セカンドライフ ~夫を棄てた祖母~
「あなた、ごめんなさい。私は伸太郎と新しい人生を歩むことにします」
仏前で亡き夫にそう報告しました。仏壇には元気だった頃の夫の遺影が私の方をみています。朗らかな笑顔でまだ元気だった頃の夫、本当にそこにいて私を見てくれているかのようです。
法要から帰宅してセックスを続けていた私たちは少し休憩をとり、仏間にやってきて夫に手を合わせることにしたのです。二人とも全裸のまま畳に正座して手を合わせています。
「おじいちゃん、おばあちゃんの恵美子は俺が守ります。おじいちゃんがいなくなっても寂しくないよう俺がずっと傍にいます。どうかそれを認めてください。俺が恵美子を守ります」
隣に座っている伸太郎も手を合わせて真剣に夫に向かってそう告げていました。私たちの言葉をもし天国で夫が聞いていたならどんな風に想うでしょうか。嫌悪するのか、それとも私たちを認めてくれるのかは誰にも分かりません。それでもこうしてきちんと報告することで私たちなりに一つの区切りをつけたかったのです。
「あなた、これはお返しします」
仏壇へと小さなリングを置きました。夫がくれた結婚指輪ですがそれを返すことにしたのです。それが亡き夫との夫婦の契りを終わりにするという私なりの決意でした。
「これが今の私と伸太郎の姿なんです」
私は顔を屈めて伸太郎のペニスを手に取り、口を開いて先端を口内へと入れていきました。私が舐めていくと口内でペニスがどんどん硬くなっていきます。フェラをする私の頭を伸太郎が優しく撫でてくれました。
「恵美子が皮を被っていた俺のチンコをここまで育ててくれたんだ。俺は女は恵美子しな知らないんだ。でもそれで充分、恵美子だけでいいよ」
「伸太郎のオチンコ大好き、私がここまで育てたの。だから愛着が全然違う。他の人じゃ味わえない、まるで自分の身体みたいなものだもの」
「自分の身体みたい」と私が言うとペニスがピクリと反応しました。見上げると伸太郎は頬を赤らめて少し恥ずかしそうにしています。可愛い孫により胸が踊り、伸太郎を畳の上に横に寝かせ、下半身の上で顔を下ろしていきました。
「おじいちゃん見てよ。こんなにも舐めてくれるんだ。すごく気持ちいい・・・恵美子のフェラ・・・ああ、舌が絡みついてくる」
私の後ろでは遺影がこちらを見ています。元夫がそこから見ているかのように視線を感じられその前で孫のペニスにしゃぶりついていました。もうかつての私ではないということ、そして伸太郎の女だということを知らしめるためにより大胆に頭を振り動かしていきます。
「もっとよく舐めさせて。おじいちゃんに自分の女がどれくらいいいか教えてあげるのよ」
「わかったよ恵美子・・うぅ!」
竿を口から出し、舌を伸ばして全体を舐めていきました。それから舌先は毛に覆われた根元へと入り込んでいきます。手で竿を握り、毛に覆われた玉へと舌を当てていったのです。大きな玉に舌を当てていくと握ったペニスがビクビクと震えていきました。
「おう!玉も気持ちいい!」
「ほらもっと舐めてあげる」
玉に唇を当てて吸いついていくとより伸太郎は感じて声を上げていました。この中にまだまだ若い子種がたくさんあるのだと思うととても愛おしくて堪りません。その中身全てが私一人のものなのです。手で竿を扱きながら大きな玉へと口を開いてしゃぶりついていきました。
「ふぅ!ううぅ!恵美子・・・そんなことまでするなんて」
「今日はもっとしてあげる。私が伸太郎の女だってしっかりあの人にも分かってもらわないと」
背を反らし暴れる伸太郎の身体を押さえ付けながら扱き、玉を舐めていきました。左右の玉へ交互に唇を当て裏側までしっかりと舐めていきます。それがとても気持ちよいらしく伸太郎はより身体を震わしていました。
大きく股を開いた伸太郎の身体、玉を舐めているとより興味深い所が目に入ってきました。私は好奇心に惹かれてその部分、伸太郎の肛門へと舌を当てていったのです。
「ひいぃ!そんなところまで!やめて!」
