悪い孫 ~孫と夏の海へ~
バイクの後ろに乗るというのははじめてで最初は怖くてなりませんでした。前に座る達也の身体を強く抱きしめ狭い座席にどうにか尻をつけています。次第に周りをみる余裕が出てくると流れる光景と風が心地よく、バイクに魅了されていったのでした。
夏休みになった達也に泊まりで出かけようと誘われ私は嬉しくて跳ね上がりそうでした。同時に夫にはいい言い訳を考えなければならないという難題を抱えることになったのです。結局かつての同級生との泊りがけの旅行ということにして出掛けたのでした。
待ち合わせ場所で待っていると達也がバイクで迎えに来てくれ、その後ろに乗ることになりました。達也のバイクに乗るのははじめてで緊張します。それにこんなおばあさんが後ろに乗って若い男に抱きついているなんて人に見らたとき恥ずかしくてなりません。「メットで顔なんて見えないしいまのばあちゃんならちょっと年上の彼女くらいにしか見えないよ」と達也は飄々と言い、急かされるままに後ろに乗ったのでした。
バイクは都心を離れ、海岸沿いに南下していきます。片側の海を見ながら走るのは気持ちよく、こんなデートをもっと若いころにしたかったと後悔していました。向かった先はとある浜辺、あまり有名ではないためシーズンでありながらも人は閑散としています。この近くにあるロッジに泊まるらしく、バイクを浜辺の手間に止め、二人で海のほうへと歩いていきました。
「天気もいいし、気持ちいいわね」
「ばあちゃんと海に来るの楽しみだったんだ。ほら海に行った写真あったじゃん。ばあちゃんが水着で写ってたやつ」
もう50年近く昔の話で、当時大学生だった私が友人たちと海に行った時に撮ったものです。その頃流行っていたオレンジのビキニタイプのものを着ていました。
「だからまたばあちゃんの水着姿みたかったんだ」
「ほんとうに欲望に正直な子」
私たちは更衣室に行き着替えることにしました。どこを見ても私より半分以下の年齢の人しかいません。そんな人に混じって水着になるのはとても勇気がいることでした。それでも達也が喜んでくれるならと思い切って用意してきた水着に着替えたのでした。
「ばあちゃんいいよ。すげー似合ってる」
私が着替え終えるとすでに達也はハーフパンツの水着に着替え終えていて逞しい肉体が太陽に照らされ様になっていました。その達也のもとへと恐る恐る水着で近づいていくと達也は大興奮し、私の身体をじろじろと見てきます。
「そんなに見ないではずかしいじゃない」
この日のために紺のワンピースタイプの水着を買いました。太もものところにフリルがついていて地味ながらも可愛いと思ったのです。達也に見られるまで怖くてなりませんでしたが喜んでくれるのを見ると安心し、私の気持ちも軽くなって夏気分へとなっていきました。
達也に手を引かれながら私は波際へと近づいていきます。周りには若いカップルばかりで大きめのサングラスと濃い目の化粧で顔を隠していますがそれでも周囲の視線はきになってしまいます。
「達也は平気なの?私みたいなのと一緒で」
「なにが?俺が好きな女と一緒にいるんだから平気に決まってんじゃん。むしろいい女だって自慢したいくらいだよ」
私の腰に腕をまわしてきた達也に驚かされながらもその堂々した姿にますます虜になってしまいそうです。腰を抱かれながら肩に頭を預け恋人たちの間を歩いていきました。
「でもビキニじゃないのが残念だな」
「ごめんなさい。ちょっとそこまでは勇気出なかったから」
「いいよ。水着になってくれただけで嬉しい」
そう言って私の額に達也は優しくキスをしてくれました。他の恋人たちに負けぬほど大胆に私を愛してくれる達也が好きで好きで堪りません。
夕暮れ、人気のほとんどない海辺の岩の上から海に沈む大きな太陽を二人で並んで見つめていました。達也に寄り掛かると達也は私の肩を抱いてくれています。
「連れてきてくれてありがとう。もうこの年じゃこんな風に楽しんだりできないからすごく楽しかった」
「年なんて関係ないよ。これからももっともっと遊ぼうぜ。いまのばあちゃんならどこにでもいっしょに行けるよ」
「ありがとう達也」
夕日に照らされる達也の顔を覗き込むと頼もしい顔つきで私を見つめてきました。私たちは自然と瞳を閉じ、顔を近づけあっていきます。夫よりも達也のことが好きだという気持ちはもう拭えません。こんなにも胸の躍るような経験をさせてくれるのは達也だけです。
