[官能小説] 熟女の園 子育ての報酬 ~母子家庭、病になった母~
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子育ての報酬 ~母子家庭、病になった母~

 51歳の私は長年の苦労もあり同世代よりもすっかり老け込んでしまいました。白髪が混じり、肌は皺が目立ちます。もともと地味だったので見た目はそれほど気にしていませんでしたが鏡を見て老いておばあさんのような自分の姿を見るとため息が出てしまいます。こんなになってしまったのは実は年齢のせいだけではありません。







 夫は息子の弘樹がは物心つく前に亡くなり以来私が息子を一人で育ててきました。子育てをしながら働くのは並みのことでありません。時には寝る間も惜しんで仕事を掛け持ちしたこともあります。私一人の稼ぎでは6畳一間の古い安アパートでなんとかその日を乗り切るのが精一杯でした。弘樹には寂しい思いをさせることもありましたが真面目で優しい子に成長してくれました。今年で20歳になった弘樹は近くの工場で機械加工の仕事に就き今も一緒に住んでいます。印刷会社の事務をしている私の収入と合わせれば以前よりは楽な生活になりました。
 そんな時、私に不幸が訪れたのです。

「あのね弘樹、大事な話があるの」

「なに?」

 6畳一間の小さなアパートの部屋、小さなちゃぶ台を挟んで弘樹と夕食をしている時に私は話を切り出しました。弘樹とゆっくり話ができるのはこの夕食の時間くらいしかありません。

「お母さんね、病気なの。それももう長くないって」

 弘樹は箸を止めて目を丸くしました。信じられないと思うのは当然でしょう。私だって昼に病院で聞いた時もすぐには信じられませんでした。
 数か月前から前兆はありました。けれどこれまで大きな病気をしたことのなかった私は病院に行くのを後回しにしていたのです。そしてようやく今日病院に行くと不治の病だと告げられました。なんだか急激な衰えを感じていたのも病気の影響でした。しかも余命はあと1年くらいだというのです。そのことを全て弘樹に教えました。

「そんな・・・嘘だよね?」

「本当なの。こんなことになってごめんなさい」

 弘樹は就職してこれから親孝行ができると張り切っていたのです。なのに私の寿命がもう残りわずかと言われればこれ以上辛いことはないでしょう。

「あんまりだよ。これまでお母さんは頑張ってきたっていうのに」

「ちゃんと自分の身体を大事にしなかったお母さんが悪いの。本当にごめんなさい」

 弘樹に対して私は謝るしかありません。どれほど弘樹が辛いのか計り知れません。俯いていた私は勇気を出して顔を上げ、弘樹の顔を見て話しました。

「すごく辛いでしょう。けどきっと弘樹なら乗り越えられる。あなたは強い子だし男の子だから。お母さんがいなくなった後もちゃんと生きていくのよ」

「・・・うん、わかったよ」

 それからは会話もなく黙々と食事を続けました。弘樹だって言いたいことはまだあったはずでしょう。それでもぐっと堪えて箸を進めていました。
 その後も気まずい空気がずっと続いていました。弘樹はほとんど口を聞かず落ち着かない様子でした。私も必要以上のことは話しかけません。そうしてついに布団に入って明かりを消したころにふと弘樹が口を開きました。

「お母さんは辛くないの?」

 暗く狭い部屋の中で並べた布団の隣で弘樹の問いが響きました。私はその言葉に胸が苦しくなってしまいます。

「お母さんだって辛いのよ。すごく辛い。もう弘樹と一緒にいられないなんて」

「そうなんだ。俺もお母さんと一緒にいられないなんて耐えられないよ」

 私の布団へと弘樹の手が入ってきて私の手を握ってきました。私も弘樹の手を強く握り返します。そして目からはつい大粒の涙が流れてきてしまいました。

「これからもずっと一緒にいられると思っていたのに。旅行に連れて行ったりもっといいアパートに引っ越したりしてあげようとおもってたのに」

「お母さんだって弘樹とまだ一緒にいたかった。弘樹が立派になっていくところを見たかった」

 弘樹の身体が私の布団の中へと入ってきました。私の身体にべったりとくっつくほど寄ってきてまるで甘える子供のようです。弘樹が幼かったころはいつもこうして寝ていました。横で安眠する弘樹と手を握って寝るのが幸せでした。

「やっぱりこの布団に二人はもう狭いね」

「そうね。弘樹はお母さんより大きくなったからね。でも久しぶりにこうして一緒に同じ布団に入るのも悪くないわね」

 横を向くとすぐ傍に弘樹の顔がありました。暗闇の中で潤んだ瞳が輝いてはっきりと見えます。

「これからはもっとお母さんと一緒にいたい。もっと近くにいたいよ」

「いいのよ。子供の頃みたいに甘えても。お母さんもその方が嬉しい」

「わかった。お母さん」

 すぐ傍にあった弘樹の顔を近寄ってきました。弘樹の唇が私の唇へと触れてきます。そのまま強く押し当てられました。息子のキスに私はびっくりして固まってしまいます。

「急になにするの?」

「甘えていいって言ったから。子供のころは寝る前に必ずキスしてたよね。あれ好きだったんだ」

「もう本当に甘えん坊なんだから」

 もう一度弘樹とキスを交わしました。まだ幼少だった頃は毎晩キスしてあげたものです。またこの年になってキスをすると新鮮に思えます。大きい唇が私の唇をしっかりと覆うように当てられてきました。重ね合わせたまま今度はすぐには離してはくれません。

