嵐の夜に ~山で立ち往生してしまった古希の夫人と若き消防団員~
私が住む山間の町を歴史的豪雨が襲いました。外は真っ黒な雲に覆われ滝のような雨で視界なんてほとんどありません。70歳で一人暮らしの私はその光景を見ながら怯えていました。雨足は衰える気配はなくついに住民には全員隣町への避難命令が出たのです。
住民たちはみんな自家用車で次々と隣町を目指して出発していきます。私も早く避難しようと思いつつもそのための荷づくりに追われていました。そんな時、玄関が開く音がして誰かが家に入ってきたのです。
「おばちゃんなにやってるんだよ。早く逃げないと」
私の知人の孫であり近所に住む圭一です。今年で18歳の圭一は地元の消防団に入っていて逃げ遅れた人がいないか見回りをしていたそうです。そして私の家にまだ車があることに気が付いて家に入ってきたということでした。
「ちょっと待って。荷物を持って来ないと」
「そんな場合じゃないんだよ。もう道が危ないんだ。おばちゃんが最後なんだから早く逃げないと」
圭一は私の手を取って強引に自分が乗ってきた軽自動車に乗せすぐに出発させました。着替えや日用品の入ったバックはまだ家に置いたままで着の身着のままで家を離れることになってしまったのです。夫の位牌にも挨拶する暇さえありませんでした。
「揺れるから気をつけて」
圭一はそう言って厳しい顔でハンドルを握っていました。フロントガラスには激しく雨が打ち付けてほとんど前なんて見えません。地面は石や飛ばされたゴミが散乱しているらしくそれらを乗り越えるたびに大きく車は揺れました。私はシートベルトを握りしめて無事にたどり着けるように祈ったのです。
「急がなくていいからね。しっかり安全運転でお願いね」
「そんな事言っても早くしないと山道の崖がいまにも崩れそうなんだ」
隣町に通じる山道は険しい崖の壁がありそこが崩れてしまうとかなり遠回りをしなくてはいけません。それに他の道はもっと小さい道で危険なのです。
圭一は急ぎながらも慎重にハンドルを切っていました。そして崖の横を走っている最中に急に車の前に真っ黒な洪水が流れ出しました。
「危ない、おばちゃんどこかに掴まって!」
「え、ええ!ウソ!ウソよね!」
ついに崖が崩れ始めたのです。圭一は車を停めて天井の取っ手にしがみつきました。私はその場で身体を丸くしてうずくまったのです。崩れていく土砂のガラガラという音が車内にも響いてきます。車にもその土砂がかぶってきて大きく揺れました。私は怖くて外は見れません。圭一の車は轟音に包まれながら揺れ続けたのです。私はこの時もうダメかと思いました。
「おばちゃん・・・大丈夫?」
轟音と揺れが収まってしばらくしてから圭一の声が聞こえてきました。顔を上げると運転席の方から私を心配そうに圭一が見ていたのです。自分の身体はちゃんと動き、圭一も怪我をしている様子はありません。
「大丈夫。圭一くんも大丈夫なのね」
「身体は大丈夫だけど車が・・・」
顔を上げて外を見ると車の前は土砂に覆われていました。他の窓から外を見るとどうやら土砂と共に流されてしまい森の中に半分車体が埋まっているようです。幸い車内は水漏れなどはありませんが車はもう走ることはできそうにありません。
「だめだ、携帯の電波が入らない。おばちゃんのは?」
私もすぐにスマホを取り出しましたが電波が入りません。
「私のもだめ。でも外に出て歩くのは危なそうね」
「無理だよ。ドアが開かないんだ。ここで救助を待つしかないね」
車が歪んでしまったのかどの扉も開かず外に出ることはできません。圭一のいう通りいまはここにいるのが最善だろうと思いました。雨が止めばきっと様子を見に来た人が見つけて救助してくれるはずです。
