最後の旅 ~二人の決断~
直哉との初夜でいつの間にか眠りについていた私が目を覚ますと外はすっかり明るくなり、太陽は高い位置まで上がっていました。昨夜のことを思い出しながらそっと肌を見ると張りのないもので肉体が重く感じられます。緊張しながら鏡を覗き込むとそこに写ったのは紛れもなく73歳の高齢のおばあさんでした。
若返った私と直哉の姿は夢か幻だったのかいまとなっては分かりません。あれが現実であればと思いましたがやはりそんなことはなかったのです。自身の老いた肉体を見ると今まで以上に情けない気分になってしまいました。
さらにもう日本へ帰国せねばならず、このまま直哉と二人で過ごせる日々も終わろうとしていたのです。日本に帰ればまた直哉は自分の家庭に戻らなければなりません。私も距離を置いて良き祖母としてこれから先、生きていかなければならないのです。結婚式を挙げ夫婦になったところでそれらはまやかしでしかないのです。
そのことでより一層憂鬱な気分になってしまいました。
「朝からずっと暗い顔してるね」
「そうかもしれないわね。ねえ帰国する前にもう一度あの浜辺に行きましょう」
ホテルをチェックアウトし、空港へと向かうタクシーへと乗り込んだものの行き先を変更してもらいました。せめてもう一度あの美しい浜辺を目に焼き付けておきたかったのです。
タクシーから降りて浜辺へと向かうとここは相変わらず波打つ音が響き、美しい景色が広がっていました。これをみるとさっきまで胸のなかにあったモヤモヤした気持ちはいくらかは楽になります。
「やっぱりこの光景は素敵ね。もう少し見ておきたい」
「まだ時間はあるからじっくり見ればいいよ」
直哉が荷物を下ろすとタクシーは行ってしまい浜辺には私たち二人だけになりました。白い砂浜の一角に私はスカートで座り込み、隣には直哉が座りました。景色も素敵ですがここで直哉に告白され、さらには愛し合い、私たちの思い出が詰まった場所なのです。
「ここへ来てよかった。直哉、ありがとう」
「いいんだよ。俺もようやく母さんに・・・想いを告げられてよかった」
直哉も私と同じようにこの地の思い出に耽っているようでした。本当にすばらしい思い出の数々が蘇ってきます。その一つ一つが尊く、思い出すだけで幸せな気分になってしまうほどです。さらに心地よい潮風がより一層私を心地よくさせてくれました。
「ずっとここにいたい」
思わず口からそんな言葉が出てしまいました。
「俺もだよ。母さんとずっとここにいたい」
私のつぶやきに対し直哉は何の迷いもなくそう続けたのです。直哉の顔を見ると優しい笑みで私を見つめてきました。
「でもあなたには家族がいるじゃない。だめよ。そろそろ現実に帰らないと」
「そうだけど・・・でももう無理だ。ずっと母さんのことばかり考えてきてようやく愛し合えたんだ。今さら元には戻れない」
直哉は私の身体を引き寄せ、きつく抱きしめました。こんなことをされるとますます私も辛くなってしまいます。つい瞳から涙が溢れ出してしまいました。
「私だって直哉とずっと一緒のほうがいいに決まってるでしょう。あなたのことを一人の男として愛してしまっているんだから」
涙がさらに流れてしまい、そんな私を見て直哉も感極まった表情を見せました。そしてそのまま私たちは顔を寄せ合い、キスを交わしたのです。きつく、互いの唇が潰れてしまいそうなほど強く密着させました。
「はぁ、母さん・・・文恵・・・」
「直哉・・・んん・・・」
背中にまわっていた直哉の手が乳房へと触れてきました。老いた肉体であってもやはり直哉の想いは変わらないようです。愛おしむようにまわすように手を当てて揉んできます。そしてブラウスの襟元を掴むと左右へと引っ張っていきました。ボタンが音を立てて飛んでいき肌が露出していきます。荒々しい直哉の気持ちが私の感情も昂らせていきました。
「こんなおばあさんでもやっぱり好き?」
「もちろんだよ」
