最後の旅 ~旅の終着地~
私と直哉は潮の流れに乗って沖へ沖へと流されていきました。最初にいた海岸も島もどんどん遠くなり見えなくなり、さらに海流は早まり私たちは流されていったのです。意識を失いそうになりながらも互いに離れないように手だけはしっかりと握っていました。
私と直哉は気が付くと浜辺に打ち上げられていました。ですがそこは最初にいた浜辺とは違う場所でその浜の奥へと向かっても道路も建物も見当たりません。深い森が広がっていたのです。裸で流されてきたためスマホなんて当然持っていません。どれくらい流されて、ここがどこなのかまるで見当がつかないのです。そのことに不安を感じていると直哉が力強く言葉を発しました。
「ここが俺たちの楽園だ」
私の肩を抱いてそういった直哉の自信に満ちた言葉に私は一気に不安が消え去りました。これこそ私たちがもとめていたことです。だれにも邪魔されず、二人でいられる場所を手に入れることができたのです。そう思うと私は胸が躍ってきました。
「だれにも邪魔されることなくいつも二人でいられるわね」
「そうだよ、文恵」
それから楽園での私たちの生活がはじまりました。探索したもののここは無人島で私たい以外誰もいません。それに水平線には他に島も見えない絶海の孤島のようでした。全裸でなんの道具も持たず、生活を一から築かねばなりません。苦労の多い日々が続きましたが毎日充実していて幸せだったのです。なによりも愛する男とずっと一緒にいられるということが本当に嬉しかったのです。
「文恵、今日もたくさん採れたよ」
島での生活がはじまりどれくらい過ぎたのかわかりません。木の上に作ったツリーハウスのような場所で私たちは暮らしていました。猿のように巧みに手足を使って上ってきた直哉の肩からは、蔦で縛った木の実がいくつも連なっていました。
「いっぱい採れたわね。ありがとう」
温厚な気候のこの島では服なんて不要でずっと裸で暮らしています。直哉の身体は日々の生活で鍛えられ、腹は引っ込み、腕や足は筋肉で盛り上がっていました。そして全身真っ黒に焼け、野性的な姿になっていたのです。
「たくさんあるから遠慮しないで食べなよ」
人の頭ほどある木の実をいくつも繋げて持って帰っており、それを割ると中には果肉がしっかりと詰まっていました。なんという木の実かはわかりませんがここではよく採れ、私たちの主食となっています。
73歳で非力だった私もいつの間にか力が付き、硬い木の実に指を食い込ませて二つに割れるようになりました。指だけではありません。細く肉が垂れさがっていた手足も立派に筋肉が浮き上がるほどになったのです。
「やっぱりおいしい。もっと食べちゃおう」
「そう言うと思ったから今日は多めに採ってきたんだ。しっかり食べて」
直哉と同じく私も真っ黒に焼け、日本にいたころよりも気持ちもずっと豪快になった気がします。あぐらをかいて座り、手で木の実を割っては口へと運んでいきました。
「文恵、今日もそろそろ・・・いいよね?」
直哉はそう言うと私へと身体を寄せてきました。背後から身体を近づけてきて硬い胸板が背中へと当たると私も下半身が疼いてきてしまいます。
「もう飽きないわね」
噛みちぎった果肉を含み、直哉へと振り返るとその果肉を直哉の口へと入れていきます。直哉が噛んでいき柔らかくなったものが私の口へと戻され、私もさらに噛み、二人の歯で噛んで小さくして唾液を混ぜ合いながら交互に口移しをしていきました。ドロドロになった果肉を最後に私が舌で掬い取り飲み込んでいきます。互いの唾液がほどよく果肉にとろみを与えて素敵な味わいでした。
「おいしい」
「それならよかったよ」
微笑む私を見て直哉も笑みを浮かべ、脇の下から腕をまわすと乳房を揉んできました。真っ黒に焼けた乳房は幾分か膨らみを取り戻し、硬い掌の中で踊っています。直哉はさらに指先で乳首を弄んできました。
「あん!もっとして」
