駆け落ち ~厳しい祖父から祖母を開放するために共に逃げた孫~
久しく更新しておらずすみません。
スランプに陥り、なかなか書くことができませんでした。
お待たせしていた方々には大変申し訳なく思っています。
新作をどうぞよろしくお願いします。
俺が住んでいるボロアパートに新しい住人がやってきた。男女なのだが男の方はまだ20歳前後の若者、もう一人は60前後と思われる高齢の熟女だ。男の方はおぼっちゃんというかんじで世間に揉まれていない青臭さを感じる。熟女の方もとても品があり高貴なオーラを放っていた。
安いボロアパートに住むには全く似つかわしくない二人だ。なにか訳ありなのだろう。
安いボロアパートに住むには全く似つかわしくない二人だ。なにか訳ありなのだろう。
六畳一間の部屋は換気してもカビ臭さは消えず、畳は傷んでいて、天井には雨漏りの跡のようなシミが見えました。ここで暮らすのかと思うと不安を覚えます。ですが贅沢をいうことなどできません。こうして家を離れることができただけでも幸せだと思うべきなのです。
私の夫は有名な会社経営者です。財界だけでなく政界にも通じており大変な力を持っています。そのため家はとても裕福で誰もがうらやむような贅沢な日々を送ることができました。
ですがそれは表面的な部分に過ぎません。夫はとても横暴で家族も含め他人のことを気にかけたりしない酷い人間なのです。私は結婚しておよそ40年、ずっと傍にいたもののいつも辛い思いばかりをしてきました。横柄な言動で私をモノ同然に扱い、時には手を上げることも多々ありました。そんな生活をずっと耐え続けてきたのです。子供たちもみんなそれに耐え、だれも夫には逆らえません。そこから逃げることなんてできないと思っていたのです。
ですが孫の亮平だけは違いました。この家で唯一、夫に反抗的な態度を見せており祖母である私のことも心配してくれました。そしてついに私を助けるために一緒に家を出ていこうと言ってきたのです。傷つく私の姿を見ていられないと亮平は言いました。その言葉に私もとても胸を打たれ、彼と共に家を飛び出す覚悟をしたのです。
わずかばかりの荷物だけを持ち、遠く離れたこの地にやってきたのでした。
「大家さんが布団貸してくれたよ」
歪んでひどい音がする扉を開けて布団を抱え亮平が部屋に入ってきました。家財品などなにもないため、どうにかならないものかと亮平は近所に住む大家さんに相談に言ってくれたのです。
かなりの年季の入り、薄くなっている布団ですが文句はいえません。それを畳の上へと広げました。
「ばあちゃんが布団に入りなよ。俺は平気だから」
布団は一人用の幅が狭いもので二人が横になるには狭すぎます。ここへ来るまで長旅で疲れていますがそれは亮平だって同じはずです。私だけが布団を使うなんてとても気が引けました。
「狭いけど身体を寄せ合えば二人でも寝られるでしょう。亮平も布団の上で寝ましょう」
「俺はいいよ」
「おばあちゃんと身体をくっつけるのが嫌なの?」
「そうじゃないよ」
「なら一緒に入りましょう」
他人の事なんて一切気にしない夫と違い、亮平は私にとても気を使ってくれます。だからこそ私も亮平をとても大事に思っていました。
「やっぱり二人が入るには狭いよ」
共同風呂で汗を流し、布団に入ると二人が横になるには狭くて窮屈な大きさでした。互いの両肩がぶつかるほど身を寄せ合えばなんとか納まるといった状態です。ですが不快とは思いません。孫とこうして一緒に布団に入るなんてはじめてです。それに夫ともこんな風に共に寝たのはずっと新婚の一時だけで人と同じ布団に入るなんて久しぶりで妙にソワソワしました。
「こういうのもいいじゃない。今まで広いお布団で一人だった時の方がずっと寝心地が悪かった気がするわね」
「そうかな。でもばあちゃんが嫌じゃないなら俺もいいよ」
