないのよね」

「当たり前だよ。もう40のおっさんなんだから」

 フフっと母は笑い、可愛らしい笑みが溢れてた。その顔を見ていると俺の胸の奥でさらに母に対する愛情が募っていく。俺の中で募っていく愛情は親子としての愛なのだろうか。それだけでは説明のつかないざわつきも覚えながら笑顔の母に顔を近づけていった。

「おっさんだなんて・・まだまだ男盛りじゃない」

 母の微笑みは妖艶ともいえる美しさで俺の心をさらに引き付けてた。吐息のかかる距離まで唇が迫ると躊躇して顔を近づけるのをやめてしまった。やっぱりいくらなんでもこんなことはよくない。
 そうして顔を離そうかと思った瞬間。母のほうから唇が重ねられてきたのだ。

「か、母さん!?」

 68歳の母の唇が俺の唇を覆うように重ねられている。両手が俺の背中にまわってきてさらに肉体が重なり合うと、胸のあたりに柔らかい弾力が当たってきた。

「んん・・・雅也」

 親子でするような優しいキスではなく瞳を閉じた母は俺に甘えるように唇を求めてくる。まるで俺を父だと思っているかのように求めてきたのだ。

「はぁ、もっとしたいよ」

 俺も母の唇へと吸い付いていき互いの行為はより濃厚なものへとなっていった。それに比例し、胸の奥がどんどんあつくなってきてここ数年感じることのなかった欲情が沸き上がってきたのだ。

「雅也、もっとしましょう。いいでしょう」

 母の舌が俺の口の中へと入り込んでくる。細い舌を包み込む唾液の味が口いっぱいに広がってくるとさらに俺の欲情は止まらなくなっていく。
 妻とももう何年もしていない。年のせいかすっかり性に対して鈍感になっていたと思っていたがいま、母を前に股間が熱くなっていくのを感じる。それは思春期のはじめての時のように一気に熱くなった血液で一気に股間が硬くなっていった。

「もっと・・・いいんだよね」

「あぁん!」

 我慢できなくなり服の上から母の乳房を掴んだ。ブラやインナーが邪魔してその感触ははっきりとは伝わってこないが、掌の中で踊る柔らかい感触はやはり女の乳房だ。母は声を上げて悶えながらも俺の行為を受け入れてくれた。

「服脱がしてもいい?もっと触りたいんだ」

「いいわよ。すぐ脱ぐから」

 母は手早く着ていたシャツと下着を脱いでいった。暗くてはっきりとは見えないが細い肉体と弛んだ胸のふくらみが輪郭だけ見える。

「ついでだから全部脱いじゃうから」

 上半身だけかと思いきや母は下半身のズボンとショーツも脱ぎ全裸になったのだ。そんな母を目の前にして俺も正常ではいられなかった。ネクタイを緩めると上着を脱いでいった。

「俺も脱ぎたい。裸になるよ」

 親子が裸を見せ合ってなにか悪いことでもあるだろうか。母の前で堂々と裸になり、その姿で母に身を寄せていく。母の乳房に両手を当てると柔らかい感触が掌いっぱいにつたわってきた。妻のものとは全く違う感触に胸が高鳴ってしまう。

「実は母さんの大きなおっぱい好きなんだよ」

「もうおばあさんだからすっかり垂れて邪魔なだけだけど・・・雅也、気持ちいい」

 弛んだその乳房を包み込むように揉みながら顔を寄せて乳首を舐めた。母の身体からは強いメスの匂いが放たれていて汗でベトついている。その身体に夢中になって俺は唇と舌を当てていくと母は悦んでくれたのだ。

「あ、あぁ!雅也、いい・・・こんなの久しぶり・・・久しぶりすぎて・・・もう・・・」

 乳首が硬くなってきたころに母の身体が小刻みに震えだし、息を上げながら悶えはじめた。

「ああ!やだ・・ひっ!!」

「母さん?」

 さっきまで冷たかった母の身体は熱くなっていてわずかに汗の雫も浮かんでいた。息を上げる母の顔を覗き込むと突如俺にキスをしてきた。

「ありがとう雅也。すごく気持ちよかった・・・こんなの久しぶり」

 母は笑顔で俺を見つめていた。はっきりとは言わなかったが母は逝ってしまったのだろう。それを聞いてさらに股間が硬くなっていき、先端が母の身体に当たっていく。柔らかい肌に食い込む感触が気持ちよくてさらにペニスが熱くなっていった。

「ならもっと気持ちよくなろうよ。俺もこんなことするの久しぶりなんだ」

 母の股に手を入れていくと太ももがビクリと反応し力が入っていく。それに負けることなく奥へと指を入れていくと肌とは違う独特の感触が指先へと触れてきた。谷間の生々しい感触に指がビリビリと電気のような刺激が走ってくる。

