[官能小説] 熟女の園 鋼鉄の処女 ~敏腕女社長の秘密~
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鋼鉄の処女 ~敏腕女社長の秘密~

 大学を卒業した俺は小さな会社に入社した。規模こそは小さいが社長はやり手の女社長と世間では話題の人で何冊も本を出し、テレビにもよく出演している。仕事はきつく、給料もほどほどだがその社長のもとにいるということがささやかな自慢だ。







 社長の戸田美佐は米国でキャリアを重ねてきた才女で経済論や経営論については大手企業役員や政治家すら舌を巻くほどだ。女でありながら歯に衣を着せぬ物言いにメディアも気に入っていて会社にもよく取材がやってくる。
 51歳、結婚歴なしの社長はまさに仕事に人生を捧げてきたような人で顔立ちやスタイルも悪くないのだが女豹のような雰囲気に近寄る男などいない。まさに仕事こそが恋人というような人だ。

 社長は自分にも厳しい分、社員にも厳しかった。
 ある日、俺は一人残って遅くまで残業をする羽目になった。終電、いや明朝の期限までに間に合うだろうかとヒヤヒヤしながら誰もいなくなったオフィスでパソコンに向き合っていたのだ。

「紺野、まだ残っていたの?」

 みんな帰って一人きりだと思っていたところに急に声をかけられて驚いてしまった。扉の前に社長が立っていたのだ。

「社長、まだ出張中じゃなかったんですか?」

「さっき戻ってきて家に帰る前にちょっと寄ったの。あなた明日の資料は?」

 小さい会社とはいえ100人近くいる社員のことを社長は名前も進行中の業務も把握しているのだ。俺の方へと歩み寄ってきて画面を覗き込んで作りかけだった資料をしばらく睨んでいた。

「いまやっているところです。絶対に間に合わせます」

 きつい香水の匂いが漂い、俺の横から画面を見る社長の顔はきつい目をしていた。皺を隠すように厚く化粧を塗っているが今でも美人の面影が残っている。すぐ横に迫られるとなんだかドキリとしてしまうくらいだ。

「なにやってんのこれじゃダメよ。ここは・・・」

 社長が俺の資料に指摘をしようと声を上げた瞬間、パソコンの画面は真っ暗になり、天井の明かりも一気に消え暗闇になった。俺も社長も驚いて周りを見渡したがオフィスは闇に包まれて何も見えなかった。

「守衛室に電話!」

 社長にそう言われ受話器を持ち上げたが何も音がしない。電話機の表示も真っ暗で反応していないようだ。

「電話通じません」

「なら自分のスマホでかけなさいよ」

 すぐにスマホを取り出したが電波は圏外を示していた。

「私のも圏外だわ。仕方ないから守衛室まで走っていってきて」

「はい!」

 暗闇の中、社長の声に背を押されたように駆けだしてオフィスを出て一階の守衛室に向かおうとした。だがオフィスの扉は開かなかった。この扉はカードキーに反応して開くようになっていたため電気が来ていない今は反応しないようだ。防犯のための扉なので思い切り引っ張っても開くことはなく外に出ることはできそうになかった。

「社長、ここから外には出られません」

「どうやら停電のようね」

 窓際に立っていた社長の横へと行くと周囲数キロの範囲が絵具で塗ったように真っ黒になっていた。その外側は煌々と明かりがともっており会社の入っているビルとその周辺のエリアだけが停電しているようだ。このビルだけでなく周辺も一斉に停電しているため携帯の基地局も使えなくなったのだろう。
 俺と社長は二人きりで真夜中の会社のオフィスに閉じ込められてしまった。

「いつまで続くんでしょうかね」

「さあ、しばらくはかかるんじゃない。ゆっくり待ちましょう」

 社長と初めて二人きりになり重苦しい空気に押しつぶされそうだった。やがて社長はスマホをライト代わりにして社長室へと向かった。俺は自分の机でぼんやりお菓子を食べたりしながら復旧を待つことにしたのだ。
 それから小一時間くらいしたころ一気に寒気が襲ってきた。停電によってエアコンも止まってしまっている。まだ秋だが夜中はこのところ気温が低く空調の効かない室内の温度は急激に下がっていっていた。