ブラを外すと直哉は嬉しそうに私の乳房にしゃぶりついてきました。火照った身体に舌の感触が心地よく、ついいつも以上に声が出てしまいます。
「ああん!」
砂浜に私の声が響き、直哉はさらに硬くなっていく乳首へと当ててきました。太陽に垂らされた額から汗を垂らしながら胸を直哉へと突き出していきます。直哉が着ているポロシャツを掴んで引っ張り上げていくと直哉は自ら浜に脱ぎ捨て上半身裸になりました。
「下も脱いで。かたーくなってるんでしょう」
「とっくに硬くなって・・パンツやぶれそうだ」
全裸で浜に立った直哉の股間には言った通り硬いペニスがそびえていました。私はだらしなく唾液を垂らす舌を近づけていき舐めていきます。舌先で可愛がるように舐めていくと真っ黒なペニスが反応していき可愛くてなりません。昨夜の若いペニスもよかったですが今の直哉のペニスも大好きです。
「文恵は何歳でもきれいだよ。特に全裸が一番似合ってる」
私も全部脱ぎ、ガニ股で直哉のまでフェラチオをしていました。口の中へとペニスを入れていき、頭を大きく振りながら唾液を塗っていきます。持て余している両手で二つの玉袋を揉むとさらにペニスが口内で踊り、元気になっていくのです。
「直哉も何歳でも大好き。このさき50歳でも60歳になってもチンポ舐めたい」
「俺も母さんが80歳でも90歳でも抱きたいよ。うぅ!気持ちよすぎる」
直哉のペニスが膨れ上がり、口内へと精液を出しはじめました。濃厚な精液で喉を潤しながら私も絶頂へと達してしまい脚を広げた股から浜の上に液体を垂れ流してしまいました。アンモニアの匂いが漂い、濃い黄色い液体が砂浜に染み込んでいきます。息子の前でなんとも恥ずかしい姿を晒してしまったのです。
「やだ、息子の前でこんな姿」
一度出始めたそれは自分では止めることができずジョボジョボと音を立てて出ていきました。しゃがみこむと私の出ている部分を興味津々に見ています。
「母さんのその恰好、やらしい・・・いやらしいよ」
直哉はそう言いながら股に手を伸ばしてきます。まだ出しているというのに股に手を当ててきました。出口に指を当てられるとさらに出てしまいます。私の汚らしい黄色い液体で直哉の指がどんどん濡れていったのです。
「やめて、汚いから。そんなことやめて・・や!止まらない」
「母さんのなら飲みたいくらいだ。もっと出して、ほら!ほら!」
「ああん、だめ!だめえ!」
指が食い込んでくると我慢していたものがさらに溢れ出していきました。野外で脚を広げて老婆が催す姿を他人が見ればとんでもない変態だと思うことでしょう。ですがそんなことを想像すると興奮してしまうのです。これ以上ないほどの甘美な快感を味わいながら私は出してしまいました。
「ほら、あっちに行って身体を洗おう」
直哉は私の手を引いて波打ち際へと歩みはじめました。真っ白な浜辺を生まれたままの姿で歩んでいき、その先には私たちの母なる海が待っています。足元をつけると直哉は私へと海水をかけてきました。
「ほら気持ちいいでしょ」
「やだ、子供じゃないんだから」
そう言って私も直哉に海水をかけました。互いに無邪気に子供のように海水を掛け合い、全身が濡れていきます。身体に海水が染み込むと焦げるように熱かった肉体が冷やされ爽快な気分になっていきました。
「また勃ってきたんだ。ここでしよう」
波打ち際で水平線に向かって四つん這いになり、大きく広げた股へと直哉が身体を当ててきました。再び硬くなっていたペニスが割れ目に入り込み、膣内へとスムーズに入っていきます。慣れ親しんだ感触に吐息を上げ、直哉を迎えていきました。
「ああ、いい!ここで孕むまでまたして・・・私を犯して」
「文恵!」
直哉は雄の本能のままに私の背後から突いてきました。何度も受け入れ膣はすっかりと直哉のペニスに馴染み、深く入り込んでも痛みを感じません。快感が駆け上がってきて私は我慢することなく声を上げていったのです。
「ああん!直哉のチンポ!息子のチンポ!!」
「息子じゃないだろ、旦那だろ文恵!」
「私の旦那様!旦那様のチンポ!」
