龍憑き ~孫の覚悟~
龍移しの儀式が終わり、龍の痣が薄くなっているのを見た両親や神社の神主は安堵していた。祖母という多大な犠牲を払うことを知っているはずなのにそこには何も触れないのだ。祖母はいつの間にか帰ってしまったらしくそれ以来一度も会っていない。
龍移しの儀式から一ヶ月が過ぎた。俺の身に異変が起こることはなく、家族もこれまでとなにも変わらない生活をしている。儀式について話すことは一切なく最初からなにもなかったかのようにしているようだった。両親にとって辛いことだったのだろう。だが俺はずっと祖母のことが気になっていた。このまま言い伝え通りなら祖母の命はもうじき終わりを迎えてしまう。そのことばかりを毎日気にしていたのだ。
学校帰りに自宅への帰路から外れ山のほうへと向かっていった。祖母の家には行ったことはないが狭い村なのでどこにあるのかということくらい話で聞いたことがある。細い山道を登っていくと開けた丘の上に一軒の古い屋敷があった。まだ元気なのだろうかと不安に怯えながら玄関へと近づいていき呼び鈴を鳴らした。
「はい・・・え、聡!どうしてここに!」
俺が来ることは全く予想していなかったのだろう。玄関に立つ俺の姿を見て祖母は大変驚いていた。着物姿ででむかえた祖母は体調が悪そうにはみえない。すぐには命を奪われたりしないのだと分かると俺はほっとした。
「どうしてもお婆さまのことが気になったんです。お元気そうで」
「そう・・・他の人にはここに来ることを言ったの?」
俺が首を横に振ると祖母は家へと上げてくれた。はじめて入った祖母の家は年季が入っているが荒れたりしている部分はなくしっかりと手入れがされているようだった。その光景ははじめてみたはずなのになぜだかとても心が落ち着いてくる。客間に案内されくすんだ色の畳の上に座って待っていると祖母がお茶を淹れて入ってきた。
「ひょっとすると聡が来るのではないかと思っていました」
「すみません。誰もお婆さまのことを口にしませんがずっと心配でした」
「そうでしょうね。そういうものなのです」
向かい合って座った祖母はとても落ち着いている。もう余命わずかとわかっていながらこんな風にふるまえるものだろうか。
「お婆さま、お身体は平気ですか」
「時々頭痛やうなされることもありますがいまのところはまだ・・・」
現代の医療では治すこともできないため医者にかかることもなくここで自分の運命を待っているのようだ。村人たちはとっくに龍移しによって祖母に龍が移ったことは知っているが心配して訪ねてくる人はいないらしい。遠巻きに様子を伺うだけでだれも祖母の身を案じていないのだろうか。こんなことでは村のために身を犠牲にした祖母があんまりだ。俺は強く怒りを感じていた。
「お婆さまがこんなところいなくてもせめて家で一緒に暮らしませんか」
「だめよ。きっと嫌がられるでしょうね。龍憑きの最後は壮絶なのよ。それは誰も見たくない。見せてはいけないの」
確かにそう聞いたが、たとえそうだとしてもそれを見届ける義務がせめて家族にはあるのではないだろうか。
「なら毎日学校帰りに僕が様子を見に来ます。お婆さまを一人になんてさせたくありません」
「およしなさい」
これまで淡々と話していた祖母が通る声で俺を制した。こっちを向く目は険しく、俺はその視線で瞬時に委縮してしまった。
「私への気遣いは不要です。もうこの先は訪ねてきてはなりません」
はっきりとそう言われるとすごくショックだった。だがその言葉に素直に従う気にはなれない。それは俺の中に祖母を愛しているという気持ちがあるからだ。たとえ祖母から直に拒絶されても自分の気持ちを無視して生きていくなんてとても耐えられない。
「そんな、お婆さま・・・僕はあの時お婆さまと・・・・」
「もう忘れなさい」
「無理です」
座卓の上を乗り越えて祖母のもとへと飛び込んでいき抱きしめた。目からは涙が止まらない。その涙で祖母の着物を濡らしながら強く抱きついたのだ。
「お婆さまのことが好きです。短い時間だったとはいえ僕には・・・俺には人生で一番幸せな時間だったんだ。好きだ、大好きだ、お婆さま!」
祖母の身体がわずかに震えていた。そして俺の学生服の上にそっと腕をまわしてきたのだ。
「こうなるから嫌だったのよ。また聡の顔を見たら私だって本当は・・・本当は」
鼻をすすりながら話す祖母は泣いているようだ。俺もつられてさらに涙が零れてしまう。ゆっくりと顔を上げ祖母の顔を見つめていった。さっきまで冷淡だったその顔は今は目頭を赤くして涙を流している。
