[官能小説] 熟女の園 龍憑き ~二人が結ばれる儀式~
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龍憑き ~二人が結ばれる儀式~

 俺の身体からも祖母の身体からも龍の痣がなくなり、互いの身になにか起こることはなかった。他人に移すことでしか逃れることのできなかった龍憑きはこれで消滅してしまったのかもしれないと村の人々は考えていた。
 5年という月日が過ぎ、ようやくこの日を迎えることができた。あの日、祖母と交わって龍が消えてから両親や村の人々に理解してもらうには長い時間がかかった。すぐには信用されず疑念を払拭できない人もいたが大多数は納得して俺と祖母のことを受け入れてくれた。

「聡、おめでとう」

「ありがとう。父さん、母さん」

 俺は神社にいる。龍移しのためにやってきたあの神社だ。あの時は重い空気が立ち込めていたが今は真っ青な空の下で晴れやかな気分だ。両親には複雑な想いもあるだろうがそれでもこうして祝ってくれている。境内には他にも村の人が集まっていてありがたい限りだ。

「新婦の準備ができました」

 巫女に手を引かれて現れたのは美しい白無垢の女性だった。今日、俺はこの人と結婚するのだ。

「聡、待たせてしまってごめんなさい」

「凄く綺麗だ。お婆さま」

 角隠しの下からはにかむ笑顔をのぞかせているのは祖母の八千代だ。いつも以上に美しく、その姿に見とれて動くことができなかった。
 20歳の誕生日に祖母と結婚式を迎えることになった。ずっと念願だった八千代との結婚には多くの障害があり時間がかかったがその時を迎えることができたいまは感無量だ。八千代は80歳になったが5年前と何も変わっていない。むしろ美しくなったような気さえする。
 人々が見守る中、神社で二人で結婚式を執り行った。祖母と孫、そして龍憑き同士という異例中の異例でみんな複雑な想いでいることだろう。それでも俺は今幸せだ。隣にいる八千代の姿を見るとうっとりと見惚れてしまう。

「八千代、幸せになろう。八千代の人生はこれからなんだ」

「はい、あなた。一緒に幸せになりましょう」

 互いの薬指に指を嵌めていき夫婦になっていくことを実感してく。自分の指に輝く指輪を見ながら俺は八千代への愛を再確認したのだ。
 一通りの式を終え、神社の拝殿から境内を見下ろすと集まった人々の視線が俺と八千代へと向けられていた。

「結婚おめでとう」

「二人ともおめでとう。バンザイ!」

「バンザイ!」

 どう思われているのか不安だったが集まった村人たちはみんな笑顔で祝福してくれている。手前にいる両親もとても喜んでいるようだ。

「みんながこんなにも祝ってくれてなんておもってなかった」

「みんなあなたのことを信頼しているからですよ」

 優しく声をかけてきた八千代のほうを向くと堪らず唇を重ねてしまったのだ。それを見た人々はより一層盛り上がり、拍手が沸き上がった。
 
「聡、それにお義母様ご結婚おめでとうございます」

「あら、やだ。私のほうが今度は嫁になるんですよ。お義母様」

 母にそう冗談を返す八千代の表情は本当に晴れ晴れとしている。境内を下りて待たせてあった人力車に乗ると村を横切って丘の上にある八千代と俺の家へと向かったのだ。
 祖母と祖父が住んでいたころのままになっていた家は少し手を入れて俺と八千代の住まいへと改めた。古びた畳は一掃し、真新しい畳の匂いが家中に広がっている。それは二人の寝室となる部屋も同じだ。新しい畳の上に新しい二人用の布団を敷いてある。

「ようやく夫婦になれた。こんなに嬉しいことはないよ」

「私もよ。これからよろしくおねがいしますよ、あなた」

 障子を閉め切った寝室で朱色に塗られた八千代の唇へとキスをしていく。なんどもしているよというのに今日はとても初々しく感じられて緊張してしまう。白無垢姿の八千代の身体を引き寄せると布団へとともに倒れ込んだ。

「綺麗だ。本当に今日は美しい」

 角隠しを取ると黒く染めた長い髪が解けて白無垢の上を流れていく。艶のある黒髪と真っ赤な口紅が白い肌をいつも以上に際立たせて美しく見える。80歳とは思えないその美貌に俺はうっとりと見惚れてしまった。

「あなただってすっかり逞しい大人になったわね。その身体を良く見せて」

 紋付き袴を脱ぎ八千代の前で肉体を露にしていった。15のころに比べるとずっと筋肉がつき、体格も大きくなっているその身体を見ると白粉の下から八千代の頬が赤らんでいくのが分かる。

「逞しい身体。もっと近くで見たい」

 布団に寝ると八千代が顔を身体に使づけてき舌を出し舐めてきた。舌が首筋や乳首の上を心地よく這っていき俺をますます興奮させていくのだ。すっかり八千代は俺の感じやすいところを知り尽くしていてどんな女よりも俺のことを興奮させてくれる。

「ここも見せて」

 褌へと手を重ねて挑発するように上からペニスを揉んできた。すでに硬くなり、褌が破れそうだ。八千代の手でその褌が脱がされていくと雄々しい20歳のペニスが顔を表した。ここも大きく成長した上に八千代のお陰で鍛えられていたのだ。真っ黒な竿を手に取ると赤い唇を大きく開いて八千代は口の中へと入れていく。