打ち寄せる波に逆らうように身体を大きく振って水面を波打たせました。直哉は私の尻に指を食い込ませ、強く腰を振ってきます。中を擦るように突き刺さるペニスは中で熱気をさらに帯びていきました。
「文恵、文恵!愛してる!やっぱり文恵と一緒じゃないと嫌だ!」
「直哉とずっと愛し合いたい。本物の夫婦になりたい。この先ずっと!直哉の妻でいたいの!」
大自然を前に私たちは叫びながらさらに行為を続けました。私も全身を直哉に向かって振りつけて動いていきます。互いに動きを合わせ、一層直哉が私の奥へと当たってきました。直哉は荒々しい息遣いで腰を振りながら背中へと抱きついてきます。
「もう日本になんて帰りたくない。俺は文恵と一緒にいられればそれでいいんだ。他にはなにもいらない」
背に乗った直哉に顔を向け、伸ばした舌を絡ませ合いました。こんな風に愛し合える男性は直哉だけです。私を心の底から愛してくれ、すべてを受け入れてくれています。私も直哉のすべてを愛しています。このまま私だけのものにしたい、ずっと二人でいたいのです。彩子さんや孫たちには悪いですが直哉は私だけの物であればそれで構いません。私は誰よりも直哉に尽くす覚悟ができています。
「愛する息子だもの。あなたのことは誰よりも愛してる。私もあなただけがいてくれたらもう他のことはどうでもいいの」
「文恵!愛してるよ!」
腰を強く押しつけ、唇を重ねあったまま直哉は射精をはじめました。私の中へと波のように激しく精液が襲ってきます。その感触に悶え、震えながら共に最高の快楽を味わいました。この美しい自然の中で直哉と愛し合えたことはいままでの私の人生で一番の宝物です。
「文恵・・・・日本に帰るのはやめよう。このまま二人で・・・生きていこう」
「本当にそれでいいの?」
脳が蕩けてしまうような誘惑に私はつい笑みを浮かべてしまいました。直哉は嬉しそうに微笑むと身体を放し、私の手を取ったのです。
「それでいいんだ。それが俺の長い間の夢だったんだ。ほら、行こう」
直哉は手を引いて沖へと誘ってきました。手を引かれるままに沖へと向かい、共に手をしっかりと握り合って海へと進んでいったのです。波に揉まれながら裸のまま真っ青な海へと泳いでいきました。
さらにもう日本へ帰国せねばならず、このまま直哉と二人で過ごせる日々も終わろうとしていたのです。日本に帰ればまた直哉は自分の家庭に戻らなければなりません。私も距離を置いて良き祖母としてこれから先、生きていかなければならないのです。結婚式を挙げ夫婦になったところでそれらはまやかしでしかないのです。
そのことでより一層憂鬱な気分になってしまいました。
「朝からずっと暗い顔してるね」
「そうかもしれないわね。ねえ帰国する前にもう一度あの浜辺に行きましょう」
ホテルをチェックアウトし、空港へと向かうタクシーへと乗り込んだものの行き先を変更してもらいました。せめてもう一度あの美しい浜辺を目に焼き付けておきたかったのです。
タクシーから降りて浜辺へと向かうとここは相変わらず波打つ音が響き、美しい景色が広がっていました。これをみるとさっきまで胸のなかにあったモヤモヤした気持ちはいくらかは楽になります。
「やっぱりこの光景は素敵ね。もう少し見ておきたい」
「まだ時間はあるからじっくり見ればいいよ」
直哉が荷物を下ろすとタクシーは行ってしまい浜辺には私たち二人だけになりました。白い砂浜の一角に私はスカートで座り込み、隣には直哉が座りました。景色も素敵ですがここで直哉に告白され、さらには愛し合い、私たちの思い出が詰まった場所なのです。
「ここへ来てよかった。直哉、ありがとう」
「いいんだよ。俺もようやく母さんに・・・想いを告げられてよかった」
直哉も私と同じようにこの地の思い出に耽っているようでした。本当にすばらしい思い出の数々が蘇ってきます。その一つ一つが尊く、思い出すだけで幸せな気分になってしまうほどです。さらに心地よい潮風がより一層私を心地よくさせてくれました。