「お婆さまの気持ちもわかる。けどやっぱり無理なんだ。このままなにもしないなんて」
「うう・・聡・・・あなた本当に優しいのね」
ゆっくりと顔を寄せてキスをしようとしたが祖母は俺の肩を掴んで拒んだ。
「だめよ。あなたにまた龍が移ってしまう。なんのための龍移しだったと思っているの」
「このままもしお婆さまが死んだら俺はもう生きていけない。それならいっそお婆さまと運命を共にしたい」
肩を掴んでいた祖母の手を握って肩から除けていくと祖母にキスをした。柔らかいその感触ですべてを思い出す。あの日、洞窟の中でしたことが鮮明に蘇ってきて心の奥にしまっていた祖母への愛が一気に湧き上がってきたのだ。
「はぁ、お婆さま愛してます。俺の身に何があっても構わない」
「本当にいいの?聡本気なの?」
そのまま畳の上に祖母を押し倒していき、学ランを脱ぐと祖母の着物から見える首筋へと唇を当てていった。甘い香りがする柔らかい首筋を味わうように愛撫していくと祖母も淡い吐息を上げながら感じはじめた。
「はぁん・・・こんなにも私のことを想ってくれるなんて・・・本当に幸せ」
「もうなにがあっても一緒にいたい。八千代」
「聡、私も心から愛してる」
祖母が帯を解きはじめ、綺麗に着付けていた着物が徐々に乱れはじめた。襟元が開いていくと白い肌がさらに見えてくる。その肌の露出とともに俺の興奮も上がっていき、襟を強引に引っ張って乳房を見つけるとそこに顔を重ねていった。
「ああ、舐めてほしい」
両手を当てて揉みながら、舌を出して乳房全体を舐め、さらに乳首へと吸い付くと祖母の声はますます興奮気味になっていく。俺もより祖母への欲求は昂っていく一方だ。
「ずっとこうしたかった。毎日毎日ずっと八千代のことを想ってたんだ」
「はぁ、嬉しい。もっとして。私もまた聡が欲しい」
帯が解けて祖母の身体から着物がどんどん離れていく。胸から腹、そして股まで見え、さらに太ももも視界に入ってくる。その太ももには黒い龍がしっかりと浮かび上がっている。憎きその龍に顔を近づけて舐めていった。
「ほら、俺に移ってこい。八千代の命を奪わないでくれ。頼む、俺にまた戻ってこい」
龍の部分に何度も何度も舌を強く当てて舐めていく。俺に龍が移るならそれで構わない。八千代を救えるなら本望だ。
「だめよ。聡に移らないで。私が全部持っていく。だめよ」
祖母は祖母で俺を守ろうと必死だ。お互いに愛し合っているからこそ葛藤してしまう。太ももを舐めるのをやめてそのすぐ近くにある股に興味を惹かれ、そっちへと頭を移していった。毛に覆われた中にある割れ目に舌を入れていき、温かい肉を刺激していくと祖母の肉体が熱くなっていく。
「うう!平気なの?綺麗にしていないのに」
「そんなこと気にしていられない。舐めたいんだ。いい味がする。すごく好きな味だ」
「やだ、やめて」
祖母はそう言うが舐めれば舐めるほどに中が濡れていき祖母の震える声も大きくなっていった。小さな突起を突くように舐め、さらに膣口へと舌を重ねていくと奥から女の強い匂いが漂ってくる。
「濡れてきてるね」
「聡とこんなことして濡れないわけないじゃない」
濡れている愛する女の膣口を前にして我慢なんてできるわけがない。身体を起こしてすぐさまベルトを外し、下半身を脱いでいった。すでに俺のほうもカチカチに勃起している。
祖母の太ももを広げていき、ペニスを近づけていく。
「龍なんてもう知ったことか。八千代と愛し合いたいんだ。それだけなんだ」
「あああ!中に来る!!」
祖母の膣が久しぶりの俺のペニスに悦んでいるかのように中はしっかりと濡れていた。腰を強く引いて最初から大きく腰を動かしていく。もう童貞ではない俺は自信をもって祖母を突いていったのだ。
「んふぅ!来る!この硬いの・・・ああん!いい!」
「大好きだ。好きだ、好きだ!」
太ももを掴んで無我夢中になって腰を振っていった。膣が俺のに絡みつくように締め付けてきて動かすとさらに刺激が強く走ってくる。
「気持ちいい、気持ちいいよ!」
「私も!私も気持ちいい!ああ、逝っちゃう!逝っちゃうの!」
祖母の身体が大きく震えていった。その様子を見て俺ももう我慢できなくなり、中でより一層硬くなっているペニスを強く押し込んでいったのだ。そして下半身に全身の力を送り、祖母の中へと射精した。
「ああああ!出る!!!!うおおおおお!!!」
「おおおん!聡!!」