「弘樹ったら」

「はぁ、お母さん!」

 弘樹は息を荒らしながら腕を私の上にまわし抱きしめました。私の細い身体を抱きしめ唇を執拗に求めてきます。我慢していたものが一気に溢れだしたような勢いでした。

「もっと甘えさせて。お母さんが生きているうちにもっと甘えたい」

 弘樹の方へと身体を引き寄せられて密着していきました。パジャマ越しに私の股へと硬いものが当たってきています。弘樹の身体から突き出るように硬いものが私の股へと押し付けられました。

「弘樹、あなた・・・」

「昔からお母さんのこと好きだった。いまでもずっと好き」

 息子の硬いペニスが股に押し付けられました。いつからそういう風に私を見ていたのでしょう。もう色気なんて捨ててしまっていたはずなのに弘樹はこんなにもなっています。母子なのに私は胸の奥がざわついてきてしまいます。

「服脱ぎましょうか。少しくらいなら・・・いいわよ」

「ありがとう」

 布団の中でパジャマと下着を脱ぎ裸になって抱きあいました。顔を寄せあい互いに背中に腕をまわし肌をしっかりと重ね合います。大きくなった息子の身体を抱くと安心感を感じたのです。

「弘樹、生まれてきてくれてありがとう」

「お母さん、産んでくれてありがとう」

 生まれたままの姿で抱き合いキスをしました。今度は密着させた唇の隙間から舌を出して互いに重ねていきます。弘樹の舌が私の舌の上に乗り、絡み合いやがてどちらが自分の舌のか分からなくなっていきました。

「こんなこともできるようになったのね」

「ううん、はじめてなんだ。キス自体お母さんとしかしたことない」

 弘樹の両手が乳房へと乗せられました。掌に包まれ揉まれると快感が走ります。大きいとは言えない私の乳房を弘樹は愛おしそうに優しく揉んできました。

「柔らかい。俺、女の人って興味湧かなかったんだ。だけどお母さんのことを見てると時々・・・きっとお母さんが優しかったから」

「はぁ・・母親が息子に優しくするなんて当たり前じゃない。なのにこんな・・・やん!もう」

 息子に乳房を揉まれて思わず感じて声まで出してしまいました。
 乳房を揉まれながらも弘樹とは舌を絡め合いました。私の身体の奥が疼いてきてしまいもう収まりそうにありません。股の間にペニスが入り当たってきます。ビラへとペニスが擦れてきて奥が熱くなってきてしまいます。

「はぁはぁ、お母さん・・・せめて一度くらい」

「だめよ。親子なのよ」

「でも!お母さんがこのまま死んじゃうならせめて我が儘聞いてほしい。一度でいいから!お願い!」

 弘樹はよりペニスを私の股へと擦り付けてきました。身体を前後に振り動かし強く当ててきます。女を欲する男そのものです。

「一回だけよ。一回だけだからね」

 布団の中で仰向けになった弘樹の上に身体を乗せました。手で布団の中を探っていくと硬いペニスが指に触れました。すっかり大きくて鋼のように硬くなったペニスにどきりとしてしまいます。

「うっ!お母さんっ!」

 私はつい指でなぞる様にじっくりと触ってしまい弘樹はそれに感じてしまったようです。触れていたペニスがビクンと震えました。手で掴んでその先端の位置へと股を近づけていきます。私の割れ目のちょうど真ん中へと先端が触れました。

「いくわよ」

「うん」

 身体を寄せていき割れ目の間へとペニスが入ってきます。20年も男と交わっていなかった身体に実子の硬いペニスが入り込んでいきました。私が忘れていた感覚を思い出させてくれ、同時に立派に成長した息子を教えてくれたのです。
 世間では嫌悪すべき行為でしょうが私は歓喜しました。こうして苦労して成長した息子を知ることができたのです。

「大きくなったわね、弘樹も立派な大人ね」

「お母さんっ・・これが女・・・お母さんとできて嬉しいよ。すごくうれしい」

 腰を下ろして根元まで私の中へと入っていきました。避妊具なんてつけていません。生身の息子が私の膣と触れ合っているのです。弘樹の身体に自分の身体を重ねて少しづつ動かしていきました。

「あっ・・あぁ・・・弘樹ぃ!」

「気持ちいい。お母さん、お母さん!」

 快感が膣から広がってきて私はより身体を大きく振っていきました。弘樹も気持ちよさそうに声を漏らしています。身体全体を擦らせるようにしながら反り返ったペニスを膣の中へと深く迎えていきました。

「弘樹、私のお尻掴んで。強く掴んで」

「こ、こう?」

 弘樹の両手が私の尻をしっかりと握りしめました。より挿入部が安定してしっかりと入ってきます。その分快感も増していきました。

「そう、そのまま掴んでて。いい、いいわ!」

「さっきまでよりもずっと気持ちいい!おぉ!おお!!」

 弘樹は指を尻に食い込ませ、身体を振る私の動きに合わせて腕を上下させていきます。互いにより一層燃え上がっていきました。私はより身体を大きく振り動かし息子を求めていきます。膣内ではペニスがさらに熱くなってきました。

「お母さんっ!もう無理だ・・・出る!」

「いいわ、このまま中に・・・出して!」

「はぅ!!お母さん!!」

 膣内のペニスが暴れ、射精がはじまりました。20歳の若い息子の精液が51歳の私の胎内へと広がっていきます。膣内で強く脈打つのを感じます。弘樹が私の中へと快楽と共に精液を時はなってきました。
 それはこの20年苦労した生活の報酬でした。

「中に広がってる・・・この感じ・・・ああ、いい!」

 私は息子にしっかりと抱きつきました。この全てを命が終わる最後まで忘れたくありません。大好きな我が子の感触を私はしっかりと自分の身体に覚え込ませました。



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