「うう、いきなりそんな・・・今日のためにしばらく我慢していたんだから」

「私だって我慢してたからもう耐えられないの。ああ、すごく濃い匂い。いいわ、早く欲しい。若い精子欲しい。お口にちょうだい」

「や、八千代!!」

 強く吸い付き八千代は離そうとはしない。口内では舌で強く裏筋を舐めてきて俺を責めてくるのだ。一週間ほどこの日のために我慢してきた俺にはとても耐えがたいものだった。

「だ、だめだ・・・くぅ!イック!!」

 我慢できず射精がはじまるがその様子は見ることができない八千代の口の中にすっぽりとペニスは入り込んでいて苦しそうにしているが八千代は吐き出される精液を受け止めていた。やがて射精が終わるとゆっくりと口から抜いていき、顔を少し上に傾け、飲み込む喉の音が聞こえた。

「んぐ・・・はぁ。濃い旦那様の精子。美味しかったです」

「ほんとうにいやらしいよ。八千代」

 そんなに風に俺を求めてくれる八千代のことが俺は好きで堪らない。
 今度は八千代の白無垢を脱がしていったのだ。

「本当にきれいだ」

 一糸まとわぬ姿になった八千代をまじまじと見てしまった。もう何度も抱いて見慣れたはずだが今日は今までとは全く違う印象を受ける。肉体がいつも以上に陶器のような美しい白さを放っていて弛みさえも計算された美しさに思えてくる。脇や股に毛は一本もなく、これまで見たことのない毛のない股はとてもきれいだった。

「八千代、綺麗だよ。もっと好きになりそうだ」

「もっと好きになっていいのよ。あなたの妻なんですから」

 特に股の部分に興味が惹かれてしまいすぐさま脚を掴んでその間に顔を入れてしまった。邪魔をするものが一切ないその空間で俺は思う存分に八千代の下半身を堪能していったのだ。

「ああん、いい!もっと舐めて。もっとして、聡」

「エロい八千代のマンコ汁が出てきてる。もっと汁を出して、ほらどんどん舐めてあげるから」

 溢れるように出てくる汁を舐めとりながら八千代の膣へ指を入れて中を突いていった。すると汁が勢いよく顔に向かって噴き出してきて尻が小刻みに震えている。

「はぁん!そこ弱いんだから。だめ、そんないきなり・・・ひゃ!だめよ」

「八千代のマンコ好きだ。80なんてとても思えない」

 汁を垂れだす膣へと舌を入れて突いていきながら指は肛門のほうへと入れていった。そこは俺がしっかりと快感を教え込んで両方攻めると八千代はますます興奮していくのだ。

「おおおん、だめよ!マンコとアナル責められたらもうもたない。イックウウウ!!」

 八千代の身体が大きく震え、さらに汁を噴き出して逝ってしまった。

 真っ新な布団の上で仰向きになった八千代を見下ろし、ゆっくりとペニスを近づけていく。夫婦になって最初の交わりだ。

「入れるよ」

「来て」

 するりと膣口に当たるとペニスの先端を八千代が包み込んでいき少しづつ中へと入れてくれる。その感触はいつもよりずっときつくまるで処女のようだ。これが本当に80歳の膣なのだろうか。

「うう!きついな。こんなにきついのははじめてだ」

「聡のが太くなってるよ。こんなにも大きくなかったはず」

 なかなか奥へと入らず少しづつ力を入れていきながらゆっくりと挿入していく。額に汗を浮かばせるほど力みながら狭い中へと少しづつ入れていく。膣が強く擦れてきて八千代に負担をかけていないかと心配になってしまう。

「八千代、大丈夫?痛くない?」

「ええ、大丈夫。早く来て。奥まで来て」

 その表情は苦しそうで化粧が汗で滲んでいた。上に乗って身体を抱きしめながら俺はさらに奥へと入れていった。時間をかけてようやく根元まで入るとペニスがしっかりと膣に密着し、心地よさが広がってくる。

「はぁはぁ・・・八千代の奥まで入ってるよ」

「はっきりと私も感じる。奥に聡のが来てる」

 抱き合いキスを交わして俺は少しづつ腰を動かしていく。きつく締まった膣の中で凹凸の激しいペニスの表面が擦れて刺激が走ってくるとつい声を荒げてしまいながらも愛する妻へと何度も突いていったのだ。八千代も悶えながらも必死に俺を受け止めていく。

「おおう!八千代!!」

「あなた!いいの、もっとして。続けて!」

 すっかり化粧が落ち汗を垂らす顔へと近づき、舌を絡ませながら八千代に向かってさらに強く腰を振っていった。はじめて交わるような興奮を覚えながら妻となった祖母を抱きしめた。

「いいよ。すごくいい。俺結婚出来て幸せだよ」

「私もよ。こんな日が来るなんて夢にも思わなかった」

「でも結婚したらまた別の欲求が湧いてきたんだ」

「なあに?」

「子供が欲しい」

 それを聞いて顔を真っ赤にする八千代へとペニスを強く突いていく。男として愛する女との間に子をつくりたいというのは本能だ。俺は八千代を心から愛している。だからこそ結婚以上に本当は子供が欲しくて堪らなかった。

「私も聡の子供欲しい。子供ができるなら欲しいの」

「うれしいよ。八千代に妊娠してもらいたい。俺の子を産んでほしい」

 興奮のあまり腰を前後だけでなく上下にも動かして八千代の中を突いていった。80歳の祖母を孕ませることなんて現実的な話でないのはわかっている。けれどもし孕んでくれたらこれ以上に嬉しいことはない。

「俺たちの子供をつくろう。八千代と俺の子供!!ううう!」

「いっぱい精子だして妊娠させて。孫の子供を私が産むの。聡の子供産みたい」

「うう!産んでくれ!八千代!!」

 抱きしめた妻の中へとありったけの子種を注ぎ込んでいった。八千代も80歳の子宮でそれをしっかり受け止めようと身体を寄せてきたのだ。このまま本当に妊娠してほしい。結婚が出来たならそれもできるのではないかとさえ俺は考えてしまう。




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