中へと絶え間なく出ていく大量の精液を感じながら俺は幸せな気分に浸っていた。だれが何と言おうと俺が祖母を愛することを止めることはできない。それが古く続く呪いであってもだ。
薄くなっていた俺の龍がわずかに色を持ちはじめていた。
学校帰りに自宅への帰路から外れ山のほうへと向かっていった。祖母の家には行ったことはないが狭い村なのでどこにあるのかということくらい話で聞いたことがある。細い山道を登っていくと開けた丘の上に一軒の古い屋敷があった。まだ元気なのだろうかと不安に怯えながら玄関へと近づいていき呼び鈴を鳴らした。
「はい・・・え、聡!どうしてここに!」
俺が来ることは全く予想していなかったのだろう。玄関に立つ俺の姿を見て祖母は大変驚いていた。着物姿ででむかえた祖母は体調が悪そうにはみえない。すぐには命を奪われたりしないのだと分かると俺はほっとした。
「どうしてもお婆さまのことが気になったんです。お元気そうで」
「そう・・・他の人にはここに来ることを言ったの?」
俺が首を横に振ると祖母は家へと上げてくれた。はじめて入った祖母の家は年季が入っているが荒れたりしている部分はなくしっかりと手入れがされているようだった。その光景ははじめてみたはずなのになぜだかとても心が落ち着いてくる。客間に案内されくすんだ色の畳の上に座って待っていると祖母がお茶を淹れて入ってきた。
「ひょっとすると聡が来るのではないかと思っていました」
「すみません。誰もお婆さまのことを口にしませんがずっと心配でした」
「そうでしょうね。そういうものなのです」
向かい合って座った祖母はとても落ち着いている。もう余命わずかとわかっていながらこんな風にふるまえるものだろうか。
「お婆さま、お身体は平気ですか」
「時々頭痛やうなされることもありますがいまのところはまだ・・・」
現代の医療では治すこともできないため医者にかかることもなくここで自分の運命を待っているのようだ。村人たちはとっくに龍移しによって祖母に龍が移ったことは知っているが心配して訪ねてくる人はいないらしい。遠巻きに様子を伺うだけでだれも祖母の身を案じていないのだろうか。こんなことでは村のために身を犠牲にした祖母があんまりだ。俺は強く怒りを感じていた。
「お婆さまがこんなところいなくてもせめて家で一緒に暮らしませんか」
「だめよ。きっと嫌がられるでしょうね。龍憑きの最後は壮絶なのよ。それは誰も見たくない。見せてはいけないの」
確かにそう聞いたが、たとえそうだとしてもそれを見届ける義務がせめて家族にはあるのではないだろうか。
「なら毎日学校帰りに僕が様子を見に来ます。お婆さまを一人になんてさせたくありません」
「およしなさい」
これまで淡々と話していた祖母が通る声で俺を制した。こっちを向く目は険しく、俺はその視線で瞬時に委縮してしまった。
「私への気遣いは不要です。もうこの先は訪ねてきてはなりません」
はっきりとそう言われるとすごくショックだった。だがその言葉に素直に従う気にはなれない。それは俺の中に祖母を愛しているという気持ちがあるからだ。たとえ祖母から直に拒絶されても自分の気持ちを無視して生きていくなんてとても耐えられない。
「そんな、お婆さま・・・僕はあの時お婆さまと・・・・」
「もう忘れなさい」
「無理です」
座卓の上を乗り越えて祖母のもとへと飛び込んでいき抱きしめた。目からは涙が止まらない。その涙で祖母の着物を濡らしながら強く抱きついたのだ。
「お婆さまのことが好きです。短い時間だったとはいえ僕には・・・俺には人生で一番幸せな時間だったんだ。好きだ、大好きだ、お婆さま!」
祖母の身体がわずかに震えていた。そして俺の学生服の上にそっと腕をまわしてきたのだ。
「こうなるから嫌だったのよ。また聡の顔を見たら私だって本当は・・・本当は」
鼻をすすりながら話す祖母は泣いているようだ。俺もつられてさらに涙が零れてしまう。ゆっくりと顔を上げ祖母の顔を見つめていった。さっきまで冷淡だったその顔は今は目頭を赤くして涙を流している。
「お婆さまの気持ちもわかる。けどやっぱり無理なんだ。このままなにもしないなんて」
「うう・・聡・・・あなた本当に優しいのね」
ゆっくりと顔を寄せてキスをしようとしたが祖母は俺の肩を掴んで拒んだ。
「だめよ。あなたにまた龍が移ってしまう。なんのための龍移しだったと思っているの」
「このままもしお婆さまが死んだら俺はもう生きていけない。それならいっそお婆さまと運命を共にしたい」