私のことを気遣う亮平の一言一言が私の心に深く刺さり、とても嬉しくてなりません。ここへと逃げてくるまで不安もありましたが、亮平が傍にいてくれたからこそ私は勇気を振り絞り、やってこれたのです。亮平にはとても感謝しています。
「ありがとうね、亮平」
「え?」
「あなただって大学に入ったばかりでこれからだっていうのにそれを全部捨ててこんなことまでして・・・私なんてあと少しの人生を辛抱すればいいだけなのよ」
「そんなのだめだよ。ずっと我慢ばっかりしてきて・・・俺はもうそんなばあちゃんを見たくなかったんだ。俺だってじいちゃんや親父の用意した人生を進むなんて興味ないからいいよ。ばあちゃんにはこれからは幸せであってほしい。俺も自分の人生を生きるんだ」
隣でそういう亮平の言葉がさらに私の心に強く響いてきます。ずっと我慢することしかできなかった私よりもはるかに自立していてしっかりした人間です。胸が強く鼓動を打ちはじめ、不思議な高揚感を覚えました。
布団の中で私はそっと亮平の手を握ったのです。
「ばあちゃん?」
「あなたみたいな子がいてくれてよかった。大好きよ」
横を向くと亮平もこちらを向いていました。18歳でまだあどけなさを感じるその顔とは裏腹に中身はとてもしっかりしているのです。頼もしい孫とこうして二人でいるだけで私はとても幸せです。
「俺もばあちゃんのことが好きだから」
真剣な表情で亮平はそう言いました。その言葉に顔が一気に熱くなってしまい、胸もはち切れそうなほど強く鼓動を打っていきました。
亮平の顔が僅かに私の方へと動き、私も自然と顔が前へと動いてしまいます。握った手に力が入り、互いに引き寄せられるように顔が寄っていきました。そしてそのまま唇が重なり合ったのです。
なにも発することはなく、お互い唇をじっくりと重ね続けました。
「ば、ばあちゃん!」
ゆっくりと唇を離すと血走った目の亮平が私を見つめてきました。そして握った手を離すと腕をぎこちなく私の背へとまわしてきたのです。私も身を寄せ、空の腕の中へと身体を入れていきました。
「俺、なんだか変だよね・・・自分の祖母にこんなことするなんて」
「そんなことないわよ。嬉しい」
私も手を広げ、亮平の身体を抱きしめていきました。密着すると硬く熱いものが私の身体に当たってきます。亮平は恥ずかしそうに私を見ながら照れていました。ですが私はその硬い感触にとても興奮してしまったのです。
「あら、亮平ったら」
「ごめん。そんなつもりじゃないんだ」
そう言って否定しようとしますが股間の方は元気に私の太ももに強く当たってきます。手をその部分へと移していき、両手でパジャマの上から包み込んであげるとさらに勢いよく震えました。
「ううぅ!」
「我慢なんてしないで」
「そんなこと言っても恥ずかしいよ」
硬くなっている部分を握り締めると私もますます興奮してきてしまいます。手が自然と動き、惑わすように孫のペニスへと刺激を与えていきました。
「ば、ばあちゃん!もう無理だ!」
背にまわっていた亮平の腕に力が入り強く抱きしめると唇が再度重なりました。強く重なった亮平の唇は熱く、その熱気で私の唇も熱くなっていき、心もさらに燃え上がっていくのです。もうこの気持ちを抑えることなど私たちにはできませんでした。
「ばあちゃん、触ってもいい」
軽くうなずくと亮平の片手が私の肉体へと伸びてきました。服も下着も脱ぎ、互いに生まれたままの姿です。18歳の若い孫の掌が私の乳房へ触れてきました。緊張しているのか震えています。その手に自分の手を重ね、しっかりと乳房を触らせてあげました。
「女の人は慣れてないのね?」
「はじめてなんだ・・・」
はずかしげにそう言った亮平のことが余計に愛おしく思えしまします。
「初体験がこんなおばあさんでもいいの?」
「うん、ばあちゃんがはじめての相手ならもう言うことなんてないよ」
