[官能小説] 熟女の園 雨宿り ~家でした還暦妻と黒人青年の出会い~
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雨宿り ~家でした還暦妻と黒人青年の出会い~

 40年以上共に過ごしてきた夫と些細なことで言い争いになり私は勢いで家を飛び出してしまいました。きっかけは本当に些細なことだったのです。それがなぜか今日に限って互いに熱くなり私は衝動のままに家を飛び出してしまいました。



 家を出てから数時間、私は夜の街を彷徨い続けていました。63歳の私に夜の街の風が冷たく襲ってきます。スマホを見ると夫からの連絡はきていません。心配して連絡くらいくれるかと思ったものの未だないことに少し失望していました。長年一緒だった私には夫は誰よりも妻である私を心配してくれていると信じていましたがその確信が揺らいでしまいます。昔は本当にとても気を使ってくれたというのにもういまでは夫婦の愛も亡くなってしまったのかと不安になってしまいました。

「やだ、雨が降ってきたじゃない」

 突然漆黒の空から水が降り注いできてあっというまに大雨になってしまいました。傘なんて持っておらず行く当てもなかった私はずぶ濡れになりながらなんとか雨をしのげそうな軒下に入り込んでじっと止むのを待つことにしました。
 ですが止む気配は一向になく、時間だけが過ぎていき濡れた服がどんどん冷たくなっていったのです。

「どうしたものかしらねえ」

 凍えながらどうしようかと悩んでいると私のところへ傘を差した大きな人影が近づいてきました。私の前で止まるとさしている傘を持っているのとは反対の手にもう一つ傘を持っていてそれを私に差し出してきたのです。

「傘がないならこれを使ってください」

 強い雨足の中で相手はそう言ってきたのです。傘を差した相手を見ると大柄な黒人男性でした。慎重は180cmをゆうに越えていて暗闇の中だとその黒く大きな姿が怖く思えました。とてもありがたいと思いながらもどうしてそんな事をしてくれるのかと怪しんでしまったのです。

「いえ、いいんです。止むまで待ちますから」

 咄嗟に断わろうとするとさらに相手は傘を強く私の方へと突き出してきたのです。

「うち、目の前なんです。さっきからここにいるおばさんのことが見えて心配だったんです。返してもらう必要ありませんからこれを使ってください」

 流暢な日本語で彼はそう言いました。彼の後ろにアパートがあり、そこがどうやら自宅のようです。街を彷徨っていても誰一人、夫さえも心配してくれなかったというのに異国の男性が親切にしてくれるなんて不思議なものだなと思ってしまいました。

「お気持ちは嬉しいです。けれど今夜は行く当てもありませんからここでいいんです。傘は返してもらわなくてもいいです」

「行く当てがない?どういうことですか?そんなに濡れてずっとここにいたのでは風邪をひいてしまいますよ」

「実は夫と喧嘩をしまして・・・」

 私は彼に事情を説明しました。見知らぬ相手だというのに彼は私の話をじっと聞いてくれ、その上でさらなる提案をしてきたのです。

「それならウチに来ませんか?せめて身体を温めたほうがいいです。こんな時にこんな場所で濡れてずっといるなんて命に関わります」

「いえ、そんなご迷惑かけられません」

「もしこのままにしてあなたに何かあったら俺が困ります。どうか家で身体を温められてください」

 彼は本当に心配そうにそう懇願してきました。すべての事情を話してしまった以上断る理由がなく、私はそのまま彼の家に行くことにしたのです。スマホを確認してもまだ夫からの連絡はないままだったのでした。

「あまり綺麗ではありませんがどうぞ上がってください。すぐにお風呂も用意します」

 彼の名前はジョナスと言い、20歳の留学生ということでした。濡れたまま上がるわけにはいかずお風呂が沸くまで玄関でタオルで濡れた身体を拭きながら遠慮がちに待たせてもらっていました。

「本当に迷惑ありません?」

「いいんです。俺は一人暮らしですしなにも心配することはありません」

 私の為にいろいろと尽くしてくれる姿を見ているとなにもやましい事はないだろうという風に思えたのです。それにこんな年取った私になにかするとも思えず、お金だってほとんど持っていないのはジョナスも知っています。彼の言葉に甘えてお風呂を使わせてもらうことにしました。

「着替えは俺のしかないですがよかったですか」

「ありがとう。でもすごく大きくて・・・変よね」

 濡れた服は干してしまい下着も付けないままジョナスの大きなTシャツを着ました。もうそれだけでワンピースのようになってしまい下を履く必要もなかったのです。
 ジョナスは私がお風呂に入っている間に料理を作ってくれて小さなテーブルには大皿に盛られた炒め物のようなものと二つのビール缶が置かれていました。