「ずっとここにいたい」
思わず口からそんな言葉が出てしまいました。
「俺もだよ。母さんとずっとここにいたい」
私のつぶやきに対し直哉は何の迷いもなくそう続けたのです。直哉の顔を見ると優しい笑みで私を見つめてきました。
「でもあなたには家族がいるじゃない。だめよ。そろそろ現実に帰らないと」
「そうだけど・・・でももう無理だ。ずっと母さんのことばかり考えてきてようやく愛し合えたんだ。今さら元には戻れない」
直哉は私の身体を引き寄せ、きつく抱きしめました。こんなことをされるとますます私も辛くなってしまいます。つい瞳から涙が溢れ出してしまいました。
「私だって直哉とずっと一緒のほうがいいに決まってるでしょう。あなたのことを一人の男として愛してしまっているんだから」
涙がさらに流れてしまい、そんな私を見て直哉も感極まった表情を見せました。そしてそのまま私たちは顔を寄せ合い、キスを交わしたのです。きつく、互いの唇が潰れてしまいそうなほど強く密着させました。
「はぁ、母さん・・・文恵・・・」
「直哉・・・んん・・・」
背中にまわっていた直哉の手が乳房へと触れてきました。老いた肉体であってもやはり直哉の想いは変わらないようです。愛おしむようにまわすように手を当てて揉んできます。そしてブラウスの襟元を掴むと左右へと引っ張っていきました。ボタンが音を立てて飛んでいき肌が露出していきます。荒々しい直哉の気持ちが私の感情も昂らせていきました。
「こんなおばあさんでもやっぱり好き?」
「もちろんだよ」
ブラを外すと直哉は嬉しそうに私の乳房にしゃぶりついてきました。火照った身体に舌の感触が心地よく、ついいつも以上に声が出てしまいます。
「ああん!」
砂浜に私の声が響き、直哉はさらに硬くなっていく乳首へと当ててきました。太陽に垂らされた額から汗を垂らしながら胸を直哉へと突き出していきます。直哉が着ているポロシャツを掴んで引っ張り上げていくと直哉は自ら浜に脱ぎ捨て上半身裸になりました。
「下も脱いで。かたーくなってるんでしょう」
「とっくに硬くなって・・パンツやぶれそうだ」
全裸で浜に立った直哉の股間には言った通り硬いペニスがそびえていました。私はだらしなく唾液を垂らす舌を近づけていき舐めていきます。舌先で可愛がるように舐めていくと真っ黒なペニスが反応していき可愛くてなりません。昨夜の若いペニスもよかったですが今の直哉のペニスも大好きです。
「文恵は何歳でもきれいだよ。特に全裸が一番似合ってる」
私も全部脱ぎ、ガニ股で直哉のまでフェラチオをしていました。口の中へとペニスを入れていき、頭を大きく振りながら唾液を塗っていきます。持て余している両手で二つの玉袋を揉むとさらにペニスが口内で踊り、元気になっていくのです。
「直哉も何歳でも大好き。このさき50歳でも60歳になってもチンポ舐めたい」
「俺も母さんが80歳でも90歳でも抱きたいよ。うぅ!気持ちよすぎる」
直哉のペニスが膨れ上がり、口内へと精液を出しはじめました。濃厚な精液で喉を潤しながら私も絶頂へと達してしまい脚を広げた股から浜の上に液体を垂れ流してしまいました。アンモニアの匂いが漂い、濃い黄色い液体が砂浜に染み込んでいきます。息子の前でなんとも恥ずかしい姿を晒してしまったのです。
「やだ、息子の前でこんな姿」
一度出始めたそれは自分では止めることができずジョボジョボと音を立てて出ていきました。しゃがみこむと私の出ている部分を興味津々に見ています。
「母さんのその恰好、やらしい・・・いやらしいよ」
直哉はそう言いながら股に手を伸ばしてきます。まだ出しているというのに股に手を当ててきました。出口に指を当てられるとさらに出てしまいます。私の汚らしい黄色い液体で直哉の指がどんどん濡れていったのです。
「やめて、汚いから。そんなことやめて・・や!止まらない」
「母さんのなら飲みたいくらいだ。もっと出して、ほら!ほら!」
「ああん、だめ!だめえ!」