乳房に触れる亮平の手に力が入っていき覚悟の強さを感じました。私もその気持ちに応えてあげたいと気持ちが昂る一方です。65歳になり、もう女としては終わっていたと思っていた身体が再び熱気を帯びはじめていました。
「おっぱいってこんなに柔らかいんだ」
亮平の左右の手が私の左右の乳首へと乗り、指を動かしながら揉んできました。弾力を失い弛んだ肉の塊となってしまった乳房を亮平は嬉しそうにもんでくれます。
「遠慮しないでいいの。もっと触って」
指が深く食い込むと徐々に私の感覚が冴えていき、感じていくようになりました。乳房全体を覆う指、掌が当たる乳首、それらがもたらす快感が私の中のオンナをさらに刺激してくるのです。
「揉むだけじゃなくて舐めたい」
「んっ!亮平!」
亮平の顔が私の胸へと襲いかかってきたかと思うと乳首に温かい感触が伝わってきました。滑らかでありながら力強く、舌が乳首を擦っていきますます快感が身体に走ってきます。
私の身体は震え、下半身の奥がじっとりと熱くなっていくのを感じました。
「んんふぅ・・・ふぅ・・・亮平もっとして・・・いいのよ・・・」
「じゃあ反対も舐めさせて」
反対の乳首へと口が移り、吸い付かれるとさっきと同じように快感がもたらされてきます。まるで赤ん坊のように亮平は私の乳首を何度も求めてきました。
「ああ、好きに舐めて・・・んん!!」
「ばあちゃんのおっぱいいい。もっと舐めたいよ」
舐められ互いに気分は高揚していく一方です。私も相手が孫だというのに恥じらいもなく声を上げながら悶え、悦んでしまいました。
私の中で沸々と湧き上がる欲望が抑えきれず、亮平のペニスへと手を伸ばしてしまいます。
「あう!」
直に触れられて亮平は声を荒げました。服の上からよりもよりはっきりと感じる大きさと形に私の欲望は止まらなくなってしまいます。孫のペニスを根元まで両手で包み込み、その瑞々しいものが欲しくてなりません。
「すごく元気なのね」
「ばあちゃん・・・俺のこれを・・・ばあちゃんに入れたい」
その言葉を聞くと私も欲しくて堪らなくなってしまいました。
仰向けになり、脚を開き、そこへ亮平が身体を近づけてきます。はじめて見る女性の大事な部分に彼の視線は釘付けでした、
「とても変な部分だ・・・ここに入れるんだね」
「そうよ・・・おばあちゃんが手伝ってあげる」
濃く生い茂る毛には白いものも所々混ざっており、その奥へとペニスの先端が迫ってきます。自分の割れ目を指で広げ、さらにその奥へと先端を誘導していきました。
「このままで大丈夫なんだよね?」
「もう妊娠の心配はないからそのままで大丈夫。ここに入れるの」
「こんな小さなところに・・・ばあちゃん、入れるよ」
緊張しながら亮平はペニスを膣口へと当てるとゆっくりと中へと押し込んできました。硬くて熱い物体が中に入るのを感じると私はそれだけで果ててしまいそうなほどの快感が襲ってきます。数十年ぶりの挿入なのです。それも10代の孫のが入ってきているなんてとても背徳的で、それが興奮となり挿入の刺激と共に襲ってきました。
「あんん!入ってきてる!」
「ばあちゃん、入ってるよ。俺のが・・・うぅ!きつい!!」
長らく使われてこなかった私の膣の奥へと若いペニスが突き進んできます。なにもつけておらず生身のままのペニスの熱気と感触が直に触れきて老いた肉体を貫いてきました。
「すごく締まってる。こんなところに入れて本当にいいの?」
「はぁはぁ・・」
私は息を荒げながらも首を縦に強く振りました。
亮平は華奢な私の腰を掴むとさらに身体を前へと押し出してきます。ペニスがより深く、閉じきっていた肉体の奥へと入り込み、その熱気を身体の奥にはっきりと感じました。孫が逞しい一人の男になったのだと肉体で教えてくれます。
「これが女の中・・・ばあちゃんの中・・・うぅ!」