「お腹が空いているんじゃありませんか?どうぞ食べて下さい」

「まあ、ありがとうございます」

 ビール缶を手に取って開けて喉に流し込むとビールの心地良い刺激が身体に広がってきました。ジョナスもビールを気持ちよさそうにあおっていました。

「この料理は私の故郷のものです。お口に合うかどうかわかりませんが」

「いただきます」

 口にするとピリリと強い香料が広がってきましたが程よくとろみのある野菜と肉が口いっぱいに広がってきてビールととても相性が良いものでした。私はそれを口にしながらビールもますます進んでいきました。

「琴子さん、遠慮しないで食べて下さい。お酒もまだあります」

「本当にいいんですか?お礼なんてできないのに」

「いいんです。困っている人を助けるって当たり前じゃないですか」

 新しく出された缶を開けてさらに飲んでしまいました。家ではこんなに飲んだりすることはないのですが今日は夫とのこともあってかお酒がとても進みました。そして次第にジョナスとは臆せずものが言いあえるようになっていったのです。

「もうどうしてこんなことになってしまったのかしらねえ」

「普段は仲がいいんですよね。でもそれって本音を見せて来なかったんじゃないですか?」

 これまで大きな喧嘩と言うのは今日がはじめてというくらい夫婦で衝突することはありませんでした。それは私がいつも夫の意見に耐えていたからかもしれないとふと思ったのです。それに時には夫が家族や私の為に耐えることもありました。ひょっとするとジョナスの言う通り本心を一度も見せ合ったことがなかったのではないかと思えてきました。

「そうかも・・・しれないわね」

「日本人を見ているとそう思う時があるんです。お互いに本音を隠して付き合っているじゃないかって。すごく不自然だと」

 彼の言葉はあまりにも的を得ていて私はなにも言えませんでした。この社会では言いたくても言えないことばかりなのです。そんな社会で生きてきて、夫婦として生活していく中でつい出た本音がぶつかってしまったのかもしれません。

「ジョナスの言う通りだわ。私はずっと本音を隠してきたのね」

「仕方ありません。日本はそういう人たちばかりです。俺は日本に憧れて留学しましたが息苦しくて堪りません。こんな風に本音を言える友達もいないんです。琴子さんがはじめてです」

 急に真剣にジョナスが私を見つめてきて胸が苦しくなりました。彼の大きな手で心臓を掴まれたかのように胸が苦しく、呼吸が上がってしまいます。男らしい眼差しがじっと私へと向けられてきました。

「琴子さんと逢えてよかった。今日は日本に来て一番いい日だ」

「ジョナス・・・」

 お酒が入っていたことや夫には言えないことを話せたという気持ちの緩みもあったのだと思います。私たちは互いに身を寄せ合っていきました。ジョナスの伸ばした腕の中へと自然と入り込んで彼の顔を見上げるとそのまま唇を重ねました。

「・・・だめ、いけない」

「それは琴子さんの本音じゃないですね」

 ジョナスが強く私に吸いついてきて私も堪らず彼の唇を求めてしまいました。ずっと忘れていた昂っていく感覚と共に私の身体は熱く燃え上がっていったのです。

「はぁ・・・琴子さん」

 唇を離すとジョナスは惚けたように私を見つめていました。その前で私は着ていたTシャツを脱ぎ全裸になったのです。ジョナスも着ていた服を脱ぐと私を抱きかかえベッドへと連れていきました。

「明かりを消して」

「嫌です。琴子さんがよく見えない」

「恥ずかしいの。こんな身体見ないで」

 私の言葉に反してジョナスは灯りをつけたまま私の身体に乗って肌を触れてきました。大きく黒い掌が乳房へと重ねられてきます。しぼんで弾力のない乳房をジョナスは揉んでいきました。

「見たい。琴子さん綺麗です。うう!」

「やっ!」

 ジョナスの偽りのないであろうその言葉に胸が躍ってしまいます。より一層強く掌が乳房を揉んできてその感触が心地良く伝わってきました。もう何十年と男を経験していない身体に電気が駆け巡っていったのです。

「おっぱいも綺麗だ。はん!」

「んんっ!」
 乳首に唇が当てられると私は悶えながら耐えました。唇の間でますます敏感になっていく乳首からはさらに強い刺激が走り私も思わず大きな声を上げてしまいそうでした。

「うううぅ!!ひぃ!」

「我慢しないで。声を聞きたい。琴子さんのいやらしい声を聞きたい」

「ああ!あん!だめ・・・あんっ!」

 声を上げるとより快感は強く感じられます。乳首を弄ばれ、その快感に酔いしれている間に私の股へといつの間にかジョナスの指が当てられてきていました。大きな指先が陰核を押さえられると耐えきれずさらに声が出てしまいます。

