[官能小説] 熟女の園 2016年06月
2ntブログ

氷の女王 外伝~黒人傭兵に犯されメスに堕ちてしまう女王~

息子のウィリアムとの肉体関係を持っていないイザベラの話です。
パラレルストーリーとしてお楽しみください。

※随所に差別的な表現が含まれていますが時代を演出するために行っていることです。人種差別を肯定するわけではありません。



「陛下、黒豹戦士団が謁見にまりました」

 ブレウッド帝国の王宮に珍しい来客がやってきました。私が待ちかまえる謁見の間の扉を衛兵が開けると黒い集団が入ってきました。手には小さな鉄の盾、そして斧のようなものを持ち、防具はほとんど身につけていません。いえ、防具どころか衣類は腰巻の布だけなのです。露出した肌はまるで炭で塗ったかのように黒々としています。その異様な者たちが謁見の間に足を踏み入れると衛兵や従者たちは恐怖を感じているようでした。

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花と若葉 ~クランクアップ 離れ離れになる二人が選んだ道~

 二週間が経過してついに撮影は最終日を迎えました。
 ほぼこのロケ地での泊まり込みでの撮影でスタッフも共演者も皆家のように仲良くなっていました。だからこそ撮影が終わりみんながバラバラになることに寂しさがありました。
 長年女優をやってきた上でもとても印象に残る現場でした。それは女優としてでもありますが女としても忘れられない現場です。

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花と若葉 ~隠れて愛し合う二人、秘めた思いを実らせた少年~

「お疲れ様でした」

 今日も無事撮影が終わり夕方には旅館に帰ることができた。世間の注目度が高いこの「花と若葉」という作品は僕にとっても特別な作品になるだろう。なぜなら大好きな白鳥小百合さんと恋人同士という役で共演することができているからだ。

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花と若葉 ~演技ではなく本心から恋人として求め合う~

「よしOK!今のシーンは完璧です」

 撮影は厳しい監督が完璧というほどいい画が撮れているようでした。

「さすが白鳥さん、日に日に演技が向上してますね。それに応えるかのように前澤くんの演技も素晴らしい」

「ありがとうございます。監督」

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花と若葉 ~還暦女優が女を取り戻す日~

 「花との若葉」の撮影は大きなトラブルが起らず順調に進んでいました。そのことには監督も大変満足されているようで機嫌をし良くされています。映画づくりに真剣すぎるあまり役者泣かせとまで言われた名監督にはめずらしいことです。

「前澤くん、今のシーンよかったよ。顔には出さない隠した恋心がうまく出てるね」

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花と若葉 ~若き俳優と熟年女優の禁断の恋~

「ぜひこの役を小百合さんにやっていただきたいと思っています。この役は小百合さためにあるようなもの、私はそう思っています」

 舞台の控室にやってきたその人は私にいそう言って資料を差し出してきました。それは新作映画の資料でした。私のもとにやってきたのは日本を代表する名監督で今度の作品に私を起用したいとわざわざ脚を運んでくれたのです。
 私、白鳥小百合は10代のころから役者をやってきてもう半世紀になろうとしています。国民的女優と呼ばれるようになり賞を頂いたことも何度もありました。日本を代表する女優だという人もいます。
多くの映画に出演して参りましたが今回は私にとって異色な作品でした。

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書生と夫人

 時は大正9年
 日本は欧米諸国にも劣らないほどの発展を遂げて華やかな時代を迎えていたころのことです。

 その頃、私、坂上八重は上野の一角にある屋敷に住んでおりました。
 貿易商をしていた夫は巨万の富を築き上げ裕福な暮らしを送ることができていたのです。子供たちは独立し、仕事が忙しい夫は家を空けることが多く私は屋敷で悠々自適な生活を送っていました。
といっても実際には私以外に使用人たち、それに下宿している者が一名おりました。

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   ※注意※
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