「ひんっ!!」
亮平は興奮のあまり私の中でペニスを大きく震わせました。狭い膣が破れてしまいそうなほど大きく跳ね、私は腰を反らすほど感じてしまいます。
「亮平、どう?嫌じゃない?」
「そんなわけないよ。すごく気持ちいい。ばあちゃんがはじめての相手でよかった。好きだよ、ばあちゃん」
それからゆっくりとぎこちなく亮平が腰を引いていき動いていきました。初々しい行為に私もまるで初体験のような気持ちにさせてくれます。夫との初夜よりもずっと幸せな気持ちになったのは亮平が私のことを想ってくれているからかもしれません。彼の優しい気持ちがこれまで感じえなかった幸福感を私に与えてくれたのです。
「ああ、亮平・・・そうよ、それでいいの。んっ!強い!」
「ふうふう・・・ばあちゃん、ばあちゃん!!」
私に向かってより大きく腰を振り動かし、膣内で擦れ合って快感が駆け上がってきます。互いに淫靡に息を上げ、肉体が燃えるように熱くなっていったのです。
旅の疲れも忘れ、私たちは本能のままに求め合いました。そして絶頂が近づこうとしていたのです。
「もう無理・・・出る・・・我慢できない」
「ああん、いいの。そのまま出して!おばあちゃんの中で出して!」
考えるよりも先に口から言葉が出てしまったのです。
亮平は私の身体に強く腰を打ち付けると中でペニスが大きく震えました。
「イク!!!!」
その叫びと共に亮平は射精しました。肉体で射精するペニスの感触と流れ込む大量の精液を感じます。亮平が腰をさらに押し付け、二度、三度と絶え間なく射精が続き、私の奥深くまで熱い精液が注ぎ込まれました。還暦を過ぎた肉体には耐えがたい快感が襲ってきて頭の中が真っ白になってしまったのです。
「ああああ!!」
気が付くと私の身体の上で亮平が抱きついていました。身体を上下させるほど息を上げ、火照った肉体で私を抱きしめています。膣の中にはまだ熱いペニスと注がれた精液をはっきりと感じました。
「ばあちゃん・・・ありがとう。俺、ばあちゃんと一緒ならそれでいいんだ」
「おばあちゃんもそれでいい。こちらこそありがとう」
こうして私と孫の逃避行生活ははじました。
決して楽な暮らしにはならないと分かっています。それでもこれまでの人生で得られなかったものがここにはあると確信できました。
私の夫は有名な会社経営者です。財界だけでなく政界にも通じており大変な力を持っています。そのため家はとても裕福で誰もがうらやむような贅沢な日々を送ることができました。
ですがそれは表面的な部分に過ぎません。夫はとても横暴で家族も含め他人のことを気にかけたりしない酷い人間なのです。私は結婚しておよそ40年、ずっと傍にいたもののいつも辛い思いばかりをしてきました。横柄な言動で私をモノ同然に扱い、時には手を上げることも多々ありました。そんな生活をずっと耐え続けてきたのです。子供たちもみんなそれに耐え、だれも夫には逆らえません。そこから逃げることなんてできないと思っていたのです。
ですが孫の亮平だけは違いました。この家で唯一、夫に反抗的な態度を見せており祖母である私のことも心配してくれました。そしてついに私を助けるために一緒に家を出ていこうと言ってきたのです。傷つく私の姿を見ていられないと亮平は言いました。その言葉に私もとても胸を打たれ、彼と共に家を飛び出す覚悟をしたのです。
わずかばかりの荷物だけを持ち、遠く離れたこの地にやってきたのでした。
「大家さんが布団貸してくれたよ」
歪んでひどい音がする扉を開けて布団を抱え亮平が部屋に入ってきました。家財品などなにもないため、どうにかならないものかと亮平は近所に住む大家さんに相談に言ってくれたのです。
かなりの年季の入り、薄くなっている布団ですが文句はいえません。それを畳の上へと広げました。
「ばあちゃんが布団に入りなよ。俺は平気だから」