「いやらしい声をもっと上げるんだ」
「あぁぁん!!」
小屋中に声を響かせ、弄られる乳首は硬くなってさらに敏感になっていきます。直哉は私の耳たぶや穴にまで舌を入れて舐め、その甘美な感触も相まって私はさらに淫らに声をあげていきました。
「感じる、気持ちいい。いい!」
「文恵・・・」
乳房を揉んでいた手がゆっくりと腹へと降りてきました。私の腹を愛おしそうに撫でてきます。僅かに膨らんできているお腹へと直哉と共に私も手を当てて撫でていきました。
「いつ産まれるのかな」
「まだもう少し先だと思う」
「楽しみだよ」
この島に来て私は妊娠したことがわかったのです。もう70代だというのに日々お腹がおおきくなっていき、そこに新しい生命が宿っていることを感じます。もちろん直哉との子供以外は考えられません。二人で夫婦になり、子供をつくる、それが現実となりどれほどうれしいかなんてとても言い表せません。私たちの想いが神様に通じたのだと信じていました。
「文恵と子供ができるなんて夢みたいだ」
「私もよ。はやく顔が見たい」
腹を一緒に撫でていると、尻に硬いペニスが当たってきました。
「文恵、入れさて」
「こっちは妊娠してるっていうのに仕方ないわね」
直哉の前で四つん這いになり脚を広げました。尻に硬いペニスを擦り付けながら直哉は私の膣へと挿入してきます。以前よりもずっと太く、逞しくなったペニスがさらに膣穴を広げて奥へと入ってきました。
「おおぉ!かったいチンポ!たまんない!」
「うう、締め付けてくる。いいぞ、文恵!」
腰を掴んで直哉は身体を大きく前後へと動かしていきました。島に来てからは背後から入れられることが多く、私もこっちの方がいつのまにか好きになってしまいました。人間ではなく獣として交じり合っているという感覚が沸き上がり、より自分の中で野生の本能のようなものが芽生えてくるのです。それはこの島で繁殖せよと私の身体に強く訴えてきました。
「はあ!ああ!直哉、いい!いいよ!」
「文恵、文恵!俺の子供も喜んでくれるかな。俺たち夫婦が仲がいいって伝わってるよね」
「もちろんよ。私たちは最高の夫婦じゃない。おん、来る!!」
食い込む刺激につい自分から腰を突き上げてしまいました。中には子供がいるというのに直哉は容赦なくペニスを打ち込んできます。身体を寄せ合い、何度も激しく腰をぶつけてきました。
「いくぞ、文恵!ううう!!」
「イッグウウウ!!」
二人の絶叫が森中に響き渡り、互いに果ててしまいました。中へと直哉の精液が注がれ、私は床に汁をぶちまけてしまっています。
それからしばらくして私は男の子を産みました。とても元気な子で医者でなくとも健康だということはわかります。直哉も私も夫婦として、親としての絆がより一層強まっていきました。
「ほら、あなたが小さいころにそっくり。可愛い」
「そうなの?すごくかわいいな。なあナオフミ」
私と直哉の名前から一文字ずつ取って名前は「直文(ナオフミ)」としました。元気な赤ん坊を抱いて乳房へと近づけると乳首に吸い付き母乳を飲んでいきます。出産の前後からさらに私の身体は女として蘇り、母乳もちゃんと出るようになったのです。伸びてきた髪は真っ黒でもう白髪なんてみることもありません。直哉が言うには顔の皺さえも徐々に薄くなってきてると言います。その直哉もなんだか若々しくなっていくように思えました。
「俺にも飲ませて」
「もう直哉!」
母乳を飲む直文に嫉妬したのか直哉まで反対の乳首に吸い付いてきました。左右の乳首から息子たちが母乳を必死に吸っていきます。直哉も赤ん坊に戻ったかのように無邪気な顔で母乳を飲んでいました。
「これは直文のものなんだからあまり飲んじゃダメよ」
「でも俺だって・・・・母さんの子供なんだよ」
「もう困った子」
直文は元気に成長していき私たち夫婦も充実した日々を送っていました。まさにここは楽園です。直哉と私はここでこれからずっと愛し合っていくことになるのでしょう。