「いいじゃない。さっきは私の舐めてたでしょう。なら私にも伸太郎のおケツ舐めさせて」
嫌悪感もなく伸太郎の肛門に舌先を重ねていきました。その小さな穴を舐めるとヒクヒクと開いていき中から特有の匂いがしてきました。その匂いを嗅ぐと私はなぜかさらに興奮してしまったのです。夫には絶対にしなかったことをあえて遺影の前でしてみせていることも相まってより淫らな欲求を掻き立ててくるのでした。
「ひっぐ・・・うう、広げないで・・・出ちゃう・・・はっ」
私の顔の前で大きな音をさせて屁が放たれました。濃厚な臭いがそこらじゅうに立ち込め、肛門はさっきよりも緩くなっており舌をその中へと入れていくことができたのです。狭い穴の中で舌が肉に挟まれていきました。
「んふぅ・・・伸太郎のおケツ・・・んはぁ」
「くぅ!恵美子!!」
肛門を攻められついに伸太郎は限界に達してしまいました。握りしめていたペニスが大きく脈打ち精液が宙を舞いました。私の髪、そして背中へと精子が降り注いでいったのです。べっとりとした強い粘りの精液が髪に絡みつき、さらには垂れて顔さえも濡らしてきました。
頭から精液を被ったその姿で私は身体を起こすと伸太郎も上半身を起こして私に顔を寄せてきました。
「恵美子のアナル責めよかったよ。またしてほしい」
「今度はお互いの穴を舐め合いましょう」
伸太郎は腕を伸ばし私の身体を引き寄せてキスをしてきました。すぐさま舌が入ってきてさっきまで肛門を舐めていた舌に伸太郎が重なってきます。汚らわしいなんて全く思っていない様子でいつものように濃厚なキスを交わしました。
「おじいちゃん、これが恵美子の今の姿なんだ。俺のケツまで悦んで舐めてくれる・・・そういう女だ」
「だって・・・伸太郎の女だもの」
若い胸に抱かれながらチラリと後ろとみると遺影の元夫はなんだか悲しそうに思えました。変貌した元妻の姿を見て悲しむのは仕方ないでしょう。でも私はもう妻ではないのです。そのことを伝えるためにここで伸太郎と交わっているのです。
「見てて、おじいちゃん。今からするよ。おじいちゃんの奥さんだった恵美子に俺のが入ってくよ」
「うぅ!あなた・・・」
仏壇の方を向いて脚をM字に開いた状態で伸太郎が後ろから支えています。背面座位といわれる体勢で遺影に向かって私たちが繋がるところをはっきりと見せながら行為をはじめました。
「ああん、伸太郎のチンコが入ってる。ほらこんなにも奥まで・・・あん、いいの」
「はあ!うう!恵美子のマンコいいよ。俺のチンコにぴったり吸いついて俺専用マンコだ」
きっと元夫よりも交わった数は伸太郎の方が多いでしょう。私の膣は伸太郎のペニスに合うように変えられていき、それによってもたらされる快感も増していました。その快感を求めて伸太郎の膝の上で身体を大きく上下に振り動かしていったのです。
「奥に来る!奥に・・・んいいいい!」
「はぁはぁ、いいぞ!恵美子!!」
脇の下からまわり込んできた手が乳房を掴んで揉んできました。強く指が乳房へと食い込み、背中に伸太郎の胸板が密着してきます。汗と精液が染み込んだ私の背と伸太郎の硬い胸板が擦れていきました。まるで膣内のように身体全体でセックスをしているのです。
「おじいちゃんとこんなことしたことはあるの?」
「ない!あるわけないじゃない。こんな下品でいやらしい・・・気持ちいセックスなんてあの人としたことないの!」
より身体を大きく振り、下半身に力を入れてペニスの感触を確かめるようにしながら受け止めていきました。上下に動かすだけでなく腰をひねらし前後への動きも加えて硬いペニスをへし折ってしまいそうなほどきつくぶつけていきます。
「うっ!!!それはだめだ!ぐっ!恵美子のマンコに食いちぎられそう」
「あん、だめだめ!」
私はより激しく身体を振り動かしていきました。まるでダンスのように腰が揺れ動き、中ではリズミカルに子宮口へとペニスが当たってきます。伸太郎も動きを合わせて私の中へとペニスを叩きつけてきました。
「恵美子!イク!・・・恵美子おぉぉ!!」
「ひぃん!!伸太郎さん!!」
体内でペニスが大きく震え子宮へと精液が流し込まれました。私の子宮は伸太郎の精液を覚えてしまっており流れ込んでくると一気にそこから熱気が全身に広がってくるのです。それは熱だけでなく強い刺激でもあり全身の隅々までを襲ってきました。
「はああ!イッグウウウ!!イグイグイグ!!」
神聖な仏前で交わって迎えた絶頂はいつもよりずっと強いものでした。身体が壊れたように勝手に暴れてしまい汗が辺り一面に飛び散っていきます。脳内は快感物質に満たされもうなにも考えることなどできません。私の中に残っていた元夫への最後の愛をついに消し去ってしまったのです。
「うう、だめだめだめ!」
逝きながら私は耐えられなくなり液体を放ってしまいました。それは潮ではなく薄い黄色い色をしたものです。大きく開いた股からまるで噴水のように勢いよく空中に円弧を描いて噴き出していきました。
「ほらもっと出して。遠慮せずに出すんだ!」
「やん」
一度出はじめてしまうと止めることなどできず溜めていたものが一気に吐き出されていったのです。噴き出した私の噴水の先は目の前の仏壇へと降り注いでいきました。大事にしていた夫の遺影、位牌、それらに私の汚い液体が止めどなく吹きかけられていくのです。綺麗に整えていた仏壇は私の黄色い豪雨で一気に濡れ汚されていきました。
「こんなことしちゃうなんて」
逝ってしまい冷静になった私は大変困惑していました。そんな私を後ろから伸太郎が優しく抱きしめてくれたのです。
「いいんだ。これでもうおじいちゃんに未練はないでしょ」
「そうね・・・もう全部これで終わりね」
私はようやく過去を完全に捨て新たな人生を歩むことができるようになったのです。これからはこの17歳の男の女としての第二の人生を送っていくことになるのです。
(完)
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仏前で亡き夫にそう報告しました。仏壇には元気だった頃の夫の遺影が私の方をみています。朗らかな笑顔でまだ元気だった頃の夫、本当にそこにいて私を見てくれているかのようです。
法要から帰宅してセックスを続けていた私たちは少し休憩をとり、仏間にやってきて夫に手を合わせることにしたのです。二人とも全裸のまま畳に正座して手を合わせています。
「おじいちゃん、おばあちゃんの恵美子は俺が守ります。おじいちゃんがいなくなっても寂しくないよう俺がずっと傍にいます。どうかそれを認めてください。俺が恵美子を守ります」
隣に座っている伸太郎も手を合わせて真剣に夫に向かってそう告げていました。私たちの言葉をもし天国で夫が聞いていたならどんな風に想うでしょうか。嫌悪するのか、それとも私たちを認めてくれるのかは誰にも分かりません。それでもこうしてきちんと報告することで私たちなりに一つの区切りをつけたかったのです。
「あなた、これはお返しします」
仏壇へと小さなリングを置きました。夫がくれた結婚指輪ですがそれを返すことにしたのです。それが亡き夫との夫婦の契りを終わりにするという私なりの決意でした。
「これが今の私と伸太郎の姿なんです」
私は顔を屈めて伸太郎のペニスを手に取り、口を開いて先端を口内へと入れていきました。私が舐めていくと口内でペニスがどんどん硬くなっていきます。フェラをする私の頭を伸太郎が優しく撫でてくれました。
「恵美子が皮を被っていた俺のチンコをここまで育ててくれたんだ。俺は女は恵美子しな知らないんだ。でもそれで充分、恵美子だけでいいよ」
「伸太郎のオチンコ大好き、私がここまで育てたの。だから愛着が全然違う。他の人じゃ味わえない、まるで自分の身体みたいなものだもの」
「自分の身体みたい」と私が言うとペニスがピクリと反応しました。見上げると伸太郎は頬を赤らめて少し恥ずかしそうにしています。可愛い孫により胸が踊り、伸太郎を畳の上に横に寝かせ、下半身の上で顔を下ろしていきました。