布団は一人用の幅が狭いもので二人が横になるには狭すぎます。ここへ来るまで長旅で疲れていますがそれは亮平だって同じはずです。私だけが布団を使うなんてとても気が引けました。
「狭いけど身体を寄せ合えば二人でも寝られるでしょう。亮平も布団の上で寝ましょう」
「俺はいいよ」
「おばあちゃんと身体をくっつけるのが嫌なの?」
「そうじゃないよ」
「なら一緒に入りましょう」
他人の事なんて一切気にしない夫と違い、亮平は私にとても気を使ってくれます。だからこそ私も亮平をとても大事に思っていました。
「やっぱり二人が入るには狭いよ」
共同風呂で汗を流し、布団に入ると二人が横になるには狭くて窮屈な大きさでした。互いの両肩がぶつかるほど身を寄せ合えばなんとか納まるといった状態です。ですが不快とは思いません。孫とこうして一緒に布団に入るなんてはじめてです。それに夫ともこんな風に共に寝たのはずっと新婚の一時だけで人と同じ布団に入るなんて久しぶりで妙にソワソワしました。
「こういうのもいいじゃない。今まで広いお布団で一人だった時の方がずっと寝心地が悪かった気がするわね」
「そうかな。でもばあちゃんが嫌じゃないなら俺もいいよ」
私のことを気遣う亮平の一言一言が私の心に深く刺さり、とても嬉しくてなりません。ここへと逃げてくるまで不安もありましたが、亮平が傍にいてくれたからこそ私は勇気を振り絞り、やってこれたのです。亮平にはとても感謝しています。
「ありがとうね、亮平」
「え?」
「あなただって大学に入ったばかりでこれからだっていうのにそれを全部捨ててこんなことまでして・・・私なんてあと少しの人生を辛抱すればいいだけなのよ」
「そんなのだめだよ。ずっと我慢ばっかりしてきて・・・俺はもうそんなばあちゃんを見たくなかったんだ。俺だってじいちゃんや親父の用意した人生を進むなんて興味ないからいいよ。ばあちゃんにはこれからは幸せであってほしい。俺も自分の人生を生きるんだ」
隣でそういう亮平の言葉がさらに私の心に強く響いてきます。ずっと我慢することしかできなかった私よりもはるかに自立していてしっかりした人間です。胸が強く鼓動を打ちはじめ、不思議な高揚感を覚えました。
布団の中で私はそっと亮平の手を握ったのです。
「ばあちゃん?」
「あなたみたいな子がいてくれてよかった。大好きよ」
横を向くと亮平もこちらを向いていました。18歳でまだあどけなさを感じるその顔とは裏腹に中身はとてもしっかりしているのです。頼もしい孫とこうして二人でいるだけで私はとても幸せです。
「俺もばあちゃんのことが好きだから」
真剣な表情で亮平はそう言いました。その言葉に顔が一気に熱くなってしまい、胸もはち切れそうなほど強く鼓動を打っていきました。
亮平の顔が僅かに私の方へと動き、私も自然と顔が前へと動いてしまいます。握った手に力が入り、互いに引き寄せられるように顔が寄っていきました。そしてそのまま唇が重なり合ったのです。
なにも発することはなく、お互い唇をじっくりと重ね続けました。
「ば、ばあちゃん!」
ゆっくりと唇を離すと血走った目の亮平が私を見つめてきました。そして握った手を離すと腕をぎこちなく私の背へとまわしてきたのです。私も身を寄せ、空の腕の中へと身体を入れていきました。
「俺、なんだか変だよね・・・自分の祖母にこんなことするなんて」
「そんなことないわよ。嬉しい」
私も手を広げ、亮平の身体を抱きしめていきました。密着すると硬く熱いものが私の身体に当たってきます。亮平は恥ずかしそうに私を見ながら照れていました。ですが私はその硬い感触にとても興奮してしまったのです。
「あら、亮平ったら」
「ごめん。そんなつもりじゃないんだ」
そう言って否定しようとしますが股間の方は元気に私の太ももに強く当たってきます。手をその部分へと移していき、両手でパジャマの上から包み込んであげるとさらに勢いよく震えました。