指が食い込んでくると我慢していたものがさらに溢れ出していきました。野外で脚を広げて老婆が催す姿を他人が見ればとんでもない変態だと思うことでしょう。ですがそんなことを想像すると興奮してしまうのです。これ以上ないほどの甘美な快感を味わいながら私は出してしまいました。
「ほら、あっちに行って身体を洗おう」
直哉は私の手を引いて波打ち際へと歩みはじめました。真っ白な浜辺を生まれたままの姿で歩んでいき、その先には私たちの母なる海が待っています。足元をつけると直哉は私へと海水をかけてきました。
「ほら気持ちいいでしょ」
「やだ、子供じゃないんだから」
そう言って私も直哉に海水をかけました。互いに無邪気に子供のように海水を掛け合い、全身が濡れていきます。身体に海水が染み込むと焦げるように熱かった肉体が冷やされ爽快な気分になっていきました。
「また勃ってきたんだ。ここでしよう」
波打ち際で水平線に向かって四つん這いになり、大きく広げた股へと直哉が身体を当ててきました。再び硬くなっていたペニスが割れ目に入り込み、膣内へとスムーズに入っていきます。慣れ親しんだ感触に吐息を上げ、直哉を迎えていきました。
「ああ、いい!ここで孕むまでまたして・・・私を犯して」
「文恵!」
直哉は雄の本能のままに私の背後から突いてきました。何度も受け入れ膣はすっかりと直哉のペニスに馴染み、深く入り込んでも痛みを感じません。快感が駆け上がってきて私は我慢することなく声を上げていったのです。
「ああん!直哉のチンポ!息子のチンポ!!」
「息子じゃないだろ、旦那だろ文恵!」
「私の旦那様!旦那様のチンポ!」
打ち寄せる波に逆らうように身体を大きく振って水面を波打たせました。直哉は私の尻に指を食い込ませ、強く腰を振ってきます。中を擦るように突き刺さるペニスは中で熱気をさらに帯びていきました。
「文恵、文恵!愛してる!やっぱり文恵と一緒じゃないと嫌だ!」
「直哉とずっと愛し合いたい。本物の夫婦になりたい。この先ずっと!直哉の妻でいたいの!」
大自然を前に私たちは叫びながらさらに行為を続けました。私も全身を直哉に向かって振りつけて動いていきます。互いに動きを合わせ、一層直哉が私の奥へと当たってきました。直哉は荒々しい息遣いで腰を振りながら背中へと抱きついてきます。
「もう日本になんて帰りたくない。俺は文恵と一緒にいられればそれでいいんだ。他にはなにもいらない」
背に乗った直哉に顔を向け、伸ばした舌を絡ませ合いました。こんな風に愛し合える男性は直哉だけです。私を心の底から愛してくれ、すべてを受け入れてくれています。私も直哉のすべてを愛しています。このまま私だけのものにしたい、ずっと二人でいたいのです。彩子さんや孫たちには悪いですが直哉は私だけの物であればそれで構いません。私は誰よりも直哉に尽くす覚悟ができています。
「愛する息子だもの。あなたのことは誰よりも愛してる。私もあなただけがいてくれたらもう他のことはどうでもいいの」
「文恵!愛してるよ!」
腰を強く押しつけ、唇を重ねあったまま直哉は射精をはじめました。私の中へと波のように激しく精液が襲ってきます。その感触に悶え、震えながら共に最高の快楽を味わいました。この美しい自然の中で直哉と愛し合えたことはいままでの私の人生で一番の宝物です。
「文恵・・・・日本に帰るのはやめよう。このまま二人で・・・生きていこう」
「本当にそれでいいの?」
脳が蕩けてしまうような誘惑に私はつい笑みを浮かべてしまいました。直哉は嬉しそうに微笑むと身体を放し、私の手を取ったのです。
「それでいいんだ。それが俺の長い間の夢だったんだ。ほら、行こう」
直哉は手を引いて沖へと誘ってきました。手を引かれるままに沖へと向かい、共に手をしっかりと握り合って海へと進んでいったのです。波に揉まれながら裸のまま真っ青な海へと泳いでいきました。
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