肩を掴んでいた祖母の手を握って肩から除けていくと祖母にキスをした。柔らかいその感触ですべてを思い出す。あの日、洞窟の中でしたことが鮮明に蘇ってきて心の奥にしまっていた祖母への愛が一気に湧き上がってきたのだ。
「はぁ、お婆さま愛してます。俺の身に何があっても構わない」
「本当にいいの?聡本気なの?」
そのまま畳の上に祖母を押し倒していき、学ランを脱ぐと祖母の着物から見える首筋へと唇を当てていった。甘い香りがする柔らかい首筋を味わうように愛撫していくと祖母も淡い吐息を上げながら感じはじめた。
「はぁん・・・こんなにも私のことを想ってくれるなんて・・・本当に幸せ」
「もうなにがあっても一緒にいたい。八千代」
「聡、私も心から愛してる」
祖母が帯を解きはじめ、綺麗に着付けていた着物が徐々に乱れはじめた。襟元が開いていくと白い肌がさらに見えてくる。その肌の露出とともに俺の興奮も上がっていき、襟を強引に引っ張って乳房を見つけるとそこに顔を重ねていった。
「ああ、舐めてほしい」
両手を当てて揉みながら、舌を出して乳房全体を舐め、さらに乳首へと吸い付くと祖母の声はますます興奮気味になっていく。俺もより祖母への欲求は昂っていく一方だ。
「ずっとこうしたかった。毎日毎日ずっと八千代のことを想ってたんだ」
「はぁ、嬉しい。もっとして。私もまた聡が欲しい」
帯が解けて祖母の身体から着物がどんどん離れていく。胸から腹、そして股まで見え、さらに太ももも視界に入ってくる。その太ももには黒い龍がしっかりと浮かび上がっている。憎きその龍に顔を近づけて舐めていった。
「ほら、俺に移ってこい。八千代の命を奪わないでくれ。頼む、俺にまた戻ってこい」
龍の部分に何度も何度も舌を強く当てて舐めていく。俺に龍が移るならそれで構わない。八千代を救えるなら本望だ。
「だめよ。聡に移らないで。私が全部持っていく。だめよ」
祖母は祖母で俺を守ろうと必死だ。お互いに愛し合っているからこそ葛藤してしまう。太ももを舐めるのをやめてそのすぐ近くにある股に興味を惹かれ、そっちへと頭を移していった。毛に覆われた中にある割れ目に舌を入れていき、温かい肉を刺激していくと祖母の肉体が熱くなっていく。
「うう!平気なの?綺麗にしていないのに」
「そんなこと気にしていられない。舐めたいんだ。いい味がする。すごく好きな味だ」
「やだ、やめて」
祖母はそう言うが舐めれば舐めるほどに中が濡れていき祖母の震える声も大きくなっていった。小さな突起を突くように舐め、さらに膣口へと舌を重ねていくと奥から女の強い匂いが漂ってくる。
「濡れてきてるね」
「聡とこんなことして濡れないわけないじゃない」
濡れている愛する女の膣口を前にして我慢なんてできるわけがない。身体を起こしてすぐさまベルトを外し、下半身を脱いでいった。すでに俺のほうもカチカチに勃起している。
祖母の太ももを広げていき、ペニスを近づけていく。
「龍なんてもう知ったことか。八千代と愛し合いたいんだ。それだけなんだ」
「あああ!中に来る!!」
祖母の膣が久しぶりの俺のペニスに悦んでいるかのように中はしっかりと濡れていた。腰を強く引いて最初から大きく腰を動かしていく。もう童貞ではない俺は自信をもって祖母を突いていったのだ。
「んふぅ!来る!この硬いの・・・ああん!いい!」
「大好きだ。好きだ、好きだ!」
太ももを掴んで無我夢中になって腰を振っていった。膣が俺のに絡みつくように締め付けてきて動かすとさらに刺激が強く走ってくる。
「気持ちいい、気持ちいいよ!」
「私も!私も気持ちいい!ああ、逝っちゃう!逝っちゃうの!」
祖母の身体が大きく震えていった。その様子を見て俺ももう我慢できなくなり、中でより一層硬くなっているペニスを強く押し込んでいったのだ。そして下半身に全身の力を送り、祖母の中へと射精した。
「ああああ!出る!!!!うおおおおお!!!」
「おおおん!聡!!」
中へと絶え間なく出ていく大量の精液を感じながら俺は幸せな気分に浸っていた。だれが何と言おうと俺が祖母を愛することを止めることはできない。それが古く続く呪いであってもだ。
薄くなっていた俺の龍がわずかに色を持ちはじめていた。
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テーマ : 官能小説・エロノベル
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