[官能小説] 熟女の園 孫との旅行 ~朝の露天風呂で祖母孫から夫婦へ~
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孫との旅行 ~朝の露天風呂で祖母孫から夫婦へ~

 誰もいない露天風呂に浸かりながら昇ってくる朝日を拝むことができました。山の間から顔を出す真っ赤な太陽はとても美しく神秘的でした。隣に並んで湯に浸かる俊也とその光景に見入っています。湯の中では互いの手を握り合っていました。



 俊也とセックスをしていうるうちにいつの間にか朝を迎えてしまいました。一晩中セックスをしていたなんて時計を見るまで実感が湧きませんでした。疲れも眠気もそれほどなく、夢中になっているうちに時間が過ぎていたのです。
 そうして夜が明けかけた頃に私たちは旅館の露天風呂に入ることにしました。身体じゅうがあらゆる体液まみれになった身体を洗い、この旅館自慢の露天風呂からの景色を堪能しようと思ったのです。

「綺麗ね」

「そうだね。こんな綺麗な朝日生まれてはじめて見たよ」

 身体をよく洗い湯に浸かるころには互いに溌剌とした気持ちになっていました。まぶしい朝日を浴びながらまるで身体が清められていくような気がします。まだ朝早く、私たち以外にはだれも露天風呂には来ていません。タオルで身体を隠すこともせず、二人とも全裸のままで湯に浸かっていました。

「あんなにお布団汚したら旅館の人に悪い事したわね」

「弁償しろっていわれたら俺が春からの給料で払うから心配しないでいいよ。それよりもさ・・・これからも俺とセックスしてくれない?」

 一度だけという約束でした。けれど実際に俊也と交わり私の気持ちは大きく変わってしまいました。

「もちろんよ。いつでもしたいときにいいなさい。おばあちゃんもその方がうれしい」

「ありがとう、おばあちゃん」

 俊也はとても喜んでいて私の方へと顔を向けました。私も俊也の方を向き、そのまま互いに顔を寄せ合いキスを交わしたのです。経った一晩の間に俊也の唇を心地よく思えるようになり祖母と孫から男女の仲になったのだと強く意識させられました。
 その時湯気の向けに人気を感じました。私たちはキスしているところを見られまいと慌てて顔を離し、繋いでいた手も解いて平然と湯に浸かっているように装いました。

「おや、先客ですか?」

 湯気の向こうから現れたのは私よりも年上と思われる年配の男女でした。おそらく夫婦でしょう。やや頭の上が薄い男性に先導されながら身体をしっかりとタオルで覆った美しい白髪の女性がやってきました。

「おやほうございます。随分お早くから入られてたんですね」

「ええ、夜明け前に目が覚めたものですから」

 老夫婦は少し離れた場所へと並んで腰かけて湯に肩まで浸かりました。湯に浸かる時も二人はタオルで身体を隠したままです。対して私と俊也もタオルで身体を隠してはいませんでした。ですが流石に裸体を他人に見られるのは抵抗があったため私は手で胸と股を隠すように添えました。年の離れた私たちが身体を隠さず湯に入っていることは特に相手の老夫婦は怪訝には思っていない様子です。

「さっきまで山の谷間から昇ってくる朝日が見えて綺麗でしたよ」

「そうだったんですね。私たちももう少し早く来ればよかった。主人がなかな起きなかったもので」

「すまんすまん。昨日はちょっと飲み過ぎたからな」

 旦那さんの方は奥さんのことをとても気にかけていて奥さんもそんな優しい旦那さんに感謝している様子が見てとれ、長年連れ添った仲睦まじい夫婦なのだとわかります。私も夫が生きていればこんな風に二人で旅行に行くこともあったのかもしれないと思い羨ましく思えます。

「妻が古希を迎えたのでその記念にたまには旅行でもと思ってここへ来たんです。そちらは・・・お孫さんですか?」

 私と俊也の風貌からおおよその年齢差は分かるでしょう。そしてその年の差の二人が仲良く一緒にいるとなれば祖母と孫だと誰もがすぐに気づくはずです。私も正直に孫の卒業祝いだと答えるつもりでした。もちろん肉体関係のことには一切触れはしません。

「ええ、私たちは・・・」

「夫婦です!」

 私の言葉を遮り俊也が力強く「夫婦」だと言い放ちました。その言葉に私は驚き、言葉も出ません。それは私だけでなく向こうの本物の夫婦も信じられないと言った様子で目を丸くしていました。

「俺が18になって高校を卒業して結婚したばっかりなんです。年は離れてますけど本当に愛し合ってるんですよ」

 平然と嘘を並べ立てる俊也に私は呆れてしまって口を挟む気にもなれません。すぐにでも冗談だと言えばそれで済むのでしょうが急に俊也と「夫婦」ということになったことにちょっとした悦びを感じていたのです。

「そ、そうなんですね。随分とお年が離れているからついお婆さまとお孫さんかと思ってしまいましたわ」

「俺が18で妻の・・・美代子は63です。でも俺たちがいかに愛し合ってるのか周りも理解してくれてちゃんと結婚できたんですよ。な、美代子?」

 急に孫に名前で呼ばれ私はまたしても戸惑ってしまいます。けれどここまで来ると嘘をつき通してしまう方がいいのではないかという気もしてきました。その場限りの相手ですから後腐れもありません。それに俊也と夫婦を演じるということに興味を掻き立てられました。