「おじいちゃん見てよ。こんなにも舐めてくれるんだ。すごく気持ちいい・・・恵美子のフェラ・・・ああ、舌が絡みついてくる」
私の後ろでは遺影がこちらを見ています。元夫がそこから見ているかのように視線を感じられその前で孫のペニスにしゃぶりついていました。もうかつての私ではないということ、そして伸太郎の女だということを知らしめるためにより大胆に頭を振り動かしていきます。
「もっとよく舐めさせて。おじいちゃんに自分の女がどれくらいいいか教えてあげるのよ」
「わかったよ恵美子・・うぅ!」
竿を口から出し、舌を伸ばして全体を舐めていきました。それから舌先は毛に覆われた根元へと入り込んでいきます。手で竿を握り、毛に覆われた玉へと舌を当てていったのです。大きな玉に舌を当てていくと握ったペニスがビクビクと震えていきました。
「おう!玉も気持ちいい!」
「ほらもっと舐めてあげる」
玉に唇を当てて吸いついていくとより伸太郎は感じて声を上げていました。この中にまだまだ若い子種がたくさんあるのだと思うととても愛おしくて堪りません。その中身全てが私一人のものなのです。手で竿を扱きながら大きな玉へと口を開いてしゃぶりついていきました。
「ふぅ!ううぅ!恵美子・・・そんなことまでするなんて」
「今日はもっとしてあげる。私が伸太郎の女だってしっかりあの人にも分かってもらわないと」
背を反らし暴れる伸太郎の身体を押さえ付けながら扱き、玉を舐めていきました。左右の玉へ交互に唇を当て裏側までしっかりと舐めていきます。それがとても気持ちよいらしく伸太郎はより身体を震わしていました。
大きく股を開いた伸太郎の身体、玉を舐めているとより興味深い所が目に入ってきました。私は好奇心に惹かれてその部分、伸太郎の肛門へと舌を当てていったのです。
「ひいぃ!そんなところまで!やめて!」
「いいじゃない。さっきは私の舐めてたでしょう。なら私にも伸太郎のおケツ舐めさせて」
嫌悪感もなく伸太郎の肛門に舌先を重ねていきました。その小さな穴を舐めるとヒクヒクと開いていき中から特有の匂いがしてきました。その匂いを嗅ぐと私はなぜかさらに興奮してしまったのです。夫には絶対にしなかったことをあえて遺影の前でしてみせていることも相まってより淫らな欲求を掻き立ててくるのでした。
「ひっぐ・・・うう、広げないで・・・出ちゃう・・・はっ」
私の顔の前で大きな音をさせて屁が放たれました。濃厚な臭いがそこらじゅうに立ち込め、肛門はさっきよりも緩くなっており舌をその中へと入れていくことができたのです。狭い穴の中で舌が肉に挟まれていきました。
「んふぅ・・・伸太郎のおケツ・・・んはぁ」
「くぅ!恵美子!!」
肛門を攻められついに伸太郎は限界に達してしまいました。握りしめていたペニスが大きく脈打ち精液が宙を舞いました。私の髪、そして背中へと精子が降り注いでいったのです。べっとりとした強い粘りの精液が髪に絡みつき、さらには垂れて顔さえも濡らしてきました。
頭から精液を被ったその姿で私は身体を起こすと伸太郎も上半身を起こして私に顔を寄せてきました。
「恵美子のアナル責めよかったよ。またしてほしい」
「今度はお互いの穴を舐め合いましょう」
伸太郎は腕を伸ばし私の身体を引き寄せてキスをしてきました。すぐさま舌が入ってきてさっきまで肛門を舐めていた舌に伸太郎が重なってきます。汚らわしいなんて全く思っていない様子でいつものように濃厚なキスを交わしました。
「おじいちゃん、これが恵美子の今の姿なんだ。俺のケツまで悦んで舐めてくれる・・・そういう女だ」
「だって・・・伸太郎の女だもの」
若い胸に抱かれながらチラリと後ろとみると遺影の元夫はなんだか悲しそうに思えました。変貌した元妻の姿を見て悲しむのは仕方ないでしょう。でも私はもう妻ではないのです。そのことを伝えるためにここで伸太郎と交わっているのです。