「やっ!そこ・・・ふうぅ」

「こんなのはじめてって顔してますよ」

「は、はじめてよ・・・夫とする時と全然違う・・・ああ、恥ずかしい!けどこれ・・・だめ!!」

 しっかりと明かりの照らされた下で自分の淫らな姿を晒していることに羞恥心を感じます。けれどその羞恥心さえも快感と思えるほどとても刺激的な体験となっていました。若いジョナスに熟した身体を弄ばれ、大声でよがってしまうことにますます興奮してしまいます。

「琴子さんのこっちはどうなっているのかな?」

 陰核を触れていたジョナスの指が降りていき割れ目の中へと入り込んできました。指だというのにその太く硬い感触はまるで男性器のようでした。指が膣の中へと押し付けながら入り込んできました。

「うっ!ああ、太い・・・これが指なの!」

「琴子さんのマンコ、俺の指で感じてくれてうれしい」

「ひぃん!だめ、なかで動かさないで!」

 膣内で指が曲がり、指先が筒へと強く当てられると痺れるような感覚が襲ってきました。太ももを開かされていき、露わになった私の股をジョナスは見ながら指を動かしてきたのです。

「俺の指で感じますか?気持ちいい?」

「はぁはぁ、感じる・・・気持ちいい・・・もう無理」

 さらにジョナスの指が強く膣に当てられてきてますます感じてしまいます。奥が熱くなりもっと欲しいと求めてきているのです。もっと男を感じたいという女としての欲求が湧き上がってきていました。

「琴子さん、指じゃなくおれのこれを入れさせてください」

 身体を上げたジョナスが見せてきたのは股間から上を向いて勃起している大きなペニスでした。いままで見たことのないほどの大きさで真っ黒なペニスに戸惑いながらも興奮が止まりません。あんなものが私の中へと入ってきたらいったいどんな感じなのか、そもそも入るのかなどジョナスのペニスに対して興味が湧いてきてしまうのです。
 私は自分の意思で脚を大きく開き、割れ目をはっきりと晒しました。

「入れて。ジョナスのそれを私に入れて」

 ジョナスは私の脚を掴んでその間に入り込むとペニスの先端を私の割れ目へと向けました。そのまま身体を前へと動かして63歳の私を黒いペニスが貫いていったのです。

「んんんんおおおお!!」

「くぅ!琴子さんっ!!」

 膣の穴を広げながら太いペニスが私の中へと入ってきます。硬いそれが私の下半身の奥へ向かってドリルのように膣を掘削して穴を広げながら突き進んでいきました。強烈な痛みに襲われながらも私はその挿入を受け止めていったのです。

「ひいい!すご・・・壊れる・・・ああ、おかしくなりそう」

「もう少し、もう少し・・・ぐっ!!」

 ジョナスも苦しそうな息を上げながら必死にペニスを挿入してきています。私の小さな穴を広げていきながら熱いペニスの先端が子宮へと突きそうなほどどんどん迫っていったのです。それは誰にも犯されたことのない深部へと達していました。

「こんなに深く・・・ああ、まだ来る!来てる!」

「くぅ!琴子さんっ!!」

 一度引いてから押していき少しづつ私の奥へ向かってペニスで突いていきました。私は突かれると強い快感が走り、身体を震わせるほど感じてしまいます。そんな私をジョナスは上から見下ろして見つめていました。

「なんて可愛い。可愛いい女!」

 ジョナスは身体を下ろして私に上半身を重ねてきました。大きな黒い肉体で小柄な私を抱きしめながらジョナスは腰を振り動かしてきます。その腰の動きは強くなっていきジョナスは無我夢中になって私を突いてきました。

「あぁん!奥に・・・奥まで来る!や、すごい!」

「だめだ、ますます抑えられない。琴子!琴子ぉ!!」

 獣のように荒々しくジョナスは私を攻めてきました。中では若いペニスが激しく動き、老いた膣を壊してしまいそうなほど暴れています。これが本物のセックス、偽りのない互いの本当の姿を晒したセックスなのだと感じました。人生でこれまでにないほど私は燃え上がっていったのです。

「ジョナス!ジョナス!来てええ!」

「琴子ぉおおお!!」

 ジョナスは私の中へと勢いよく射精しました。子宮へと注がれていき、煮えたぎった窯のように熱くなっているのです。まるで私の子宮が窯で精液という材料を元に子供をつくるような熱い本物の交尾でした。

「はぁはぁ・・・・私、逝っちゃった・・・こんなにも」

「琴子さんとのセックスいい。もっとしたい、もっとしましょう」

「んんっ・・・ジョナス!」

 まだまだ硬いままのペニスが私の中で再び動きはじめたのです。
 翌朝、雨が止むまで私たちはセックスを続けました。

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