「や、そこ!や、やん・・・」

 68歳とは思えない可愛らし声を上げながら太ももの力が抜けていき、指で触れている部分が暖かく湿っていく。こんな年になってもまだまだ女であることには変わりないらしい。妻を愛でるときのように、いやもっと優しく母の大事な部分を撫でていった。

「母さんのあそこ濡れてきてるよ」

「言わないで。息子でこんなにも興奮してくるなんて」

「入れていい?入れたいんだ」

 俺のはもうすぐにでも入れられる状態だ。気持ちも早く入れたくて堪らなくなっている。こんなにも欲情したのは本当に久しぶりだ。
 それとなく母の太ももにペニスを擦らせながら近づけていく。

「親子でそんなこと・・・でも私も・・・今は欲しい・・・いいわ、入れて」

 脚を開いて俺を受け入れようとしてくれている。
 俺は手で母の割れ目をひっかりと開き、膣口の位置を確認するとそこへ向けてペニスを近づけていった。入れる前から胸が高鳴り、すぐにでも出してしまいそうなほど興奮している。

「母さん、入れるよ・・・うぅ!」

「あうぅ!」

 実母の中は予想以上にきつく、なかなか上手く奥へと入っていかない。狭い穴がペニスを締め付けてきて苦しいほどだ。

「ああ、痛い。痛い!」

「ごめん、母さん」

 母は挿入されることにかなり痛みを感じているようだが俺は止めなかった。ゆっくりと、時には一度引いて少しづつ母の中へと入れていく。この小さな穴が40年前、俺が生れ出た道なのだと思うとある種の感動さえ覚えた。

「入っていく。母さんの中に・・・ああ、これが母さんの中!」

 しっかりと俺のを掴んだ母の肉、しばらく使われてないせいか硬くもあったがほどよく柔らかく俺のをの包み込んでくれている。その感触がこれまでのどの女よりも心地いい。はやり母という存在は特別だ。

「息子としてしまうなんて・・・しかもこんな年にもなって・・・」

 母は恥ずかしそうに顔を横に向けている。でも嫌ではなさそうだ。俺はゆっくりと身体を動かしていき、母へ向かってペニスを突いていった。

「うう、母さんいいよ。こんなのはじめてだ」

「そう?私なんかで雅也がそう言ってくれるなんて・・・ああ、なにこれ!来る!」

 奥へ突くと母の身体が一瞬震えた。その身体を抑えながら上に乗って俺は腰の動きを続けていく。徐々に内部全体が温かく心地よい感触へとなっていき、それをじっくりと堪能するように腰を振っていった。生身のまま母の性器と交わり合っていることにただのセックスという以上の悦びを感じる。

「気持ちいい、くぅ!母さんっ!」

「ひゃ!こんなのはじめて。そこ、そこに当ててこないで!」

 母の弱いところに当たったらしく声を上げながら悶えている。その反応に俺はますますペニスを強く押し当てていったのだ。母は熱い吐息を上げながら俺を受け止め、中はさらに水気が増していく。

「こんなの・・・はじめて・・・お父さんではこんなことなかった」

「なら俺がはじめてなんだ。もっと、もっとするよ!」

「ああん!だめ!」

 目の前にいるのは母ではなく女だ。女を息子に晒して悦ぶ姿に俺も男を晒して求めていった。母の肉体は老いているがとても美しい。俺を産み、育ててくれた身体なのだ。それを美しいと思わないわけがない。その奥へと何度も強くペニスを挿入していった。

「雅也もうだめ、だめ!!」

「うう!俺も無理だ!出る、出る!!」

 本能のままに母の奥深くへと突き入れ、先端から子種が迸っていく。久しぶりの射精、それも母親の膣がほどよく締め付けてきて大量に出ていきなかなか止まらない。何度も射精の波が襲ってきて際限なく母の中へと注ぎ込んでしまう。

「ああ!また・・・来る!!」

「おおお!雅也!・・・熱い、奥が熱くて・・・おかしくなる!」

 何度出たのかはわからない。10代の性に目覚めた猿のように母の中へと注ぎ込んでいった。母も俺で逝ったのか終えたころには額を汗まみれにして息を上げていた。

「はぁはぁはぁ・・・こんなのほんとうにはじめて」

「俺もだ・・・・母さん、俺がずっとついてる。父さんの代わりにはなれなくても俺がこうしていつも一緒にいるから」

「ありがとう雅也、あなたがいてくれて本当に良かった」

 いつものように優しい声で母はそう言うと抱きついた俺の頭を撫でてくれた。これが悪いことであったのかどうかなんて分からない。だが母は生きる意味を再び見出したようで自暴自棄になることはもうなかった。


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