「ううぅ!」
「我慢なんてしないで」
「そんなこと言っても恥ずかしいよ」
硬くなっている部分を握り締めると私もますます興奮してきてしまいます。手が自然と動き、惑わすように孫のペニスへと刺激を与えていきました。
「ば、ばあちゃん!もう無理だ!」
背にまわっていた亮平の腕に力が入り強く抱きしめると唇が再度重なりました。強く重なった亮平の唇は熱く、その熱気で私の唇も熱くなっていき、心もさらに燃え上がっていくのです。もうこの気持ちを抑えることなど私たちにはできませんでした。
「ばあちゃん、触ってもいい」
軽くうなずくと亮平の片手が私の肉体へと伸びてきました。服も下着も脱ぎ、互いに生まれたままの姿です。18歳の若い孫の掌が私の乳房へ触れてきました。緊張しているのか震えています。その手に自分の手を重ね、しっかりと乳房を触らせてあげました。
「女の人は慣れてないのね?」
「はじめてなんだ・・・」
はずかしげにそう言った亮平のことが余計に愛おしく思えしまします。
「初体験がこんなおばあさんでもいいの?」
「うん、ばあちゃんがはじめての相手ならもう言うことなんてないよ」
乳房に触れる亮平の手に力が入っていき覚悟の強さを感じました。私もその気持ちに応えてあげたいと気持ちが昂る一方です。65歳になり、もう女としては終わっていたと思っていた身体が再び熱気を帯びはじめていました。
「おっぱいってこんなに柔らかいんだ」
亮平の左右の手が私の左右の乳首へと乗り、指を動かしながら揉んできました。弾力を失い弛んだ肉の塊となってしまった乳房を亮平は嬉しそうにもんでくれます。
「遠慮しないでいいの。もっと触って」
指が深く食い込むと徐々に私の感覚が冴えていき、感じていくようになりました。乳房全体を覆う指、掌が当たる乳首、それらがもたらす快感が私の中のオンナをさらに刺激してくるのです。
「揉むだけじゃなくて舐めたい」
「んっ!亮平!」
亮平の顔が私の胸へと襲いかかってきたかと思うと乳首に温かい感触が伝わってきました。滑らかでありながら力強く、舌が乳首を擦っていきますます快感が身体に走ってきます。
私の身体は震え、下半身の奥がじっとりと熱くなっていくのを感じました。
「んんふぅ・・・ふぅ・・・亮平もっとして・・・いいのよ・・・」
「じゃあ反対も舐めさせて」
反対の乳首へと口が移り、吸い付かれるとさっきと同じように快感がもたらされてきます。まるで赤ん坊のように亮平は私の乳首を何度も求めてきました。
「ああ、好きに舐めて・・・んん!!」
「ばあちゃんのおっぱいいい。もっと舐めたいよ」
舐められ互いに気分は高揚していく一方です。私も相手が孫だというのに恥じらいもなく声を上げながら悶え、悦んでしまいました。
私の中で沸々と湧き上がる欲望が抑えきれず、亮平のペニスへと手を伸ばしてしまいます。
「あう!」
直に触れられて亮平は声を荒げました。服の上からよりもよりはっきりと感じる大きさと形に私の欲望は止まらなくなってしまいます。孫のペニスを根元まで両手で包み込み、その瑞々しいものが欲しくてなりません。
「すごく元気なのね」
「ばあちゃん・・・俺のこれを・・・ばあちゃんに入れたい」
その言葉を聞くと私も欲しくて堪らなくなってしまいました。
仰向けになり、脚を開き、そこへ亮平が身体を近づけてきます。はじめて見る女性の大事な部分に彼の視線は釘付けでした、
「とても変な部分だ・・・ここに入れるんだね」
「そうよ・・・おばあちゃんが手伝ってあげる」
濃く生い茂る毛には白いものも所々混ざっており、その奥へとペニスの先端が迫ってきます。自分の割れ目を指で広げ、さらにその奥へと先端を誘導していきました。
「このままで大丈夫なんだよね?」