「はぁ、これからもずっと一緒にいたい」
「俺もだよ。もうばあちゃんしか興味ないんだ」
達也の手が水着の上から乳房を掴んできました。薄い生地だと肌に直に触れられるようにしっかりと指の感触が伝わってきます。私は興奮気味に達也の口の中へと舌を入れ、さらに求めてしまうのでした。
「誰もいないし裸になろうよ」
達也は私の水着の肩部分を掴んで下ろそうとしてきました。
「だめよ。まだ明るいしどこかで見てる人もいるかもしれないのに」
「なら海の中なら平気だよ」
そういうと達也は私を抱きかかえ、岩の上から海へとダイブしたのです。勢いよく全身が塩水に包まれていき、かけていたサングラスは外れてどこかへ行ってしまいました。視線を達也のほうへとやるとなにかしています。その直後、履いていた水着が波に乗って流されていくのが見えました。
「ほらばあちゃんも脱ごう。海の中ならだれも見えないって」
「達也、なに考えてんのよ」
全裸になった達也が私のほうへと寄ってきて水着を掴んで脱がそうとしてきました。必死に抵抗するもののどんどん水着が引っ張られ伸びていきます。
「ほら、脱げた」
達也が私の脚から水着を抜き取ると私は全裸になってしまいました。着ていた水着はどこかに流されて行ってしまったようでもう見つかりません。私と達也は産まれたままの姿で海を彷徨っていました。
「こんなことしてどうするのよ。もう上がれないじゃない」
「大丈夫だって。全裸のほうが海気持ちいい」
達也はクロールで波の間を泳いでいきました。私も取り残されまいと後ろをゆっくりと平泳ぎでついていきます。達也の言うように身体に直に水が当たるのは新鮮な気分で悪くありません。肩から腹、股から脚の先へと向かって流れていく水流が心地よく、泳ぐのが楽しくなっていきます。
「ほら全裸のほうが気持ちいだろ」
「ええ、本当」
洋上で立ち泳ぎをしながら私たちは抱き合いキスを交わします。水中で密着した肉体の感触が包み込む海水と相まって心地よく、私の股へと達也のペニスが擦り付けられてきました。
「なんだか私たち二人しか世界にいないみたい」
辺りは暗くなってきて道路や建物の明かりは見えません。波の音だけが広がる洋上で私たちだけなのです。
「ほんとうにそうなのかもしれない。そうだったら嬉しいな」
達也は洋上で私が沈まぬようにとしっかりと抱きかかえてくれていました。
待ち合わせ場所で待っていると達也がバイクで迎えに来てくれ、その後ろに乗ることになりました。達也のバイクに乗るのははじめてで緊張します。それにこんなおばあさんが後ろに乗って若い男に抱きついているなんて人に見らたとき恥ずかしくてなりません。「メットで顔なんて見えないしいまのばあちゃんならちょっと年上の彼女くらいにしか見えないよ」と達也は飄々と言い、急かされるままに後ろに乗ったのでした。
バイクは都心を離れ、海岸沿いに南下していきます。片側の海を見ながら走るのは気持ちよく、こんなデートをもっと若いころにしたかったと後悔していました。向かった先はとある浜辺、あまり有名ではないためシーズンでありながらも人は閑散としています。この近くにあるロッジに泊まるらしく、バイクを浜辺の手間に止め、二人で海のほうへと歩いていきました。
「天気もいいし、気持ちいいわね」
「ばあちゃんと海に来るの楽しみだったんだ。ほら海に行った写真あったじゃん。ばあちゃんが水着で写ってたやつ」
もう50年近く昔の話で、当時大学生だった私が友人たちと海に行った時に撮ったものです。その頃流行っていたオレンジのビキニタイプのものを着ていました。
「だからまたばあちゃんの水着姿みたかったんだ」
「ほんとうに欲望に正直な子」
私たちは更衣室に行き着替えることにしました。どこを見ても私より半分以下の年齢の人しかいません。そんな人に混じって水着になるのはとても勇気がいることでした。それでも達也が喜んでくれるならと思い切って用意してきた水着に着替えたのでした。
「ばあちゃんいいよ。すげー似合ってる」
私が着替え終えるとすでに達也はハーフパンツの水着に着替え終えていて逞しい肉体が太陽に照らされ様になっていました。その達也のもとへと恐る恐る水着で近づいていくと達也は大興奮し、私の身体をじろじろと見てきます。
「そんなに見ないではずかしいじゃない」