外は暗くなり夜になってもまだ雨は止む気配はありません。以前強い雨足が続いています。ライトも付かない車内で互いのスマホを明かりの代わりにして僅かにあったお菓子を食べて過ごしていました。決して明るい空気ではありません。こうなったのは私のせいなのです。そのことをずっと悔やんでいました。
「圭一くんごめんね。おばさんがもっと早く避難していればこんなことにならなかったのに」
「そんなこと気にしないでよ。最後に見回りしてる時におばちゃん見つけた時はうれしかったんだから。人助けしてるんだなって消防団に入ってはじめて実感したよ」
圭一は私を励まそうと笑顔を見せてくれました。私も笑顔になろうとしましたが顔が上手く動きません。笑うどころか目からは涙が溢れてきてしまいました。
「でもそのせいでこんなことになっちゃって・・・おばさん辛いよ。圭一くんを巻き込んで他の人に合わせる顔がないよ。うう・・」
「おばちゃん・・・」
泣きじゃくる私の背中にそっと圭一の手が乗ってきました。丸くなりなく私の背中を優しく摩ってきます。私の顔を横から覗き込みながら子供をあやすように優しく背中を撫でてくれたのです。
「ひょっとするとここで死んじゃうのかね?」
「そんなことない。絶対にないから。おばちゃんは俺が守る。おばちゃんを死なせたりするもんか」
圭一は急に強気になってそう言い放ちました。その言葉に私は心臓を掴まれてしまったかのように驚きました。顔を上げると目を大きく開いた男らしい顔で私を見ています。
「小さい頃からおばちゃんにはすごく世話になったし死んだおじちゃんのためにもなにがあっても俺が絶対に守るよ。死んだりなんてしない。不安だろうけど俺がずっとついてるから」
背中に当てられた手から熱気が伝わってきて私の背中にその熱気が広がっていきます。まだ子供だと思っていた圭一がこんなにも頼もしい男になっていたなんて知りませんでした。恐怖の中で唯一の光である圭一の方へと私は身体を寄せていきました。
「絶対に一緒にいてよ。勝手にいなくなったりしないでよ。おばさんの傍にいて」
「うん、おばちゃん。俺はずっとここにいるから大丈夫。おばちゃんの傍にいるから」
私の身体を圭一の腕が包み込んでいきまいた。若い男の腕に抱かれ、その温かさに安らぎを感じます。この状況で怯えきっていた私ははじめて気持ちが落ち着いてきたのです。圭一の胸へと顔を当てると圭一はさらに私を強く抱きしめてくれました。
「おばちゃん、座席倒して横になろうか。くっついた方があったかいよ」
「そうだね、なんだか寒くなってきたね」
圭一の車はすべての座席を倒すと一枚のマットのようになりました。その状態になると二人でも悠々と横になれる広さがあります。靴を脱ぎその上で私たちは抱き合いました。私は圭一の胸に顔を埋め、両手を背中にまわしています。圭一は私の顔の上に自分の顔を重ねるようにしてまるで親が子供を包み込むように抱いてくれました。
「圭一くん、おばさん怖いの。圭一くんは怖くないの?」
「怖いよ。でもおばさんと一緒なら平気なんだ。おばさん守ってあげないとって思うと祐樹が出るんだ」
「やっぱり男の子って頼もしいわね」
顔を上げると頼もしい男の顔が見えました。その顔を見ていると胸が自然と高鳴ってきてしまいます。どうしてこんな気持ちになるのか自分でもわかりません。けれどこの胸の高鳴りは抑えることができず、私は顔を圭一の方へと近づけていきました。
私が顔を近づけていくと圭一は自分から顔を寄せていきて唇を重ねました。私は圭一の服をしっかりと掴み唇を強く押し当てます。心臓は爆発しそうなほど強く脈打っていました。
「おばちゃん・・・」
圭一の両手が私の乳房を捕まえました。服の上からですが圭一の両手が乳房を揉んでくるのです。キスも徐々に濃厚なものになっていき互いの舌が重なり合っていきました。さっきまで頭の中は恐怖でいっぱいだったのが徐々に薄らいでいきます。