「早く二人目が欲しいよ」
「私だって・・・もっといっぱい直哉の子供が欲しい」
日本での記憶は徐々に曖昧になっていき私たちは二人の世界を生きていくことになったのです。
「ここが俺たちの楽園だ」
私の肩を抱いてそういった直哉の自信に満ちた言葉に私は一気に不安が消え去りました。これこそ私たちがもとめていたことです。だれにも邪魔されず、二人でいられる場所を手に入れることができたのです。そう思うと私は胸が躍ってきました。
「だれにも邪魔されることなくいつも二人でいられるわね」
「そうだよ、文恵」
それから楽園での私たちの生活がはじまりました。探索したもののここは無人島で私たい以外誰もいません。それに水平線には他に島も見えない絶海の孤島のようでした。全裸でなんの道具も持たず、生活を一から築かねばなりません。苦労の多い日々が続きましたが毎日充実していて幸せだったのです。なによりも愛する男とずっと一緒にいられるということが本当に嬉しかったのです。
「文恵、今日もたくさん採れたよ」
島での生活がはじまりどれくらい過ぎたのかわかりません。木の上に作ったツリーハウスのような場所で私たちは暮らしていました。猿のように巧みに手足を使って上ってきた直哉の肩からは、蔦で縛った木の実がいくつも連なっていました。
「いっぱい採れたわね。ありがとう」
温厚な気候のこの島では服なんて不要でずっと裸で暮らしています。直哉の身体は日々の生活で鍛えられ、腹は引っ込み、腕や足は筋肉で盛り上がっていました。そして全身真っ黒に焼け、野性的な姿になっていたのです。
「たくさんあるから遠慮しないで食べなよ」
人の頭ほどある木の実をいくつも繋げて持って帰っており、それを割ると中には果肉がしっかりと詰まっていました。なんという木の実かはわかりませんがここではよく採れ、私たちの主食となっています。
73歳で非力だった私もいつの間にか力が付き、硬い木の実に指を食い込ませて二つに割れるようになりました。指だけではありません。細く肉が垂れさがっていた手足も立派に筋肉が浮き上がるほどになったのです。
「やっぱりおいしい。もっと食べちゃおう」
「そう言うと思ったから今日は多めに採ってきたんだ。しっかり食べて」
直哉と同じく私も真っ黒に焼け、日本にいたころよりも気持ちもずっと豪快になった気がします。あぐらをかいて座り、手で木の実を割っては口へと運んでいきました。
「文恵、今日もそろそろ・・・いいよね?」
直哉はそう言うと私へと身体を寄せてきました。背後から身体を近づけてきて硬い胸板が背中へと当たると私も下半身が疼いてきてしまいます。
「もう飽きないわね」
噛みちぎった果肉を含み、直哉へと振り返るとその果肉を直哉の口へと入れていきます。直哉が噛んでいき柔らかくなったものが私の口へと戻され、私もさらに噛み、二人の歯で噛んで小さくして唾液を混ぜ合いながら交互に口移しをしていきました。ドロドロになった果肉を最後に私が舌で掬い取り飲み込んでいきます。互いの唾液がほどよく果肉にとろみを与えて素敵な味わいでした。
「おいしい」
「それならよかったよ」
微笑む私を見て直哉も笑みを浮かべ、脇の下から腕をまわすと乳房を揉んできました。真っ黒に焼けた乳房は幾分か膨らみを取り戻し、硬い掌の中で踊っています。直哉はさらに指先で乳首を弄んできました。
「あん!もっとして」
「いやらしい声をもっと上げるんだ」
「あぁぁん!!」
小屋中に声を響かせ、弄られる乳首は硬くなってさらに敏感になっていきます。直哉は私の耳たぶや穴にまで舌を入れて舐め、その甘美な感触も相まって私はさらに淫らに声をあげていきました。
「感じる、気持ちいい。いい!」
「文恵・・・」
乳房を揉んでいた手がゆっくりと腹へと降りてきました。私の腹を愛おしそうに撫でてきます。僅かに膨らんできているお腹へと直哉と共に私も手を当てて撫でていきました。
