戦下の親子 戦後編~離島で平和な日々、収まることのない性欲~
「吉岡先生さようなら~」
戦争が終わり5年、いま私は九州の離島で暮らしています。故郷を離れて私たちを知る人が誰もいない場所を探し歩いてここへ流れ着いたのです。島民500人ほどの小さな島で親子3人で暮らしています。
終戦の混乱のためか、役場へ夫婦として申請すると認められて私たちは法的にも夫婦として認められたのです。もちろん血の繋がった親子だということは隠して年の差夫婦ということになっています。島民の方々はだれも疑いもせず、年の差を悪く言うこともなく皆私たちを受け入れてくれました。
戦争が終わり5年、いま私は九州の離島で暮らしています。故郷を離れて私たちを知る人が誰もいない場所を探し歩いてここへ流れ着いたのです。島民500人ほどの小さな島で親子3人で暮らしています。
終戦の混乱のためか、役場へ夫婦として申請すると認められて私たちは法的にも夫婦として認められたのです。もちろん血の繋がった親子だということは隠して年の差夫婦ということになっています。島民の方々はだれも疑いもせず、年の差を悪く言うこともなく皆私たちを受け入れてくれました。