「おばちゃんが嫌なら・・・やめるけど」
「嫌なじゃないよ。おばさんでいいなら・・・こんなおばあちゃんで圭一くんがいいなら・・・おばさんは構わないよ」
私は着ていたジャンパーを脱ぎ、シャツのボタンを外し、肌着も脱いでいきました。スマホの僅かな明かりに私の上半身の裸体が照らされました。日頃から運動をして健康には気をつけていますが年には敵いません。弛みきった70歳の肉体は決して美しいとは言い難いものです。
それでも圭一は野獣のように目を見開き私の胸に飛び込んできました。乳房を掴んで荒い吐息と舌が襲い掛かってきます。
「まさかおばちゃんとこんなことをする日が来るなんて思ってなかった」
「おばさんもだよ。あんなに小さかった圭一くんが・・・立派な大人になって」
圭一くんのことは生まれた時から知っています。まるで自分の孫のように思っていた彼とこんなことをするなんて変な気分です。けれど私は躍り上がりそうなほどの高揚感に包まれていました。
乳首に舌が当たり、乳房全体を大きな手が揉んでいきます。
「あっ!ああ!」
「俺興奮してきてもう抑えきれない。おばちゃんの乳首!」
「やんっ!圭一くん!」
身体じゅうが熱くなっていき圭一くんの行為に敏感に反応してしまいます。若い圭一の舌が私の乳首を弾くように舐め、その刺激がどんどん敏感に感じられるのです。
「なんでだろう、なんでこんなにもおばちゃんのことが・・・」
「おばさんも圭一くんのことが・・・はぁ!だめ、感じちゃう」
圭一は片手を私の股の上に当ててきました。服の上からですが指が股を強く擦ってきます。当然アソコにもその先端が当たってきました。忘れていた私の欲求が圭一を欲してしまうのです。
「ごめんよ。ごめん、おばちゃん・・・俺だって男だから。女を前にすれば我慢できないんだ」
「いいの。いいのよ。おばさんだって女だもの」
圭一は私のパンツとショーツを引き下ろしていきました。太ももを掴んで圭一は吐息がかかるほど股に顔を寄せてきています。そして指先が陰毛の中を探るように触れてきました。指先が私の陰核や割れ目に触れてきます。
「やん!そこ、そこは・・・」
「すごく匂う、女の匂いがする」
圭一の指が割れ目へと強く押し当てられ中へと少しづつ入ってきます。膣の中でその指をはっきりと感じました。18歳の指先が私の膣を探っていく感触に悶え、興奮してしまいます。
「はぁ・・・圭一くん、そんなにおばさんをいじめないで。もう充分・・・充分だから」
「そんな・・・俺はまだ・・・おばちゃんとしたい。今ここでおばちゃんとセックスしたいよ」
吹き荒れる嵐の中、動かない真っ暗な車の中で一組の男女が全裸になっていました。一方は70歳の高齢の女性、そしてもう一方は18歳のまだ若い男性です。シートの上で横になった女性の秘部に男性は己の性器を当てていきました。
「おばちゃん、入れるよ・・・」
「来て。おばさんの中に・・・入れて」
「うっ!!」
圭一のペニスが割れ目を開き膣内へと入ってきました。数十年ぶりのことに私は目を白黒させながら必死に堪えました。圭一のペニスはすごく硬くなっていて膣いっぱいに擦れながら奥へと進んでくるのです。
「ひぃん!圭一くん!!ああ、だめ、こんなの・・・んん!!」
「これがおばちゃんの中・・・すごく気持ちいい。もっと、もっと・・・」
圭一は腰を突き出して奥へと挿入してきました。避妊具なんてあるはずもなく生身のままの圭一のぺにすが私の膣に納まっているのです。そこで互いが直に触れあい感じていました。年の差があるとはいえ男女として感じ合っていたのです。
「こんなにもおばちゃんが気持ちいいなんて」
「おばさんも・・・私もびっくりだよ。まさか圭一くんとしてこんなにもいいなんて」
「うう、おばちゃん大好き!好きだ!」