「寒いな、社長は大丈夫だろうか」

 社長の身が心配になり社長室へと向かい、ノックすると震えた声が聞こえたきた。

「いいわよ。入りなさい」

 室内ははやり冷え切っていて社長は自分の椅子の上で肩を抱えて震えていたのだ。近づいていくとスマホの明かりに血色の悪い社長の顔が浮かび上がった。

「社長、大丈夫ですか?」

「さ、寒いわね・・・紺野はどうなの?」

「寒いです・・・エアコンが止まっているみたいで」

「なにか毛布のような物を探して来て」

「わかりました」

 俺は急いでオフィス中を探し回った。ドアの外には非常用の毛布があるが今はそれさえも手に入らない。なにか使えるものはないかと社員の私物や備品ロッカーを隅々まで探し回った。

「こんなものしか見つかりませんでした」

 見つけたのは女性社員の小さなブランケットだ。社長はそれを受け取ると応接用のソファへと行き、肩にブランケットをかけて片手を広げた。

「紺野も寒いでしょう。入りなさい」

 社長がそんなことを言ってくれるなんて思わなくて驚いてしまった。それと同時に戸惑いもあった。社長と身を寄せ合あおうなんて恐れ多くてできないからだ。

「自分は大丈夫ですから」

「震えてるじゃない。ほら入りなさい。風邪でも引かれると私が困るから」

「は、はい・・・」

 怯えながらも社長の隣に座ると肩にブランケットをかけてくれた。思った以上にそのブランケットは小さく二人が入るには身体を密着させるしかなかった。俺の横半身が社長の身体へとしっかりと密着し体温が伝わってきた。

「紺野、あんたあったかいわね」

「社長も・・・あったかいですよ」

 二人で密着するとずっと温かくなり嵐の不安も和らいでいった。互いに熱を求めて身体をより寄せ合っていき顔も頬がくっつきそうなほど寄っていた。しばらくすると社長のスマホのライトが消えてしまった。俺のスマホはすでにバッテリー切れでもう暗闇を照らすものは何もなくなってしまったのだ。


「紺野、あんた暗いの平気?」

「え、ええ。大丈夫です」

 密着して温め合っているはずだが社長はまだ震えている。俺のワイシャツを強く掴んで顔を胸の方に寄せてきたのだ。いつも強気で自信に溢れている社長とはまったく別人のようだ。

「私怖いの。暗いのがダメなのよ」

 弱々しい社長の言葉を聞いて俺は意外に思った。社長にも怖いものがあったのか、無敵に思えた社長の人間らしさを知ることができこれまで抱いていた恐怖心や緊張感が和らいでいった。
 社長の肩にそっと腕を伸ばしていくと社長は何も言わずそのまま俺の腕の中に納まってくれた。

「社長大丈夫です。俺が付いてますから」

「紺野・・・・ありがとう。あんた頼りになるわね」

 セミロングの社長の髪がワイシャツの生地に擦れ、俺の胸に社長は顔を埋めている。この状況に妙に興奮してしまいそうになった。苦手な社長の香水の匂いさえも今は俺の心を惑わせてくる。

「こんな風に男の人の胸で安心するなんて」

「俺の胸でいいならいくらでも」

 社長は俺の胸に抱きついて離れようとはしない。その仕草、そして言動に胸がさらにざわついてきてしまう。入社してからというもの急がしてくて彼女とも別れてしまった。ただでさえストレスが溜まっていて女を久しく抱いていない俺には今の状況はとても耐え難いものだ。相手は恐れ多い社長、普段なら絶対に女としては認識できないが今は違った。胸が高鳴り、股間が熱くなっていく。

