[官能小説] 熟女の園 子育ての報酬 ~エピローグ~
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子育ての報酬 ~エピローグ~

 新しい季節が巡ってきて私たちの生活も新たなスタートを切ることになりました。真新しい部屋には段ボールや新しい家具が運び込まれています。高台にあるこの部屋の窓から見下ろす街並みに惚れてすぐに決めました。今日からはここが新しい私たちの家なのです。







 私は一つ年を取って52歳になりました。不治の病で余命僅かと言われていてもう死んでいてもおかしくはなかったはずです。それが嘘のように病は治り元気に暮らしています。

「文香はじっとしていてよ。荷解きは俺がやるから」

「でも・・」

「いいからそこで座ってて」

 私と弘樹はかつての安アパートを退去して新しい街へと引っ越すことにしました。そこで夫婦として人生を再出発させたかったのです。ずっと離れた場所で弘樹は新しい仕事を見つけて職場の近くの新築の綺麗なアパートを借りました。大家さんは私たちを新婚の夫婦だと思ったらしく家賃をいくらか安くしてくれたのです。

「ここでこれから暮らすのか。なんだか信じられないな」

「私もよ。これからの生活が楽しみね」

 真新しい部屋に真新しい家具が揃い、気持ちもとても晴れやかな気分です。本当に人生が一変して生まれ変わったような気がします。
 その日のうちに引っ越しの荷解きも家具の配置も終わり新居が完成しました。その夜は真新しいダブルベッドへと二人で上がりました。

「文香のお腹、また大きくなったね」

「昨日も同じこと言ってたわよ。でもこうしてお腹が大きくなると実感が湧いてくるわね」

 私のお腹はやや大きく膨らんでいます。そこには新しい命が宿っているのです。私は病が治っただけでなく新しい命を授かりました。息子の弘樹との間に子供ができたのです。私たちは本当に夫婦になろうと決めました。そのために引っ越して新しい生活をはじめることにしたのです。

「この子が産まれてもまた子供を産んでほしい」

「気が早いお父さんね。でも私もそうしたい」

 キスを交わし、弘樹の手が私の膨らんだ腹を撫でてきました。私は亡き夫との新婚時代に戻ったような気分です。いえもっと幸せかもしれません。こんなにも人生で愛おしと思った人は他にいません。
 そして私は無事に女の子を出産しました。元気な子で「美愛」と名付けました。



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