圭一は腰を振り動かしていきました。若く逞しいペニスが老いた膣を何度も貫いていきます。突き上げられると私は女の悲鳴を上げながら悦び、受け止めていきました。
「あん!ああん!!圭一くん!はぁはぁ・・・んんん!!」
「はぁはぁ、おばちゃん・・・俺ずっとおばちゃんが好きだったんだ。だからいま幸せだよ。おばちゃん、おばちゃん!」
「ああぁ、圭一ぃ!」
私の上に圭一は乗って身体を擦らせるようにしながら挿入してきます。口を開け、舌を絡めながら私たちは本能のままに求め合いました。外で起こっていることを全て忘れてしまうかのように無我夢中でセックスをしたのです。
「圭一くん、圭一くん!おん!いいのよ、もっと・・・もっとして!おばさんも圭一くんが好きだよ」
「ううぅ!おばちゃん!!」
冷たかった肉体もいつの間にか汗ばむほど熱くなっていました。蒸すような熱気の中で私たちは互いに肉体をぶつけ合ったのです。私の奥深くを目指して圭一のペニスは幾度となく強く突いてきました。その度に声を大にして叫び、圭一の背中を抱きしめます。
「あぁん!いいよ!いいの、圭一!!」
「俺も・・・うぅ、おばちゃんもう俺・・・出る、出そうだ」
その言葉を聞いたとたんに私の身体は即座に圭一を強く抱き寄せました。考えるよりも身体が先に反応してしまいました。
「おばさんももうだめ・・・圭一くんのを出して。中に出して!」
「はぁはぁ、いくよ。一緒に逝こう・・・うぅ!おばちゃん!!!!おおおお!!」
「あああぁ!!」
私の体内へと熱い液体が注がれてきました。18歳の若い子種が勢いよく放たれ膣内を埋め尽くしていきます。それは遡っていき子宮までしっかりと届きました。私の枯れた女の華へと再び精気が注がれたのです。
「こんな時だけど俺、おばちゃんのことが本当に好きだから」
「おばさんも好き。圭一くんのことが大好き」
車の外で荒れ狂う嵐のように私たちの愛も荒れ狂っていったのです。
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住民たちはみんな自家用車で次々と隣町を目指して出発していきます。私も早く避難しようと思いつつもそのための荷づくりに追われていました。そんな時、玄関が開く音がして誰かが家に入ってきたのです。
「おばちゃんなにやってるんだよ。早く逃げないと」
私の知人の孫であり近所に住む圭一です。今年で18歳の圭一は地元の消防団に入っていて逃げ遅れた人がいないか見回りをしていたそうです。そして私の家にまだ車があることに気が付いて家に入ってきたということでした。
「ちょっと待って。荷物を持って来ないと」
「そんな場合じゃないんだよ。もう道が危ないんだ。おばちゃんが最後なんだから早く逃げないと」
圭一は私の手を取って強引に自分が乗ってきた軽自動車に乗せすぐに出発させました。着替えや日用品の入ったバックはまだ家に置いたままで着の身着のままで家を離れることになってしまったのです。夫の位牌にも挨拶する暇さえありませんでした。
「揺れるから気をつけて」
圭一はそう言って厳しい顔でハンドルを握っていました。フロントガラスには激しく雨が打ち付けてほとんど前なんて見えません。地面は石や飛ばされたゴミが散乱しているらしくそれらを乗り越えるたびに大きく車は揺れました。私はシートベルトを握りしめて無事にたどり着けるように祈ったのです。
「急がなくていいからね。しっかり安全運転でお願いね」
「そんな事言っても早くしないと山道の崖がいまにも崩れそうなんだ」
隣町に通じる山道は険しい崖の壁がありそこが崩れてしまうとかなり遠回りをしなくてはいけません。それに他の道はもっと小さい道で危険なのです。
圭一は急ぎながらも慎重にハンドルを切っていました。そして崖の横を走っている最中に急に車の前に真っ黒な洪水が流れ出しました。