「いつ産まれるのかな」
「まだもう少し先だと思う」
「楽しみだよ」
この島に来て私は妊娠したことがわかったのです。もう70代だというのに日々お腹がおおきくなっていき、そこに新しい生命が宿っていることを感じます。もちろん直哉との子供以外は考えられません。二人で夫婦になり、子供をつくる、それが現実となりどれほどうれしいかなんてとても言い表せません。私たちの想いが神様に通じたのだと信じていました。
「文恵と子供ができるなんて夢みたいだ」
「私もよ。はやく顔が見たい」
腹を一緒に撫でていると、尻に硬いペニスが当たってきました。
「文恵、入れさて」
「こっちは妊娠してるっていうのに仕方ないわね」
直哉の前で四つん這いになり脚を広げました。尻に硬いペニスを擦り付けながら直哉は私の膣へと挿入してきます。以前よりもずっと太く、逞しくなったペニスがさらに膣穴を広げて奥へと入ってきました。
「おおぉ!かったいチンポ!たまんない!」
「うう、締め付けてくる。いいぞ、文恵!」
腰を掴んで直哉は身体を大きく前後へと動かしていきました。島に来てからは背後から入れられることが多く、私もこっちの方がいつのまにか好きになってしまいました。人間ではなく獣として交じり合っているという感覚が沸き上がり、より自分の中で野生の本能のようなものが芽生えてくるのです。それはこの島で繁殖せよと私の身体に強く訴えてきました。
「はあ!ああ!直哉、いい!いいよ!」
「文恵、文恵!俺の子供も喜んでくれるかな。俺たち夫婦が仲がいいって伝わってるよね」
「もちろんよ。私たちは最高の夫婦じゃない。おん、来る!!」
食い込む刺激につい自分から腰を突き上げてしまいました。中には子供がいるというのに直哉は容赦なくペニスを打ち込んできます。身体を寄せ合い、何度も激しく腰をぶつけてきました。
「いくぞ、文恵!ううう!!」
「イッグウウウ!!」
二人の絶叫が森中に響き渡り、互いに果ててしまいました。中へと直哉の精液が注がれ、私は床に汁をぶちまけてしまっています。
それからしばらくして私は男の子を産みました。とても元気な子で医者でなくとも健康だということはわかります。直哉も私も夫婦として、親としての絆がより一層強まっていきました。
「ほら、あなたが小さいころにそっくり。可愛い」
「そうなの?すごくかわいいな。なあナオフミ」
私と直哉の名前から一文字ずつ取って名前は「直文(ナオフミ)」としました。元気な赤ん坊を抱いて乳房へと近づけると乳首に吸い付き母乳を飲んでいきます。出産の前後からさらに私の身体は女として蘇り、母乳もちゃんと出るようになったのです。伸びてきた髪は真っ黒でもう白髪なんてみることもありません。直哉が言うには顔の皺さえも徐々に薄くなってきてると言います。その直哉もなんだか若々しくなっていくように思えました。
「俺にも飲ませて」
「もう直哉!」
母乳を飲む直文に嫉妬したのか直哉まで反対の乳首に吸い付いてきました。左右の乳首から息子たちが母乳を必死に吸っていきます。直哉も赤ん坊に戻ったかのように無邪気な顔で母乳を飲んでいました。
「これは直文のものなんだからあまり飲んじゃダメよ」
「でも俺だって・・・・母さんの子供なんだよ」
「もう困った子」
直文は元気に成長していき私たち夫婦も充実した日々を送っていました。まさにここは楽園です。直哉と私はここでこれからずっと愛し合っていくことになるのでしょう。
「早く二人目が欲しいよ」
「私だって・・・もっといっぱい直哉の子供が欲しい」
日本での記憶は徐々に曖昧になっていき私たちは二人の世界を生きていくことになったのです。
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テーマ : 官能小説・エロノベル
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