「紺野緊張してるの?心臓がすごくドキドキしてる」

「平気ですよ。社長はもう怖くなくなりましたか?」

「まだ怖いけど、紺野と一緒にいるとそれほど怖くないの。なんだか変な感じよ」

 照れくさそうにしている社長がとても可愛らしく見えてしまった。

「もっと密着しましょう。その方が温かいですから」

 社長と向かい合わせになって抱き合った。柔らかい乳房が俺の胸に当たってきている。社長はその事になにも思っていないのか俺の腰に腕をまわしてしっかりと抱きついてきたのだ。俺も社長の肩から背に向かって腕を伸ばしていった。正面から見つめ合うと社長の顔がかすかに見えた。不安げながらも恥ずかしそうにしている表情が一瞬見えたのだ。

「紺野・・・」

「社長」

 互いに見つめ合っているうちにどちらからというわけでもなく顔が近づいていき気が付けば唇が重なっていた。重ねられた社長の唇に夢中になって吸いついていき離すことはできない。さっきまで押さえていた欲情が一気に爆発してしまったのだ。

「はぁ・・・紺野、きゃ!」

 躊躇うことなく社長をソファの上に押し倒し再び唇を塞ぐと今度は舌を入れていく。社長の口内で舌を探したがまるで怯えているように丸まっていてそれに強引に重ねていったのだ。社長の上に馬乗りになった俺は両手を柔らかい乳房へと当てていく。柔らかく豊満な乳房を両手の指でしっかりと揉んでいった。

「はあ・・・慣れてるのね」

「俺だって大人の男ですよ」

 舌を絡めていくと社長も甘い吐息を吐きながらぎこちなく舌を動かしはじめた。その動きに合わせるようにしながら重ね、口内で舌をワルツを踊らせていく。甘いワルツを楽しみながら互いの気持ちは昂っていったのだ。社長も決して嫌がったり止めようとはしてこない。
 そのことに俺はますます気をよくして強引に迫ってしまう。背広を脱ぎ捨て、ネクタイも外し、社長の胸をより一層強く揉んでいった。

「やん!そんなに強くしないで」

「だってこんな大きな胸触ってたら我慢できませんよ」

 社長は意外なほど無抵抗に俺を受け止めてくれている。社長のジャケットとインナーシャツを脱がし、ブラを外して直に乳房へと触れていったがなにも抵抗する様子はなかった。それどころか俺の指に過敏に反応している。

「あっ!ひい!」

「うう、社長!!」

 掴んだ乳房に口を当てていくとソファの上で社長は暴れた。上ずった声を上げ、さっきまでの震えはどこにいったのか肌は火照っている。その肌に舌を当てて舐めていくとより夢中になれる感触が舌に伝わってきた。

「まさか社長の乳首舐めれるなんて」

「まさか紺野とこんなことするなんて・・・きゃ!乳首そんなに舐めないで。弱いの!」

 大きな乳輪の真ん中に突起があり舐めていくと社長は大声を上げて悶えていった。乳首に吸いつき、舐めていくとその突起はさらに硬くなっていく。それに合わせて社長もより淫らに吼えていった。

「ひいい!だめだめ!うんっ・・・ううん!」

 反対の乳首も舐めると同様に硬くなっていき社長も吠え続けた。その声を聞いていると俺の身体も耐えられなくなっていきベルトを緩め、はち切れそうなズボンを下ろしていく。1週間以上オナニーすらしていないペニスはもうビンビンだ。
 スカートの裾から手を入れていくと股の寸前のところで社長の手がスカートの上から押さえてきた。

「待って紺野」

「もう耐えきれないです」

「いいから待って」

 社長は俺にこれ以上の行為をさせまいとしているが俺はもう耐えられない。これ以上抵抗するなら無理にでもするつもりだ。後のことなんて考えていられない。それくらいの勢いだった。
 息を整えた社長はゆっくりと口を開いた。

「紺野がしたいならしてもいい。けど・・・」

「なんですか?」

「私、処女なの」

 その言葉に驚愕し言葉がしばらくでなかった。



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