「危ない、おばちゃんどこかに掴まって!」
「え、ええ!ウソ!ウソよね!」
ついに崖が崩れ始めたのです。圭一は車を停めて天井の取っ手にしがみつきました。私はその場で身体を丸くしてうずくまったのです。崩れていく土砂のガラガラという音が車内にも響いてきます。車にもその土砂がかぶってきて大きく揺れました。私は怖くて外は見れません。圭一の車は轟音に包まれながら揺れ続けたのです。私はこの時もうダメかと思いました。
「おばちゃん・・・大丈夫?」
轟音と揺れが収まってしばらくしてから圭一の声が聞こえてきました。顔を上げると運転席の方から私を心配そうに圭一が見ていたのです。自分の身体はちゃんと動き、圭一も怪我をしている様子はありません。
「大丈夫。圭一くんも大丈夫なのね」
「身体は大丈夫だけど車が・・・」
顔を上げて外を見ると車の前は土砂に覆われていました。他の窓から外を見るとどうやら土砂と共に流されてしまい森の中に半分車体が埋まっているようです。幸い車内は水漏れなどはありませんが車はもう走ることはできそうにありません。
「だめだ、携帯の電波が入らない。おばちゃんのは?」
私もすぐにスマホを取り出しましたが電波が入りません。
「私のもだめ。でも外に出て歩くのは危なそうね」
「無理だよ。ドアが開かないんだ。ここで救助を待つしかないね」
車が歪んでしまったのかどの扉も開かず外に出ることはできません。圭一のいう通りいまはここにいるのが最善だろうと思いました。雨が止めばきっと様子を見に来た人が見つけて救助してくれるはずです。
外は暗くなり夜になってもまだ雨は止む気配はありません。以前強い雨足が続いています。ライトも付かない車内で互いのスマホを明かりの代わりにして僅かにあったお菓子を食べて過ごしていました。決して明るい空気ではありません。こうなったのは私のせいなのです。そのことをずっと悔やんでいました。
「圭一くんごめんね。おばさんがもっと早く避難していればこんなことにならなかったのに」
「そんなこと気にしないでよ。最後に見回りしてる時におばちゃん見つけた時はうれしかったんだから。人助けしてるんだなって消防団に入ってはじめて実感したよ」
圭一は私を励まそうと笑顔を見せてくれました。私も笑顔になろうとしましたが顔が上手く動きません。笑うどころか目からは涙が溢れてきてしまいました。
「でもそのせいでこんなことになっちゃって・・・おばさん辛いよ。圭一くんを巻き込んで他の人に合わせる顔がないよ。うう・・」
「おばちゃん・・・」
泣きじゃくる私の背中にそっと圭一の手が乗ってきました。丸くなりなく私の背中を優しく摩ってきます。私の顔を横から覗き込みながら子供をあやすように優しく背中を撫でてくれたのです。
「ひょっとするとここで死んじゃうのかね?」
「そんなことない。絶対にないから。おばちゃんは俺が守る。おばちゃんを死なせたりするもんか」
圭一は急に強気になってそう言い放ちました。その言葉に私は心臓を掴まれてしまったかのように驚きました。顔を上げると目を大きく開いた男らしい顔で私を見ています。
「小さい頃からおばちゃんにはすごく世話になったし死んだおじちゃんのためにもなにがあっても俺が絶対に守るよ。死んだりなんてしない。不安だろうけど俺がずっとついてるから」
背中に当てられた手から熱気が伝わってきて私の背中にその熱気が広がっていきます。まだ子供だと思っていた圭一がこんなにも頼もしい男になっていたなんて知りませんでした。恐怖の中で唯一の光である圭一の方へと私は身体を寄せていきました。
「絶対に一緒にいてよ。勝手にいなくなったりしないでよ。おばさんの傍にいて」
「うん、おばちゃん。俺はずっとここにいるから大丈夫。おばちゃんの傍にいるから」