「見てて、おじいちゃん。今からするよ。おじいちゃんの奥さんだった恵美子に俺のが入ってくよ」
「うぅ!あなた・・・」
仏壇の方を向いて脚をM字に開いた状態で伸太郎が後ろから支えています。背面座位といわれる体勢で遺影に向かって私たちが繋がるところをはっきりと見せながら行為をはじめました。
「ああん、伸太郎のチンコが入ってる。ほらこんなにも奥まで・・・あん、いいの」
「はあ!うう!恵美子のマンコいいよ。俺のチンコにぴったり吸いついて俺専用マンコだ」
きっと元夫よりも交わった数は伸太郎の方が多いでしょう。私の膣は伸太郎のペニスに合うように変えられていき、それによってもたらされる快感も増していました。その快感を求めて伸太郎の膝の上で身体を大きく上下に振り動かしていったのです。
「奥に来る!奥に・・・んいいいい!」
「はぁはぁ、いいぞ!恵美子!!」
脇の下からまわり込んできた手が乳房を掴んで揉んできました。強く指が乳房へと食い込み、背中に伸太郎の胸板が密着してきます。汗と精液が染み込んだ私の背と伸太郎の硬い胸板が擦れていきました。まるで膣内のように身体全体でセックスをしているのです。
「おじいちゃんとこんなことしたことはあるの?」
「ない!あるわけないじゃない。こんな下品でいやらしい・・・気持ちいセックスなんてあの人としたことないの!」
より身体を大きく振り、下半身に力を入れてペニスの感触を確かめるようにしながら受け止めていきました。上下に動かすだけでなく腰をひねらし前後への動きも加えて硬いペニスをへし折ってしまいそうなほどきつくぶつけていきます。
「うっ!!!それはだめだ!ぐっ!恵美子のマンコに食いちぎられそう」
「あん、だめだめ!」
私はより激しく身体を振り動かしていきました。まるでダンスのように腰が揺れ動き、中ではリズミカルに子宮口へとペニスが当たってきます。伸太郎も動きを合わせて私の中へとペニスを叩きつけてきました。
「恵美子!イク!・・・恵美子おぉぉ!!」
「ひぃん!!伸太郎さん!!」
体内でペニスが大きく震え子宮へと精液が流し込まれました。私の子宮は伸太郎の精液を覚えてしまっており流れ込んでくると一気にそこから熱気が全身に広がってくるのです。それは熱だけでなく強い刺激でもあり全身の隅々までを襲ってきました。
「はああ!イッグウウウ!!イグイグイグ!!」
神聖な仏前で交わって迎えた絶頂はいつもよりずっと強いものでした。身体が壊れたように勝手に暴れてしまい汗が辺り一面に飛び散っていきます。脳内は快感物質に満たされもうなにも考えることなどできません。私の中に残っていた元夫への最後の愛をついに消し去ってしまったのです。
「うう、だめだめだめ!」
逝きながら私は耐えられなくなり液体を放ってしまいました。それは潮ではなく薄い黄色い色をしたものです。大きく開いた股からまるで噴水のように勢いよく空中に円弧を描いて噴き出していきました。
「ほらもっと出して。遠慮せずに出すんだ!」
「やん」
一度出はじめてしまうと止めることなどできず溜めていたものが一気に吐き出されていったのです。噴き出した私の噴水の先は目の前の仏壇へと降り注いでいきました。大事にしていた夫の遺影、位牌、それらに私の汚い液体が止めどなく吹きかけられていくのです。綺麗に整えていた仏壇は私の黄色い豪雨で一気に濡れ汚されていきました。
「こんなことしちゃうなんて」
逝ってしまい冷静になった私は大変困惑していました。そんな私を後ろから伸太郎が優しく抱きしめてくれたのです。
「いいんだ。これでもうおじいちゃんに未練はないでしょ」
「そうね・・・もう全部これで終わりね」
私はようやく過去を完全に捨て新たな人生を歩むことができるようになったのです。これからはこの17歳の男の女としての第二の人生を送っていくことになるのです。
(完)
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