「もう妊娠の心配はないからそのままで大丈夫。ここに入れるの」
「こんな小さなところに・・・ばあちゃん、入れるよ」
緊張しながら亮平はペニスを膣口へと当てるとゆっくりと中へと押し込んできました。硬くて熱い物体が中に入るのを感じると私はそれだけで果ててしまいそうなほどの快感が襲ってきます。数十年ぶりの挿入なのです。それも10代の孫のが入ってきているなんてとても背徳的で、それが興奮となり挿入の刺激と共に襲ってきました。
「あんん!入ってきてる!」
「ばあちゃん、入ってるよ。俺のが・・・うぅ!きつい!!」
長らく使われてこなかった私の膣の奥へと若いペニスが突き進んできます。なにもつけておらず生身のままのペニスの熱気と感触が直に触れきて老いた肉体を貫いてきました。
「すごく締まってる。こんなところに入れて本当にいいの?」
「はぁはぁ・・」
私は息を荒げながらも首を縦に強く振りました。
亮平は華奢な私の腰を掴むとさらに身体を前へと押し出してきます。ペニスがより深く、閉じきっていた肉体の奥へと入り込み、その熱気を身体の奥にはっきりと感じました。孫が逞しい一人の男になったのだと肉体で教えてくれます。
「これが女の中・・・ばあちゃんの中・・・うぅ!」
「ひんっ!!」
亮平は興奮のあまり私の中でペニスを大きく震わせました。狭い膣が破れてしまいそうなほど大きく跳ね、私は腰を反らすほど感じてしまいます。
「亮平、どう?嫌じゃない?」
「そんなわけないよ。すごく気持ちいい。ばあちゃんがはじめての相手でよかった。好きだよ、ばあちゃん」
それからゆっくりとぎこちなく亮平が腰を引いていき動いていきました。初々しい行為に私もまるで初体験のような気持ちにさせてくれます。夫との初夜よりもずっと幸せな気持ちになったのは亮平が私のことを想ってくれているからかもしれません。彼の優しい気持ちがこれまで感じえなかった幸福感を私に与えてくれたのです。
「ああ、亮平・・・そうよ、それでいいの。んっ!強い!」
「ふうふう・・・ばあちゃん、ばあちゃん!!」
私に向かってより大きく腰を振り動かし、膣内で擦れ合って快感が駆け上がってきます。互いに淫靡に息を上げ、肉体が燃えるように熱くなっていったのです。
旅の疲れも忘れ、私たちは本能のままに求め合いました。そして絶頂が近づこうとしていたのです。
「もう無理・・・出る・・・我慢できない」
「ああん、いいの。そのまま出して!おばあちゃんの中で出して!」
考えるよりも先に口から言葉が出てしまったのです。
亮平は私の身体に強く腰を打ち付けると中でペニスが大きく震えました。
「イク!!!!」
その叫びと共に亮平は射精しました。肉体で射精するペニスの感触と流れ込む大量の精液を感じます。亮平が腰をさらに押し付け、二度、三度と絶え間なく射精が続き、私の奥深くまで熱い精液が注ぎ込まれました。還暦を過ぎた肉体には耐えがたい快感が襲ってきて頭の中が真っ白になってしまったのです。
「ああああ!!」
気が付くと私の身体の上で亮平が抱きついていました。身体を上下させるほど息を上げ、火照った肉体で私を抱きしめています。膣の中にはまだ熱いペニスと注がれた精液をはっきりと感じました。
「ばあちゃん・・・ありがとう。俺、ばあちゃんと一緒ならそれでいいんだ」
「おばあちゃんもそれでいい。こちらこそありがとう」
こうして私と孫の逃避行生活ははじました。
決して楽な暮らしにはならないと分かっています。それでもこれまでの人生で得られなかったものがここにはあると確信できました。
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テーマ : 官能小説・エロノベル
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