「はい、そうなんです。俊也は、夫は若いですけどとても頼り甲斐があって素敵ですからプロポーズされたときは嬉しくて堪りませんでした」

「へえ、すごいなあ。これが本物の愛ってやつか。もしかしてこれが新婚旅行かい?」

 旦那さんは信じ切ったようで若くして私の夫になった俊也に感心していました。私が行ったことはすべてでまかせですが信じてくれた旦那さんのことを見ると嬉しく思えました。横にいた奥さんも穏やかに私に微笑んでくれて信じてくれているようでした。

「そうなんです。美代子とのはじめての旅行、これが新婚旅行なんです」

「まあそうだったの。素敵ねえ。でも年が離れていると不安なのことや大変な事もいろいろあるんじゃありません?」

「まあそうですけど俺は美代子のことを本当に愛してますしこれからなにがあっても二人で力を合わせるって誓ったんです。だから心配なんてしてません」

 その時の俊也の瞳は輝いていて私にも嘘とは思えませんでした。私のことを愛していてこれから二人で生きていきたいと考えているように思えたのです。

「そうです。私もあとどれくらい生きられるか分かりませんが俊也と、愛する夫と共に過ごしたいんです。彼といられるだけで私はもう幸せなんです」

 俊也の肩へと軽く頭を預け甘えるようなしぐさをワザとしてしまいました。それを見ていた老夫婦は目を輝かせて羨ましそうに見てきています。

「まるで新婚の頃を思い出すよ。美代子さんも年齢は私たちとそう変わらないのに心は若いんだなあ。羨ましいよ」

「そうよねえ。古希の旅であなた方に逢えてよかったわ。夫婦の大事さを思い出すことができましたよ」

 私たちを夫婦と信じて羨望の眼差しを向けられていることに恥ずかしくなってしまいます。いっそ本当にそうであればと思いたくなりました。ちらりと横を見ると俊也は顔を赤くして恥ずかしがっていました。そして腕を私の肩へとまわしてきたのです。

「やっぱり愛する人と夫婦になるって幸せですね。そうだよね、美代子」

 俊也が私の前へと顔をまわしキスをしてきたのです。突然のことに私は驚きながらも抵抗することもできず唇を塞がれて固まってしまいました。目の前のを覆う俊也の後ろにわずかに老夫婦二人の姿が見えました。目を丸くし口を開いて驚いていました。

「ちょっと俊也どういうつもりなの?」

「ごめん、でもついしたくなっちゃったんだ」

 私が反論する余地もないうちに再び俊也が私へと唇を重ねてきます。老夫婦へと見せつける様にキスをして胸を覆っていた私の手を払い除けて乳房を掴んできました。湯の中で揺れる乳房を指が揉んでいき決して俊也はその手を離そうとはしません。

「まあ若い旦那さんを持つと大変ねえ」

 老婦人は私たちをみて困惑したようにそう言いました。僅かに見えたその表情は困惑しつつも紅潮していたのです。私たちに煽られて興奮しているようです。その視線に私も興奮してきてしまいより俊也の行為を敏感に感じてしまいました。

「んん!俊也!!」

「はぁ、美代子・・・」

 唇を無理やり開かれて舌が入り込んできたのですが私は拒みはせず、その舌を受け止め、自分の舌の上へと導いていきました。舌が重なり濃厚なキスがはじまると乳房を揉んでいた俊也の手が股の方へと降りてきたのです。塞いでいた私の手は力なく離れていき太ももの谷間へと俊也の手が消えていきました。

「朝までセックスしまくったのに・・・また・・・ああ、美代子!美代子!」

「ううぅ!俊也・・・あなたぁ・・・」


 若い夫に責め立てられる私の姿を老夫婦はじっと見ていました。言葉を発することもなくただ見ていたのです。真面目そうな旦那さんも温厚な奥さんもこちらから目を離そうとはしません。
 俊也は人前でも臆することなく私の割れ目へと指を当て、軽く指先で陰核を触れてきました。重ねられた舌に連れられて私も自分から舌を動かしていきます。昨夜に来ればればまだまだ軽い行為ですが他人に見られているということがとても刺激的でした。

「はぁ、ああ!」

 朝の露天風呂に私の喘声が響きました。俊也の指が私の陰核を摘み、強く引っ張っていくと心地良くて声が勝手に出てしまいます。俊也の唇が首を舐めていきその行為もこれまでと違う心地良さでした。

「いいよ、美代子。まだこんなにも感じてくれるんだ。ほらもっと気持ちよくなって」

「うぅん!もうだめ・・・だめ・・・逝っちゃう!」

 俊也の行為に我慢しきれなくなり私はついにその場で逝ってしまったのです。快感のままに声を張り上げ、身体を反らして湯をかき乱しながら老夫婦に逝く様をしっかりと見せつけました。その時の老夫婦二人の表情はとても高揚していたのです。

「お見苦しいところを見せてしまいすみません。私たちはこれで」

 逝った後、俊也はそれ以上してくることはなく私たちは逃げるように露天風呂を後にしました。
 残された老夫婦は無言で私たちを見送り、姿が見えなくなると互いを見つめ合っていました。

「なあ風呂から出たら久しぶりに私たちも・・・どうだ?」

「ええ、私もまだ女なんですよ」

 温厚な老夫婦は部屋に戻った後、久しぶりに交わり愛を再確認したのでした。
(完)

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