[官能小説] 熟女の園 曾祖母の欲求 ~前編~
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曾祖母の欲求 ~前編~

 今年で83歳を迎えた私は大きな病気はなく身体にも不自由はない元気そのものです。周りの人からもその元気さをよく褒められました。ですが私は最近身体の悩みを抱えていたのです。それは人には決して言えないような悩みでした。



 脱衣所で鏡の前で裸になると自分の肉体を見つめました。日々ジムに通って運動して全身の筋肉を鍛え続け、食べ物にも気を使っているため肉体の老いは同世代に比べれば10歳、いえ20歳は若いと言ってもいいくらいです。まだまだ弛みは少なく、ウエストだって引き締まっています。そんな身体を見ながらついため息が出てしまいました。

「私だってまだまだ女なのよ」

 胸の奥にわずかに残っている女の感情が昂ってきました。私はそのまま自分の身体に手で触れていき刺激していったのです。

「したい。したい・・・また欲しくなっちゃう」

 ますます昂る感情のままに身体を刺激していきました。鏡には自分を慰める哀れな老婆が写っています。
 私はここ最近急に性欲というものを感じるようになってきたのです。もうすぐ人生の終わりだということに反して沸々と欲求が日々募っていきました。同世代の夫とはもう何十年もしていません。私も元来それほどセックスというものが好きではなかったというのにこの年になって80年分のものが一気に湧き出してきたかのように激情が繰り返し襲ってきました。老いた夫に今さら求めるなんてことはできるわけもなく、隠れて一人で慰めるようになっていたのです。それでもまだおさまりきらないものでした。

「はぁ・・・・はぁ・・・こんなことでは物足りない。全くダメ、全然満たされないの」

 誰もいない脱衣所にしゃがみこんで股の中に手を入れ、秘部に指を当てていきました。そこは80代とは思えないほど濡れていて指に私の体液が絡みついてきます。恥ずかしげもなく私は指を擦らせながら喘ぎ、快感を求めていきました。

「だめだめ!こんなのじゃいつまでやっても・・・男が欲しい、本物の男!んっ!!」

 床の上で薄い毛が覆う股の中へと指をますます強く当て刺激を強めていきました。けれどどんなにやっても満足感が得られないのです。それどころか欲求が強まっていくばかりでした。本物の男とセックスしたいという欲求が私の心を密かに支配していったのです。


 そんな日々を送っていたある日、私のところへひ孫の文哉がやってきました。16歳の高校生の文哉は近くで部活の試合があったらしく、その帰りに私のところに寄ったのです。ちょうど夫が出かけていて家には私一人きりでした。

「ひいばあちゃん、シャワー貸してくれない?汗ヤバいんだ」

「まあまあ、すぐにお風呂場に行きなさい。あとでタオル持っていくから」

 頭から水を被ったように汗で濡れていた文哉をすぐに風呂場へ行かせ私はタオルを取って脱衣所へと向かいました。文哉はすでに浴室に入りシャワーを浴びているのが擦りガラス越しに見えました。綺麗なタオルを文哉が脱いだ服の近くへおこうとしたとき、服から漂う汗の匂いが鼻を突いてきたのです。

「まあすごい臭い」

 大量の汗を吸い込んだシャツや下着からは男の濃い汗の匂いがしていました。夫の匂いとは違う若い男の汗の匂いに私の身体が反応してしまったのです。そのシャツを手に取って匂うと身体の奥が疼いてきてしまいます。

「なに考えてるの。自分のひ孫なのよ。バカなことしてどうするの」

 必死に理性が私の行動を抑えようとしますが日々高まっていた欲求の方が勝ってしまうのです。ひ孫シャツを鼻に当て吸いながら私の身体は熱くなっていきました。

「いけない。本当にいけない。でも・・・でも・・・」

 私は額から汗を垂らすほど身を熱くして興奮しながら葛藤していました。自分のひ孫相手にとても破廉恥なことばかりが頭に浮かんできて止まりません。抑えようと努力しますが私の理性では到底止められないくらいまで気持ちが昂ってしまったのです。
 そして昂る感情のままに私は行動を起こしてしまいました。

「ひいばあちゃんタオルなら外に置いておいてくれたら・・・え!」

 浴室の扉が開いた音に反応した文哉はシャワーを浴びながら扉の方へと振り向きました。そして振り向いさきに立っていた私を見て驚いてかたまってしまったのです。

「身体洗うの手伝ってあげる」

 私は一糸まとわぬ全裸になってひ孫のいる浴室に入ったのです。呆然と立ち尽くす文哉に近づいていき持っていたタオルをシャワーで濡らし背中を拭いてあげました。私が身体を拭きはじめると顔を身体の前の壁の方へと向けました。

「そんなこといいよ。一人でできるから」

「汗いっぱいかいたんでしょう?ちゃんと拭かないとだめよ」

 文哉は緊張気味に私に背を向けて立ち尽くしています。その背にタオルを当てながらじっくりと身体に目をやりました。16歳とはいえど運動系の部活で鍛えられた身体はとても逞しく、二の腕や太ももが筋肉の塊であることがよくわかります。無駄な肉はなくよく引き締まっていて私が理想とする男らしさの塊のようなものでした。私の胸の奥はますます高鳴っていくのです。

「前も吹いてあげるからこっちを向いて」

「自分でやるからもういいよ」

「そんなこと言わないで」

「うっ!ひいばあちゃん!」

 私は文哉の背に身体を寄せ、脇の下から腕を入れていき身体の前へとまわしました。互いの肌が触れ合ったことに文哉は身体を大きく震わせるほど驚いていました。

「ちゃんと拭かないとだめよ」

「う、うん」

 前へと回した手で文哉の胸や腹へとタオルを当てていきました。もちろんそうしながら文哉の身体の表面を確かめていたのです。がっちりとした胸板と硬い腹筋は私を魅了するようなものでした。文哉は自分の背中に当たる曾祖母の乳房に緊張していたようです。私はいたずらまじりに股を文哉の尻に当てていき、毛を擦らせました。

「うっ!」

「どうしたの?」

「な、なんでもないよ!」

 文哉は尻に当たった毛にとても動揺していました。私はさらに胸と腰を押し付けていったのです。文哉の呼吸が徐々に荒くなり硬い胸板が強く脈打っていました。
興奮するひ孫を見て私もますます興奮し、ついに手は文哉の股間に伸びてしまいました。

「ひいばあちゃん!そこは!!」

 私の細い指で触れたそれはもう充分勃起し硬くなっています。これは私で興奮してくれるのだろうと思うと嬉しくて堪りませんでした。はじめて触れる16のひ孫のペニスを握りしめていきました。

「あら、硬くなってるのねえ。すごく大きいわね」

「やめてよ。こんなのだめだよ。うっ!!」

 私はペニスを握った手をゆっくりと前後に動かしていきました。手の中で硬いペニスがビクビクと跳ね、文哉は息を荒げその感触に耐えています。力づくでなら私から逃げられるはずなのに文哉はそのまま私にされるままでいたのです。

「文哉ももう大人の仲間入りしてたのね。私嬉しいよ」

「そんな事言われても・・・うう!ひいばあちゃんこんなことやめて・・・じゃないと・・・ああ!!」

 手の中で大きくペニスが飛び跳ねました。最初に比べるとますます硬くなっていて熱気を帯びてきています。私はそれから手を離すことができずよりしっかりと握りしめていきました。

「こんなに立派なのをもってるなんてすごいじゃない。いい男になったわねえ」

「ひ、ひいばあちゃん!やめて、手を離して!」

 手の中でますますペニスが震え限界が迫っているように感じられました。文哉の身体からも熱気が放たれていて興奮しているのが分かります。私もひ孫のペニスを握りしめながら自慰よりもはるかに強い興奮に包まれながら手を必死に動かしていきました。

「文哉、こっちを向いて」

「え、なに?んっ!んんふううう!!!」

 振り返った文哉にすかさず私はキスをしました。硬い唇に思い切り吸いつき、ひ孫の唇を奪ったのです。その瞬間文哉は全身、そしてペニスを大きく振るわせ逝ってしまいました。握っていたペニスがドクドクと脈打つのを手で感じながら壁に向かって精液を放ったのです。その瞬間、私も逝ってしまうくらいの高揚感を覚えました。

「はぁはぁはぁ、ひいばあちゃん・・・俺・・・俺・・・」

 射精を終え、強張っていた身体から力が抜けた文哉は混乱しながらも私が顔を寄せると条件反射のように唇を重ねてくれました。

「いいの。いいんだよ。文哉の男らしいところがもっとみたい。ひいおばあちゃんに見せて欲しいの。お風呂を出て部屋に行きましょう」

 私がそう囁くと手の中で再びペニスが硬さを取り戻しつつありました。

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