私の身体を圭一の腕が包み込んでいきまいた。若い男の腕に抱かれ、その温かさに安らぎを感じます。この状況で怯えきっていた私ははじめて気持ちが落ち着いてきたのです。圭一の胸へと顔を当てると圭一はさらに私を強く抱きしめてくれました。
「おばちゃん、座席倒して横になろうか。くっついた方があったかいよ」
「そうだね、なんだか寒くなってきたね」
圭一の車はすべての座席を倒すと一枚のマットのようになりました。その状態になると二人でも悠々と横になれる広さがあります。靴を脱ぎその上で私たちは抱き合いました。私は圭一の胸に顔を埋め、両手を背中にまわしています。圭一は私の顔の上に自分の顔を重ねるようにしてまるで親が子供を包み込むように抱いてくれました。
「圭一くん、おばさん怖いの。圭一くんは怖くないの?」
「怖いよ。でもおばさんと一緒なら平気なんだ。おばさん守ってあげないとって思うと祐樹が出るんだ」
「やっぱり男の子って頼もしいわね」
顔を上げると頼もしい男の顔が見えました。その顔を見ていると胸が自然と高鳴ってきてしまいます。どうしてこんな気持ちになるのか自分でもわかりません。けれどこの胸の高鳴りは抑えることができず、私は顔を圭一の方へと近づけていきました。
私が顔を近づけていくと圭一は自分から顔を寄せていきて唇を重ねました。私は圭一の服をしっかりと掴み唇を強く押し当てます。心臓は爆発しそうなほど強く脈打っていました。
「おばちゃん・・・」
圭一の両手が私の乳房を捕まえました。服の上からですが圭一の両手が乳房を揉んでくるのです。キスも徐々に濃厚なものになっていき互いの舌が重なり合っていきました。さっきまで頭の中は恐怖でいっぱいだったのが徐々に薄らいでいきます。
「おばちゃんが嫌なら・・・やめるけど」
「嫌なじゃないよ。おばさんでいいなら・・・こんなおばあちゃんで圭一くんがいいなら・・・おばさんは構わないよ」
私は着ていたジャンパーを脱ぎ、シャツのボタンを外し、肌着も脱いでいきました。スマホの僅かな明かりに私の上半身の裸体が照らされました。日頃から運動をして健康には気をつけていますが年には敵いません。弛みきった70歳の肉体は決して美しいとは言い難いものです。
それでも圭一は野獣のように目を見開き私の胸に飛び込んできました。乳房を掴んで荒い吐息と舌が襲い掛かってきます。
「まさかおばちゃんとこんなことをする日が来るなんて思ってなかった」
「おばさんもだよ。あんなに小さかった圭一くんが・・・立派な大人になって」
圭一くんのことは生まれた時から知っています。まるで自分の孫のように思っていた彼とこんなことをするなんて変な気分です。けれど私は躍り上がりそうなほどの高揚感に包まれていました。
乳首に舌が当たり、乳房全体を大きな手が揉んでいきます。
「あっ!ああ!」
「俺興奮してきてもう抑えきれない。おばちゃんの乳首!」
「やんっ!圭一くん!」
身体じゅうが熱くなっていき圭一くんの行為に敏感に反応してしまいます。若い圭一の舌が私の乳首を弾くように舐め、その刺激がどんどん敏感に感じられるのです。
「なんでだろう、なんでこんなにもおばちゃんのことが・・・」
「おばさんも圭一くんのことが・・・はぁ!だめ、感じちゃう」
圭一は片手を私の股の上に当ててきました。服の上からですが指が股を強く擦ってきます。当然アソコにもその先端が当たってきました。忘れていた私の欲求が圭一を欲してしまうのです。
「ごめんよ。ごめん、おばちゃん・・・俺だって男だから。女を前にすれば我慢できないんだ」
「いいの。いいのよ。おばさんだって女だもの」
圭一は私のパンツとショーツを引き下ろしていきました。太ももを掴んで圭一は吐息がかかるほど股に顔を寄せてきています。そして指先が陰毛の中を探るように触れてきました。指先が私の陰核や割れ目に触れてきます。