この日のために紺のワンピースタイプの水着を買いました。太もものところにフリルがついていて地味ながらも可愛いと思ったのです。達也に見られるまで怖くてなりませんでしたが喜んでくれるのを見ると安心し、私の気持ちも軽くなって夏気分へとなっていきました。
達也に手を引かれながら私は波際へと近づいていきます。周りには若いカップルばかりで大きめのサングラスと濃い目の化粧で顔を隠していますがそれでも周囲の視線はきになってしまいます。
「達也は平気なの?私みたいなのと一緒で」
「なにが?俺が好きな女と一緒にいるんだから平気に決まってんじゃん。むしろいい女だって自慢したいくらいだよ」
私の腰に腕をまわしてきた達也に驚かされながらもその堂々した姿にますます虜になってしまいそうです。腰を抱かれながら肩に頭を預け恋人たちの間を歩いていきました。
「でもビキニじゃないのが残念だな」
「ごめんなさい。ちょっとそこまでは勇気出なかったから」
「いいよ。水着になってくれただけで嬉しい」
そう言って私の額に達也は優しくキスをしてくれました。他の恋人たちに負けぬほど大胆に私を愛してくれる達也が好きで好きで堪りません。
夕暮れ、人気のほとんどない海辺の岩の上から海に沈む大きな太陽を二人で並んで見つめていました。達也に寄り掛かると達也は私の肩を抱いてくれています。
「連れてきてくれてありがとう。もうこの年じゃこんな風に楽しんだりできないからすごく楽しかった」
「年なんて関係ないよ。これからももっともっと遊ぼうぜ。いまのばあちゃんならどこにでもいっしょに行けるよ」
「ありがとう達也」
夕日に照らされる達也の顔を覗き込むと頼もしい顔つきで私を見つめてきました。私たちは自然と瞳を閉じ、顔を近づけあっていきます。夫よりも達也のことが好きだという気持ちはもう拭えません。こんなにも胸の躍るような経験をさせてくれるのは達也だけです。
「はぁ、これからもずっと一緒にいたい」
「俺もだよ。もうばあちゃんしか興味ないんだ」
達也の手が水着の上から乳房を掴んできました。薄い生地だと肌に直に触れられるようにしっかりと指の感触が伝わってきます。私は興奮気味に達也の口の中へと舌を入れ、さらに求めてしまうのでした。
「誰もいないし裸になろうよ」
達也は私の水着の肩部分を掴んで下ろそうとしてきました。
「だめよ。まだ明るいしどこかで見てる人もいるかもしれないのに」
「なら海の中なら平気だよ」
そういうと達也は私を抱きかかえ、岩の上から海へとダイブしたのです。勢いよく全身が塩水に包まれていき、かけていたサングラスは外れてどこかへ行ってしまいました。視線を達也のほうへとやるとなにかしています。その直後、履いていた水着が波に乗って流されていくのが見えました。
「ほらばあちゃんも脱ごう。海の中ならだれも見えないって」
「達也、なに考えてんのよ」
全裸になった達也が私のほうへと寄ってきて水着を掴んで脱がそうとしてきました。必死に抵抗するもののどんどん水着が引っ張られ伸びていきます。
「ほら、脱げた」
達也が私の脚から水着を抜き取ると私は全裸になってしまいました。着ていた水着はどこかに流されて行ってしまったようでもう見つかりません。私と達也は産まれたままの姿で海を彷徨っていました。
「こんなことしてどうするのよ。もう上がれないじゃない」
「大丈夫だって。全裸のほうが海気持ちいい」
達也はクロールで波の間を泳いでいきました。私も取り残されまいと後ろをゆっくりと平泳ぎでついていきます。達也の言うように身体に直に水が当たるのは新鮮な気分で悪くありません。肩から腹、股から脚の先へと向かって流れていく水流が心地よく、泳ぐのが楽しくなっていきます。
「ほら全裸のほうが気持ちいだろ」
「ええ、本当」
洋上で立ち泳ぎをしながら私たちは抱き合いキスを交わします。水中で密着した肉体の感触が包み込む海水と相まって心地よく、私の股へと達也のペニスが擦り付けられてきました。
「なんだか私たち二人しか世界にいないみたい」
辺りは暗くなってきて道路や建物の明かりは見えません。波の音だけが広がる洋上で私たちだけなのです。
「ほんとうにそうなのかもしれない。そうだったら嬉しいな」
達也は洋上で私が沈まぬようにとしっかりと抱きかかえてくれていました。
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テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト