[官能小説] 熟女の園 最後の旅 ~恋人親子~
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最後の旅 ~恋人親子~

 ホテルに隣接したショッピングモールへ買い物に行かないかと誘われ、私は直哉と共にショッピングモールへと向かいました。昨夜は遅くまで起きていて肉体も酷使したはずなのに疲れを感じるどころか、身が軽く、普段よりも調子がいいように思えます。それはきっと直哉のお陰なのでしょう。



 大きなショッピングモールには数々のお店が入っており、観光客も多数来ていました。地元の工芸品のようなものから有名ブランドまでさまざまなお店が入っていて一軒一軒見てまわっていてはとてもまわれないでしょう。

「欲しいものがあったら俺が買ってあげるよ」

 直哉は自慢げにそう言ってきました。これまで二人で買い物に行くことは多々ありましたがそれよりも今日は幾分も嬉しそうです。

「大丈夫よ。無駄遣いしたら彩子さんに怒られるんじゃないの?」

「そんなこと母さんは気にしなくていいんだ。それから」

 直哉は照れくさそうに私へと手を差し出してきました。

「人が多いからはぐれないよう手を繋ごうよ」

 40を過ぎているというのにまるで10代の子供のように恥ずかしがる直哉の姿が可愛らしくてなりません。差し出された手をそっと握りしめると緊張して直哉の手は汗ばんでいました。私もこんなことはとても久しぶりで70代でありながら乙女のような気持ちになってしまいます。

「母さん、あっちのアクセサリーショップ行ってみよう」

「直哉に新しい服を買ってあげる」

「母さんにも俺が買ってあげるよ」

 時間を忘れてあちこち店をまわり、買い物を楽しみました。夫の葬儀の後、これほど晴れやかな気分になれたことはなかったでしょう。悲しみを忘れて直哉と共にデートを満喫していました。

「母さん」

「なあに?」

「すごくいい笑顔してるよ。可愛い」

「やめてよ。でもありがとう。こんなに楽しいの久しぶり」

 直哉も柔らかい笑みを見せてくれ、なんだか本当に恋人同士のデートのように思えてきました。その頃には照れることなくしっかりと手を握り合っていたのです。

 ホテルの部屋はそれまで別々の部屋にしていましたがダブルベットの一部屋に変えてもらいました。スタッフは私たちを見てやや困惑していましたが手続きをして新しい部屋を用意してくれたのです。

「こっちのほうが部屋がきれいでいいじゃない」

「それにほら、あんなにベッドが大きい」

 寝室に鎮座するベッドは横と幅の区別がつかないほど大きなものでした。質素なシングルの物とは違い、間接照明やベッドのシーツや枕も柄の入った素敵なものになっています。まさに恋人同士が愛し合うための部屋となっていました。
 それを見ただけで今の私は身体の奥が疼いてしまいます。

「夜になったら母さん・・・今夜もしよう」

「ええ、あとでね」

 ホテルのレストランで食事を済ませ、シャワーを浴びた後、私は寝室へと向かいました。扉を開けるとベッドの上でガウンを着た直哉が座って私を待っていました。

「直哉、またせてしまったわね」

「いいんだ」

 部屋はベッド壁から照らされる間接照明だけでやや暗いもののとてもロマンティックな雰囲気を醸し出していました。部屋の扉を閉め、ガウンをそっと脱ぐと直哉が息をのんで私の身体を見つめてきました。

「母さん、似合ってるよ」

 熱い直哉の視線に私は恥ずかしくてなりません。昼間に買い物したときに直哉に勧められるままに下着を買ったのです。紺色の薄い生地でできており、弛んだ肉体を隠すどころかボディラインを際立たせています。ブラは細い紐で乳房の周囲がわずかに隠れ、ショーツも股の部分だけを隠していて後ろなんてほとんどTバックのように尻が出ています。長らくおばさん下着しか身に着けてこなかった私にはとてもはずかしいものでした。

「すごく似合ってる。もっとよく見せて」

 直哉は私の全身を舐めるように見てきます。その視線に私も興奮してしまいました。恥ずかしいのに直哉の熱い視線を感じるともっと見てほしいという気持ちになってしまうのです。

「ええ、よく見て・・・こんな母親でよければしっかり見てちょうだい」

 ベッドへと上がり、直哉に顔を近づけると私はキスをしました。甘く、じっくりと直哉と唇を重ね合っていきます。そうしながら直哉のガウンを脱がせていきました。直哉は下になにも着ておらず全裸になって私の身体へと手を伸ばしてきました。

「母さんのこんな姿が見れてよかった。もっと母さんのことが好きになりそうだ」

 直哉の両手が露出した尻へと触れ、揉んできます。大きく広げた指が尻に食い込んでくるともっとしてほしいという気持ちが湧き上がってきました。自らその手に向かって尻を突き出し、顔ではさらにキスを続けていきます。
 もはや母親としての自尊心などなくなり、私は直哉を男として欲することが我慢できません。直哉の気持ちを素直に受け入れ愛し合うことに幸せを覚えたからです。夫が亡くなってから満たされることのなかった空虚な心がどんどん幸福感に満たされていきました。

「ああ、直哉。私も直哉のことがもっと好きになりそう。もっと触りたいんでしょう?もっと触って」

「はぁ、母さん・・・」

 舌を入れて重ね合いさらに濃厚に求め合っていきます。
 尻を揉んでいた手が上へと移っていき背を撫で、さらに前へとまわり込むと乳房を揉んできました。ブラの上から手が揉んできて粘土のように形を変えていきます。その感触が心地よく私は、ブラを外していったのです。

「もっと若い時にあなたの相手をしてあげればよかった」

「そんなの関係ないよ。今だって大好きな母さんだ。たとえ70でも80でも、100歳でも変わらないよ」

「ああ、直哉!嬉しいよ」

 ブラを外した乳房を直哉は直接揉んできました。強い力で指が深く沈み込んでいき、荒々しく揉まれるととても興奮してしまいます。嬉しくて私の口からはだらしなく唾液が唇から垂れていきました。それが胸の肌に落ちると直哉は乳房全体へと塗っていきます。粘りのある液体が塗られ、さらに指が肌へと吸い付いてくると快感も増していきました。

「俺が本気で愛せるのは母さんだけなんだ。はじめてオナニーしたのも母さんだった。ずっと、ずっと母さんのことばかり考えてたんだ」

「直哉ったらそんなにも・・・」

 乳房から手を離し、皺の刻まれた弛んだ頬をそっと撫でてきました。そのまま優しく白い髪を撫でながら直哉は見つめてきます。

「ずっと父さんが羨ましかった。憎かった。俺だって母さんを抱きたかったんだ。男と女として愛し合いたかったんだ。父さんがいない今なら・・・もういいよね?」

 撫でてくる直哉の手を取り、指先を舐めていきます。私の唾液で濡れた人差し指を口へと入れて上目遣いで直哉を見つめながら舐めていました。

「ええ、いいわよ。そんなにも私のことが好きならもう好きにしていいから。残りの人生をあなたに捧げてもいいくらい」

 夫や嫁の彩子さんのことが一瞬脳裏に浮かびました。けれど目の前にいる血の繋がった我が子への想いのほうがずっと強いのです。もう自分の人生も長くないかもしれないと思うと我が子との時間を大事にしたいと思いました。

「本当にこれを・・・舐めるの?」

「そう。少しでいいから」

 ベッドの上で立ち上がった直哉は座っている私を見下ろし懇願しました。私の目の前には勃起したペニスが近づけられ、強い臭気を放っています。それを舐めてほしいと言われて戸惑っていました。そんな経験はなく、息子のためとはいえ嫌悪感を捨てきれないのです。

「したことないならやっぱり嫌だったよね。ごめん。もういいよ」

 そう言って直哉は諦めようとしました。ですがその時の寂しそうな顔に私は耐え切れず、覚悟を決めたのです。硬い竿の根元を持ち、口から出した舌を近づけていきました。

「母さん、無理しなくていいよ」

「いいのよ。直哉はして欲しいんでしょう」

 緊張しながら舌先が真っ黒な先端の表面へと触れました。直哉は驚いて一瞬ペニスが大きく跳ねましたがそれをさらに強く掴んで私は舌先を動かしていきました。硬い亀頭の上に舌を滑らせていくと直哉はそれを見てますます興奮していきます。私もそのあまりにもいやらしい行為にまるで自分ではないかのような錯覚さえ感じました。

「母さんの舌が・・・気持ちいいよ。それともっと強く握って。手でしっかり握ってほしい」

「これでいい?」

「うぅ!いい!!」

 竿全体を両手で握りしめると手の中で竿が震えていきます。さらに舐めていた亀頭の先端の穴からはだらりと汁が垂れ出ていきました。これまで嗅いだことのない卑猥な匂いが鼻を突いてきます。

「ふううっ!か、母さんっ!!」

 見上げると直哉は顔を真っ赤にしてなにかに堪えているようでした。
 次の瞬間、視線を下げた目の前のペニスから白いものが顔に向かって噴き出してきたのです。濃厚な酸い匂いが鼻の奥を刺激し、額から顎まで顔じゅうに熱いものが覆ってきます。ペニスはさらに脈打ち、私の顔へと射精してきました。
 緊張感が一気に解放され、顔じゅうを襲う精液とはじめてのフェラチオをしたという現実に身震いが止まりません。これまで経験したことのない卑猥な行為に私も興奮し、そのまま逝ってしまったのでした。

「ごめん。母さん、こんなつもりじゃなかったんだ」

「いいの。あなたのことはなんでも受けいれてあげようって思ったから。それに素敵じゃない。好きな人にしてもらいたいことしてもらって気持ちよくなれたんだから」

「ありがとう、母さん」

 顔を綺麗に拭いた後、私たちはベッドの上で抱き合い座っていました。目の前の直哉は顔に射精してしまったことをとても悔やんでいましたが私はちっとも嫌とは思っておらず慰めてあげると私の中へと挿入したペニスが再び大きくなっていきました。

「ん!また大きくなってきてる」

「今度はちゃんと母さんと一緒に行きたい」

 座位で直哉は挿入したペニスを上へと押し上げ、私の奥へと突き上げてきます。互いの腕でしっかりと抱き合い、私へと腰をあげる直哉を受け止めていきました。昨夜何度も交わり、もう直哉のペニスの感触が私の身体へと馴染んできて動いてくると心地よくてなりません。

「うぅ!やっぱり母さんのマンコ気持ちいいよ」

「その言い方やめて。恥ずかしいじゃない」

「マンコはマンコなんだから仕方ないよ。母さんも言ってみて」

 直哉は腰を強く上へと上げてきました。尖った先端が子宮へ向かって突き上げてくるとそこから全身へと電撃が走ってきます。私は身体を震わせ、声を上げました。

「あああん!!いいわ!」

「どこがいいの!」

 再度直哉は私を突いてきます。

「マ、マン・・・コ・・・マンコ」

「母さんの口からマンコって・・・興奮が止まらない」

「ひぃん!」

 抱き合った互いの身体は熱くなり、直哉は私の尻を掴んで持ち上げては落とし、何度もペニスを挿入してきます。私も徐々にその動きに合わせ、自分の脚で身体を上げ、そして身体を下ろして挿入していったのです。自ら息子のペニスを奥へと迎えていくとより一層興奮を覚えます。

「直哉のが来る!ああ、いい!いいの!」

「ううぅ!母さん!母さん!逝きそうだ!マンコに出すよ!」

「出して、私のマンコに思いっきり出して!」

 部屋中に私の声が響き渡りました。
 そして奥へと入れられたペニスが爆ぜ、大量の精液が膣内を上り私の奥を満たしていきます。息子に出されると全身が熱くなり一気に絶頂へと達してしまいました。

「これからも母さんのマンコにもっと出したい。俺はそれができたらもう他のことなんてもう・・・」

「私も・・・直哉といられればもうそれで・・・」

 中年の息子と高齢の母、その年齢に見合わぬほど私たちは熱く愛し合って惹かれていったのです。

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