「やん!そこ、そこは・・・」
「すごく匂う、女の匂いがする」
圭一の指が割れ目へと強く押し当てられ中へと少しづつ入ってきます。膣の中でその指をはっきりと感じました。18歳の指先が私の膣を探っていく感触に悶え、興奮してしまいます。
「はぁ・・・圭一くん、そんなにおばさんをいじめないで。もう充分・・・充分だから」
「そんな・・・俺はまだ・・・おばちゃんとしたい。今ここでおばちゃんとセックスしたいよ」
吹き荒れる嵐の中、動かない真っ暗な車の中で一組の男女が全裸になっていました。一方は70歳の高齢の女性、そしてもう一方は18歳のまだ若い男性です。シートの上で横になった女性の秘部に男性は己の性器を当てていきました。
「おばちゃん、入れるよ・・・」
「来て。おばさんの中に・・・入れて」
「うっ!!」
圭一のペニスが割れ目を開き膣内へと入ってきました。数十年ぶりのことに私は目を白黒させながら必死に堪えました。圭一のペニスはすごく硬くなっていて膣いっぱいに擦れながら奥へと進んでくるのです。
「ひぃん!圭一くん!!ああ、だめ、こんなの・・・んん!!」
「これがおばちゃんの中・・・すごく気持ちいい。もっと、もっと・・・」
圭一は腰を突き出して奥へと挿入してきました。避妊具なんてあるはずもなく生身のままの圭一のぺにすが私の膣に納まっているのです。そこで互いが直に触れあい感じていました。年の差があるとはいえ男女として感じ合っていたのです。
「こんなにもおばちゃんが気持ちいいなんて」
「おばさんも・・・私もびっくりだよ。まさか圭一くんとしてこんなにもいいなんて」
「うう、おばちゃん大好き!好きだ!」
圭一は腰を振り動かしていきました。若く逞しいペニスが老いた膣を何度も貫いていきます。突き上げられると私は女の悲鳴を上げながら悦び、受け止めていきました。
「あん!ああん!!圭一くん!はぁはぁ・・・んんん!!」
「はぁはぁ、おばちゃん・・・俺ずっとおばちゃんが好きだったんだ。だからいま幸せだよ。おばちゃん、おばちゃん!」
「ああぁ、圭一ぃ!」
私の上に圭一は乗って身体を擦らせるようにしながら挿入してきます。口を開け、舌を絡めながら私たちは本能のままに求め合いました。外で起こっていることを全て忘れてしまうかのように無我夢中でセックスをしたのです。
「圭一くん、圭一くん!おん!いいのよ、もっと・・・もっとして!おばさんも圭一くんが好きだよ」
「ううぅ!おばちゃん!!」
冷たかった肉体もいつの間にか汗ばむほど熱くなっていました。蒸すような熱気の中で私たちは互いに肉体をぶつけ合ったのです。私の奥深くを目指して圭一のペニスは幾度となく強く突いてきました。その度に声を大にして叫び、圭一の背中を抱きしめます。
「あぁん!いいよ!いいの、圭一!!」
「俺も・・・うぅ、おばちゃんもう俺・・・出る、出そうだ」
その言葉を聞いたとたんに私の身体は即座に圭一を強く抱き寄せました。考えるよりも身体が先に反応してしまいました。
「おばさんももうだめ・・・圭一くんのを出して。中に出して!」
「はぁはぁ、いくよ。一緒に逝こう・・・うぅ!おばちゃん!!!!おおおお!!」
「あああぁ!!」
私の体内へと熱い液体が注がれてきました。18歳の若い子種が勢いよく放たれ膣内を埋め尽くしていきます。それは遡っていき子宮までしっかりと届きました。私の枯れた女の華へと再び精気が注がれたのです。
「こんな時だけど俺、おばちゃんのことが本当に好きだから」
「おばさんも好き。圭一くんのことが大好き」
車の外で荒れ狂う嵐のように私たちの愛も荒れ狂っていったのです。
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